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観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

 2016.04.01 浪漫活劇譚 舞台 「艶漢」 ソワレ ニコ生

【注意】原作コミック読んでません。舞台版のみの感想です

 

 

 

三上俊さん(吉原杏里 役)

 

みかしゅんがスゴイ!!

チケット代の7割みかしゅん

最初から最後まで釘づけ

みかしゅんファンは絶対観たらいいと思う

前から、いい俳優さんだと思ってたけど

こんな演技も出来る人なんだと、再発見

そして体が物凄く動くね

身軽!!

寝転んだ状態からのジャンプして立ち上がる技(名前知らない)

片手側転

攻撃するときの立ちブリッジ(立った状態からブリッジするアレ)

セットの上から飛び降りるシルエットさえ美しい

キャラの立ち姿と再現度が高くて驚き(原作見てないけど)

衣装は着てる方がエロいというか

衣装着るというより、服脱ぐ(御本人談)

みたいなぶっ飛んだデザインで

この衣装着こなせる人って、限られてると思う

でも漂う品の良さ。ミラクル!!

パンイチの時間も長いし

M字開脚とかえび反りとか、ビジュアル的にも突き抜けてて

本当にすっごかった

キメポーズがいちいち美しい

片足上げて踏みつけるポーズがあって

足が上がる角度ヤバかった

二次元でしか見た事ないような角度でした

 

みかしゅんが持ってる魅力を出しまくり

鍛えられた美しい体・バネのような身体能力・特徴的な声色

存分に堪能できました

私が見た舞台では

女性役とか、ふんわりした役や品行方正な役が多い印象だったけど

すごくイイ方向にイメージ変わりました

 (3ヶ月前からキノコと野菜を食べて体を作ってたそうです)

 

この舞台、一般席は5900円で、プレミアムは11000円っていう値段設定なんだけど

いいとこ突いてると思う

近くであのビジュアルとあの衣装と演技が見れるんだから

倍近い値段は正解

役者さんが作り上げた美しい肉体と衣装が綺麗です

 

あと、みかしゅんと櫻井くんはマイクしてないように見えたし

音響的に生声かな?と思った

生声ならなおさら近くでみたいよね

 

続編があるなら絶対観に行きたい、って思わせる

三上さんの演技でした

 

 

 

櫻井圭登さん (吉原詩郎 役)

櫻井くんの頑張りがチケット代の2割かなぁ

初日10間前に急遽代役で主演に抜擢された櫻井くん

ゼロからここまで仕上げたんだから頑張ったと思う

ほさかさんが「必死で喰らいついてきた」と表現してましたが

そういう一生懸命さって見てる方にも伝わってくるものなんだと思います

体当たりってか、さらけ出してるのが感じられます

なりふり構ってないかんじがとても好感が持てました

 

声とかセリフの言い方とかキャラの作りこみは

惜しいなぁって感じる所も多々あり

もう少し時間があれば、稽古できてれば、もっと完成度が上がった気がする

詩郎は常にノーフンで半裸の艶のある役なんだけど

声の発声の仕方が「男の子!」ってかんじで

もう少し色気が欲しかった

時々「お!いいな!」って時があって

櫻井くんに余裕があればきっと出来た気がするんだよね

あと、台詞を言うのに必死でとても早口

聞き取りにくい所も多かった

立ち姿は、ジョジョ立ちみたいな特徴あるポージングで

常に腰入ってたり片足に重心かけてるかんじなんだけど

キメ台詞の時なんかは出来てるのに

芝居に集中すると両足で踏ん張ってるかんじ

演技が多くなる真ん中部分は稽古不足かなぁ

みかしゅんはその辺もしっかり作り込んでて

360度どこから見ても「杏里」

セリフ無くて立ってる時でさえ杏里オーラ

しかし「惜しかった」って思わせる位に持ってきた所が

もう凄いのかもしれない

 

殺陣と体のキレは文句なし

とても良かった

短い稽古期間であれだけの殺陣が出来るのは

櫻井くんの元々持っている才能なのか

殺陣ではとても体が動くし、キメ角度などが美しい

刀を持ち替えて、汗をぬぐうしぐさが色っぽかった

下半身の踏み込みとか、足の開きとか綺麗で安定感ありました

体型も少年っぽくていいと思いました

櫻井くんは、体を作る時間が無かったと思うから、普段からあの体型をキープしてるんだろうな

あと、目線とか表情とか細かい所で良いところもあった

ほんとに「すごくいい!」所がチラチラあって

そういうとこを感じるに付け「もう少し稽古できてればなぁ」と

残念に思う所が引き立つという ジレンマ

 

手先に表現が付いて来たらもっと良かったな

でも、時々手先が耽美な時もあって

もう少しネッチョリセリフ言って欲しいー

 「あ、今の言い方いいわー」

と感情が忙しくなってました

殺陣は美しかった

殺陣のシーンではとても詩郎ぽかったです(原作読んでないけど)

 

色々思う所はあったけど

次があるならまた櫻井くんで見てみたい

と感じるくらいには良かったし、

こなれてガッツリ稽古した詩郎をみたいと思いました

 

カテコでも、一生懸命で緊張してる様子が伝わってきて

「頑張ってるイケメン好き」にはグッときました

急遽の代役で、主演で、セリフ量も多く、ほぼ舞台に出ずっぱり

そして初めての座長と、櫻井くんの負担と背負ってるもの 

大きいんだろうなー

最後の挨拶ぐらいは、みかしゅんか拓馬くんが変わっても良かったような

櫻井くんが、一生懸命に言葉を選びながら

お客さんにご挨拶している横で

背中をそっと支える拓馬くんが超イケメてました

ハケル時に、櫻井くんの頭を撫でてるみかしゅんも最高です

(頭に乗った桜の花びらを取ったのかもしれない)

 

その他

後の1割は衣装とセット

衣装の完成度が高い

特にみかしゅんと櫻井くんとまりっぺのが好きでした

独特の世界観を作ってます

セットも工夫されてて、異質な世界観が出てました

ふすまを分割してアンサンブルが持って移動する事で

色んな空間を表現してました

最後の杏里と詩郎の殺陣でも、ふすまがいい仕事してました

舞台の後ろに大きな桜の木があって印象的

セットの2階部分から、後ろに向かって飛び降りるシーンがけっこうあって

「!!!」ってなる。特にみかしゅん杏里

セットの階段と右にある赤い橋が雰囲気あって素敵でした

 

キャスト全体で見ると、キャラの完成度にばらつきがある印象

詩郎役の櫻井くんは仕方ないとしても

早口すぎて何言ってるのか分からなかったり

キャラになりきれてない人が気になった

三上さん・田上さん・堀越さんはとても良くてキャラが濃かった

凄く完成度高くて完璧に役になりきってる人と

んんん・・・?って人の差がありすぎて違和感

ノーマイクなのかなと思う所が多々あったので

生声でセリフを届ける為に声張らないといけなくて

声作るのが出来なかったのかな

残念で惜しいなと感じる所と

ものすごく完成度が高くて

世界観にどっぷり浸れるところとの温度差が

激しかった

 

艶漢は、原作読んでないけど面白そうだと思ったし

更に脚演のほさかさんの舞台が大好きなので

興味を持ったのだけど

脚本はやはり上手いなと思う

世界観の表現、謎解き、殺陣、キャラ立ち、次回作への布石のバランスがよく

スッキリとした印象

ただ、初演なのに2幕構成で少し長いと感じた

あと役者が早口になるのはセリフ量が多すぎなのではないだろうか

 

舞台に映える世界観で、衣装やセットも凝ってるし

魅力的なキャラクターがたくさんで

耽美な内容が女性にウケそう

みかしゅんの杏里見るだけでも価値があると思う

他のキャラクターがみかしゅん杏里くらい突き抜ければ

ものすごい勢いのある作品になると思う

 

これからいいコンテンツになりそうな要素はたくさんあるので

再演や続編があるといいなと思います