2015.08.09 超★超歌劇『幕末Rock』 ミュージカル幕末ロック 幕ミュ再演 マチソワ大阪 追加シーンと感想 ④
再演追加シーン・演出など
★舞台の4か所に赤いパトランプ設置
ペンライトを振っていい時には点灯しグルングルン回る。分かりやすい!!ペンライトを用意しろ!などの指示は健在
★OP龍馬セリフ
幕あいた瞬間、もっくんと背中合わせになってるシーン
初演では「それじゃあ始めるぜよ!」
再演は毎回違うことを言うようになりました
マチネ「来たぜ大阪――――!!!」
ソワレ「大阪千秋楽はじまるぜよー!!!(客:キャアアアアア!)
大阪終わっちゃうぜよーー!!(客:イヤアアアアア!!!)
だから盛り上がっていくぜえええええ!!!(客:ウオオオオオオオオ!!!)」
東京では客席とのコール&レスポンスにまで発展してる模様
スタンバってるもっくんが背中を震わせながら笑ってるのがとてもキュートです
★ブラックバタフライ(井伊コニーソロ曲)
初演カテコから、井伊のペンラの色は何色か?とか、アメスタでは井伊にもペンラ振る曲有れば良いのに、とか、言ってましたが
パトランプ点灯しないものの、客席では無点灯のペンライトが振られる
客席の愛を感じます
シリアスシーンの曲やバラードでは、客席大人しく見入ってるのできっと愛です
※2015.8/14追記
8/14東京公演からパトランプが光り、ペンライトを振ってもいい事になりました!!
8/15マチネ前説のお登勢さん
「ある楽曲についてもパトランプ光るようになったから!色は光らせないか白か、白か。
まぁ2回言ったから空気読むわよね!振ってくれたら多分歌ってる子がめちゃくちゃ喜ぶはすだから、空気読みなさいよね!」
コニー良かったねぇぇぇぇ!!
★カテコの井伊小谷
お辞儀した後、両手を大きく広げて、指先だけチョイチョイ!!ってして
アンサンブルを呼び寄せて、すっごい笑顔でワンコーラス踊る
コニーが超キュート
★高杉衣装
マイナーチェンジし着物の下に襦袢装着
生足チラ見せ率が格段に下がりました
初演はチラ見せというよりも、ほぼ見えてたから
襦袢が仕事しまくってます
★龍馬・桂・高杉の出会い
矢田桂のハリセンさばきがものすごくグレードアップ
舞台下手から両手をブンブン振り回し踊るように走ってきて、1回転してからスパーン!!
★スモーク導入
龍馬がロケットで京から江戸に到着する時
高杉が龍馬をピストルで撃つ時
キャストが隠れるぐらいの煙幕発生
もっくもくすぎて、煙幕の消え待ちの間あり
★ペガサス
空中で停止し、ヒデ様熱唱
ペガサスから飛び降りる時の美しさ
着地音がしない!
★オーバーミラージュ
龍馬が後ろでノリノリでペンライト振るのは初演と変わらず
再演では最後にはヲタ芸を始める
途中で疲れてゼイゼイしてるのを桂さんに介抱してもらってるのが可愛かったです
★沖田のエレクトーン
肩掛けタイプに進化!!
しかし弾いてる印象が全くなかったw
弾いてたかな??
★桂と高杉の出会い
「再演バージョン」に
歌詞も「再演」や「二代目桂」へ変更
初演と立ち位置が変わり、龍馬を挟んで下手に高杉、上手桂に
手をクロスさせる良知くんと、泣きそうなもっくん、ドS顔で微笑む矢田ちゃんが同時に見られて最高に可愛いシーンになってます
(龍馬は、ハケ際に「ミュージカルやなくて宝塚やぞ!!」梅芸がヅカと縁深いので大阪スペシャル仕様なのかも)
★お登勢三つ子
桂の前に現れるのは「地縛霊」おハセ。お盆なので移動可能中
ポルターガイストやラップ音で桂を驚かせる
桂とおハセさんの日替わりのやり取りには毎回火花が散って見えるほど
激しかったです
ハケ際には桂に塩を撒かれ溶けそうになる
江戸在住のロボット型オセセ
コロッケが好き
ダイナマイト型巻物を出した時に、ヒデ様沖田の隠れ方が超可愛い
初演ではピアノの後ろに隠れていたが、再演では片足上げて壁に張り付いている
★龍馬のロケット移動
移動中にエッフェル塔・通天閣・くいだおれ人形が通過(※大阪スペシャルの可能性あり)
★変なおじさん近藤
龍馬に新撰組ライブチケット渡す時
サングラスにカーディガン・メガホン・サイドバッグの怪しげな業界人風
★紙ふぶき
五色繚乱で大量の紙ふぶき
★客
最高に訓練を受けた客。調教されすぎ
ペンライトの点灯・消灯・カラー変更完璧
合唱も完璧
再演で一番パワーアップしたの、実は客かも
★前説
お登瀬の楽しいペンラ説明に、歌唱指導が加わる
実際に歌わされるので、客が劇中で歌いやすくなってた。初見に優しい!!
★ダンスと新曲
ゲームしてないのでどの曲が加わったのか分からないんだけど
輝馬土方が歌う「もっと歌わないと~♪」ってサビの曲は凄く心象に残った
ウルトラソウルズの土方と沖田が歌い、龍馬・桂・高杉がダンスする曲もあった
3人が同じ振り付けなので、それぞれの個性が出てて面白かったです
立ち位置は、下手もっくん、センター良知くん、上手矢田ちゃんでした
前作に引き続きカテコは「絶頂DAYBREAK」
パージした後に「♪yeah yeah 音楽とはなんだ♪」
から全員同じ振り付けを踊るのですが
「流れる血潮が駆け巡る」の所で右足を後ろ方向に蹴る振りがあって
ここが全員違って凄く個性が出てるので、これから行かれる方は違いを見て欲しいです
もっくんは着物の裾を気づかって素早く方向転換して控え目に
矢田ちゃんは飛び蹴りか!ってくらいジャンプして蹴った後また足を引き戻してスチャ!っと着地
良知くんは手の振りも加わってダイナミックな印象
ヒデ様は省エネでかなり振りを省いてアレンジしてるようなんだけど、キメるポイントはビシッ!としてるのでとても美しくて、エロい
輝馬くんは長い手足を生かして大きい振りになってます。輝馬くんの振りが一番基本に忠実なんじゃないかな?と予想
★セリフの変更
直接的なセリフが増えた印象
例えば、近藤が死ぬところ
龍馬が「すごい怪我、大丈夫か?」っていうから、あーすごい怪我なんだなって分かるし
沖田が「死ぬなー!!!」って言うから、あー死ぬんだなって分かるし
近藤が「いつまでもお前達を見守っている」って言うから、あー死んだんだなって分かる
セリフ無しで役者の演技力で分かるように出来るけど、直接的でより分かりやすくなってた
説明セリフで片付けるところが、幕ミュの雰囲気にあってて、じっくり演技して間延びしてた初演よりスッキリした
感想
良知くんの稽古期間が2日くらいなのをリアルタイムで見ていたので、仕上がりどうなのか少し心配していたのだけど、杞憂でした。最高でした。
初演よりストーリはすっきりシンプルに、演出はグレードアップ!
新曲増えて、セリフは三分の一位減ってるんだけど、ストーリーがまとまってる
と感じるのは脚本が洗練されたからかな
説明セリフが増えて、役者のスキルが必要なくなってた気もするけど、舞台がほぼライブだから、とても良かった
例えば、メインキャストが散るシーン
初演はそれぞれが、龍馬への想いを伝えながら華々しく散っていった印象だけど
再演ではあっさりしてて、次のシーンで龍馬の心情風景として、後ろで力を与えるように見守る、に変更
4人の想いを背負う龍馬が分かりやすく表現されていた
ラストシーンのセリフも良くなってた
「みんなの想いを『ワシ一人で』背負っていく!だから『天国で』見守っててくれ!」
『』部分が今回加えられたセリフ
龍馬は、みんな死んだと思ってる事が分かりやすく、後のシーンがより引き立った
構成は、龍馬.桂.高杉が出逢いロックを志す前半はそのまま、土方沖田と共にウルトラソウルズを結成し一緒にライブするまでが丁寧に描かれて1幕終了
桂の悩みシーンも、松陰に自分の中のロック魂を見つけ出してもらうという、心の交流が分かりやすく深く演出されてました
土方沖田のピースソウル覚醒と近藤の死も、初演よりあっさりして、死んだ後に近藤が二人を見守る演出が加えられた
役者の演技力で近藤の死と魂の離脱を表現してた初演より、直接的で分かりやすい
ライブとコメディーシーンが増加したので、役者がじっくり演技する時間が減り、直接的な説明セリフが
加えられたようなんだけど、それがライブと演技シーンをテンポよく繋げていて、スピード感出していてすごくスッキリした印象
ライブに焦点当て、演技部分をバッサリカットしたのが成功していたと思います
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