観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2015年11月8日 舞台 「黒執事 地に燃えるリコリス 2015」 生執事 マチソワ 感想 レポ ① 新キャスト (古川・矢田・坂田)

ネタバレ100%なので閲覧注意!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
古川雄大さん(セバスチャン・ミカエリス)
 

素晴らしかった!

新しいセバスの誕生!!!
松下くんのセバスとは違ったアプローチで
新しいセバスが誕生してました
ゆんが、アニメや原作から、一から作り上げた
セバスってかんじでした
 
身のこなしが優雅
高級ホテルのホテルマンみたい
そして顔ちっさい
目が笑ってない作り笑いからの真顔
とか目線の演技や
下唇噛むなどの細かい演技
してたけど、最後尾からでは分からないな
顔ちっさすぎるんだもん
全く笑ってない笑顔は、アニメのあの糸目の笑顔再現でした!
 
シルエットが完全に2次元
細くて足長い
立ち姿が、反り腰というか、横からみたらS字になってて
執事服だと余計に強調される
悪魔度が増すと猫背になるのが印象的!
 
 
殺陣はしなやか
そして優雅でダイナミック
うえたくグレルとの殺陣もタイミング良く
しなやかで美しかった
ソワレでは、デスサイズを白羽取りするとき
ちょいちょい取り損ねてた
アレ、思った以上に難しいらしいです
 
ソワレでは疲れてたのかちょっと甘噛み
「ただ」とか「られ」とか舌が回ってないかんじかな
しかし、セリフ噛む事はなく、一度言い直す事があったけど
わざと2回言いました風になってて、違和感なし
セバスの独特な喋り方に近づけつつ
ゆんらしいトーンで無理に作り込んでないので
セリフが聞きやすかった
 
歌はすごーく良かった
「ちぇっくめーーーーーいーーとーをーーーーーーーーーーーぉぉぉ」
位のビブラート
とても好みだった
素直な歌い方で正統派ってかんじ
だからか、真面目な印象
コメディセバスではない
何につけても上品
 
松下セバスは、なんかセリフに強弱があり
それが余裕というか、独特の間があったけど
ゆんセバスは
セリフも歌も一音一音はっきりしてる
そして歌は素直な歌い方
透明感があり、あまり息が入らない歌声
最後の最後にちょっとビブラート入れるから
ロングトーンが上手いんだと思う
村井良大くんとかと同じカテゴリの発声
音程はとても安定してる
松下君より安定してるかもしんない
(松下セバスは、フェイクやミックスボイスでセクシーな印象)
だから、セバスの印象が真面目に感じたのかも
声量も充分だった
圧倒的というよりは
通る声なのでよく響いて際立つかんじ
「降りやまぬ雨」のキャスト全員のコーラスに埋もれない
劇場の音響も良かった
音の最初からしっかりした声量と音程で歌い出すので
とても聞き取りやすい
ロングトーンの途中からやたらと声量が上がるとか無いので
そういう歌いかたも
上品真面目セバスな印象を作っているように感じた
 
 
マチネは、全公演中の2公演目だった事もあり
まだ固いのか、演技に遊びが無かったけど
ソワレ(3公演目)には、セリフの言い方を変えて
ささやき声にしたり
面白要素入れてきたので、今後変わってくるかも!
 
公演を重ねて、ゆんセバスがどう成長するのか
とても楽しみです!!!!
 
 
 
 
 
 
矢田悠佑さん(チャールズ・グレイ  Wチャールズ)
 
矢田ちゃんは殺陣がキレッキレ
踏み込みや手足の角度が綺麗で
ビシッ!ときまる
その前後に、こまめに立ち位置確認してた
下の数字結構見てた
私の前が立ち位置だったのでよく分かった
殺陣の後汗スゴイ
殺陣の合間合間で髪の毛を直す仕草が
そういう演出なのか、たまたま毛が乱れたのか?
 
歌は広瀬君とすんごい綺麗にハモってました
こまめにビブラート使用する歌いかた
矢田ちゃん
「ダーブルチャアァァァァるぅぅずぅぅぅ」
(小文字はビブラート)
もっくん
「だーーぶるちゃあーーーーーるずっ」
このくらい違う
でも、もっくんと広瀬さんより綺麗に聞えた
声質が合うんだと思う
矢田広瀬
とにかく広瀬さんが歌上手いのでアルト支えて
矢田ちゃんのメインが綺麗に乗るかんじ
 
演技に関しては
アニメの小悪魔しょたキャラを上手に取り入れてました
セリフの言い回しも、アニメに寄せてる印象
今回はWチャールズがコメディ要素担当で
広瀬フィップスといいコンビ
ダンスパーティーでハケ際に
もんのすごい跳躍力でスキップしてました
 
Wチャールズとして見ると
グレイ&フィップスが
柔と剛、小さいのと大きいの、ツッコミとボケ
と、とても良いかんじに対比されていて
キャラが立ってた印象
 
こちらも、セバスと同様、新しいグレイ誕生でした
 
 
 
 
 
 
細い!!とにかく細くて華奢!!
横からみたらウエストがめっちゃ細い!!!
 
演技に関しては、可もなく不可もなくってかんじ
今回のストーリー自体が、メイリンが前面に出るエピソードではないし
使用人ズではただ一人、メイリンだけ日替わりがないし
歌声も出しゃばらず、控え目
舞台に溶け込んでてとても良かったと思います
声を、無理にアニメのメイリンに寄せてなかったのも良かった
二丁拳銃での殺陣は、矢田ちゃんに目が行きがちだけど
下手だと逆に目立ってしまうし
その点も可もなく不可もなく
悪目立ちせず、舞台の雰囲気を壊さず
今回の舞台でのメイリンの立ち位置的にも
成功していたと思います