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観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

ミュージカル 「黒執事」 -地に燃えるリコリス2015 DVD感想 ①

舞台 黒執事 2015 観劇レポ 古川雄大

OPから鳥肌立ちっぱなし!!

ゆんセバスの歌声に心鷲掴みにされっぱなし!!!
 
大阪で見たときより悪魔になってるー!!!
OPの「さあ、選んで」がまさに「悪魔の囁き」
ニヤニヤしてるゆんセバが超悪魔!
細かい表情までしっかり見られて映像の良さがここに!!
 
OP契約後の「かしこまりました、小さなマイロード」まで悪魔で
暗転後の「坊ちゃん?」から執事になってる!!
 
演じ分け、こんなに出来てたっけ?
公演を重ねて解釈が深まったのかな
 
OPから「ヤバイ!!」
しか言えずにラストまで見切ってしまいました
 
舞台で見たときは、真面目な歌声だと感じたけど、DVDのゆんはすごくエネルギッシュで伸びる
 
目線とか悪魔だよーー!!
 
松下セバスも大好きなので
初演映像も見返して
ゆんセバ→松下セバス→ゆんセバ→松下セバス
とエンドレスリピート
お菓子の甘いの→しょっぱいの→甘いの→しょっぱいの
並みにエンドレスリピート出来る
 
この二人は、もう神レベルの完成度なので
「どっちがいい・悪いを比較する」ではなく
セリフ解釈の違い、演技の違い、歌い方の違いを堪能して
ただ興奮する、という変態的楽しみ方が出来ます
 
以下、個人の感想を延々と述べたいと思います
 
松下セバスとゆんセバスの魅力を比較
 
松下セバス(松下優也さん)
やさしいオオカミみたいな雰囲気
野性味溢れてて、ドラマチック
セバス時の人間っぽさ中心の演技で
時々悪魔が出る
人間界に馴染んできてて、執事の仕事もわりと楽しんでそう
使用人ズもなんだかんだで面倒見てるし
シエルの事は甘やかしつつ見守ってて
シエルとの間に「契約」だけの関係でない何かがあるような
シエル自体に興味がありそう
曲の時シエルに向かって歌う「あなた」の発音に愛を感じる
松下くんは母音の発音が吐息多めでセクシーで
「あ」の発音がエロいので
シエルに歌いかける
「あなた」や「あるじ」などの歌い出しがエロくて
耳に残る。
特別な感情を持っているように感じられます
悪魔でありながら父性のような深みがあって
もしかしたら、最後魂を奪わないかも・・・
そんな絆があるのかもと期待してしまいます
松下君が今まで何作も演じてきた、役への深みや
歴代シエルに対する愛着なのかなぁ
捜査に協力する時も
シエルが答えにたどり着くのを「待っている」かんじがした
シエルを見つめている時間が長い
ED(リプライズ)でも微笑みを浮かべながらシエルを見て歌います
(獲物を狙うギラギラ感を隠しながら微笑むという最高の演技)
でも、最後の暗転前にシエルを見る目が
「カッ!!」<●><●>で悪魔目発動で
「やっぱり悪魔だった!!」ってギャップでメロメロ
ここの演技は必見!!!
(※個人の感想です)
 
歌はエモーショナルでセクシー
音程や発音がファジー
歌詞の一言ずつよりも
全体の流れやメロディーの盛り上りを重視してる印象で
甘い歌声の中にワイルドな発声がまじり
ドラマチックな歌声です
それでいて、表情も変えずに直立不動でほとんど動かずに
どっしりとした体勢で歌います
安定感と包容力、圧倒的感が感じられます
 
松下君がインタビューで
「悪魔感を出す為に表情を変えずに歌うことに気を付けてる」
と話してたので、意識してるのでしょう
その中に所々入る振りがキレてて「悪魔感」出てます
歌声は甘くて情熱的
魂を狙ってる悪魔の欲望や
原作の耽美な雰囲気が感じられ
抑えた表情とキレッキレな振りのギャップ!!
このバランスが素晴らしい
セバス(人間)寄りでありながら、
悪魔の演技のスパイスが効果的で最高に魅力的
全体的にコメディ色が強いのも松下セバスの特徴で
今の原作の雰囲気に近いのではないでしょうか
 
 
ゆんセバス(古川雄大さん)
頭が良くて飼い主さえ小馬鹿にしてるドーベルマン
上品で冷淡
悪魔が「執事」やってます感が溢れてる
セバス時も冷静で品がいいのに「目が笑ってない」
現在は主人と執事という関係で世話をしているが
セバスにとってシエルはただの獲物
根底には「契約」で一緒に行動してる距離感や緊張感が感じられます
捜査に協力はしても手は貸さない
シエルが答えにたどり着こうが失敗しようがどっちでも良くて
シエルがどうするか冷静に観察してるかんじ
美味しそうな魂のシエルを早く手に入れたくて
ウズウズしてるから、最後は絶対に魂を手に入れるんだろう
OP・ダンスパーティ拉致事件後・ED(リプライズ)で
猫背になって悪魔目発動
ニヤニヤしてユラユラしてる悪魔の演技が最高に気持ち悪くて
人外感ハンパナイです
ラストの暗転前はシエルと同じ方向をみつめ
悪魔感ひっこめてから、
セバスっぽく品よくシエルを横目で見てますが
最後に「ニヤリ」とします
「ぎゃあああ!やっぱ悪魔じゃん!!」
ってギャップにメロメロ(※個人の感想再び)
 
歌は、音程と歌詞ひとつひとつを大事に発声してます
歌詞がはっきり分かる!
東宝のミュージカル畑で育ってきた
伸びの良い、歌唱力が堪能できます
歌う時に振りや表情が豊か
ゆんは歌う時に手がぴーんとするところが物凄くキュートなんだけど
個性を生かした振り多めのナンバーです
劇場でゆん単体で見た時は
「この曲振りが付いたんだ」位のかんじだったけど
DVDで比較して見ると
ゆん、動く動くwww
(声を張る時に動いてしまうのをごまかしてるのかも)
セバス時の演技が淡泊なので、歌の時に感情が溢れてるのが
欲望むき出しにした悪魔感出てて最高です
 
ひざまずく時、燕尾のテール部をシュっと払う所作が
最高に美しいです
あと体型が2次元
恐ろしく手足が長くて綺麗
体型も人外
「イエスマイロード」で
胸に手を当ててお辞儀する時
足の曲げる角度も物凄く美しい!
人間離れした美しさ
そこがまさに悪魔っぽい
悪魔感あふれるセバス最高にヤバイです
原作の初期、特に切り裂きジャック篇のセバスそのもの
 
 
 
演技から解釈の違いを比較
(違いが好みの演技部分)
 
まずOP
 
ゆんセバス
 
呻き声が、大阪と全然違ってビックリ!
じいちゃんがお風呂に浸かった時並みの「あ~…」
どこからあんな低い声が出るんだ?!
執事セバスとのギャップが映えます
登場時超悪魔!!!
今、人間界に舞い降りてきたよ!
ってかんじで
周りをキョロキョロうかがってたり
マントの中に潜む時間が長いです
シエルと契約を結ぶ瞬間の
「さあ選んで・・・」
がまさに「悪魔の囁き」
ささやき声なんです
そそのかしてるってかんじ
敵(?)を倒す時には悪魔の力を使うのを楽しんでいるようで
シエルの事は全然見てません
敵を全滅させた後、シエルに対して
「さ、倒したけど、どうする?」
って冷淡な目で見つめます
からの、
「かしこまりました、小さなマイロード」
ここまでが悪魔
 
暗転後のファントムハイブ家での
「坊ちゃん、坊ちゃん?」
で一気にセバスの優しい声に変わっていて
ギャップにズギュンです
 
 
このシーン、松下セバスは
シエルを地獄から救ったような
そのために契約したような
悪魔がちょっとした気の迷いでシエルという一つの魂を
気に入ったんじゃないかと思わせる印象を受けます
だから敵を倒す時もシエルから視線を外しません
敵を見もしないでどんどん倒すとこが悪魔っぽい
 
「さあ、選んで」
は、子供を諭すような誘導するような言い方です
その後にやりと笑った後に
シエルを見つめながら敵を倒すのです
 
契約後初めて言うはずの
「かしこまりました、小さなマイロード」
ここはもうセバスの言い方
シエルの夢の中なのかもしれません
 
暗転後のファントムハイブ邸へ自然につながっていく
印象をうけました
 
あと「ここからはあなた次第~♪」の振り付け
松下くんは
アンサンブルと一緒に左右にユラユラする演出
大好きです!!
悪魔の炎のユラユラっぽくて良くない??
ゆんはセットの上で、手を前に伸ばしながら高らかに
歌い上げてるのに変更されてます
下ではアンサンブルがユラユラ
悪魔の下から炎が立ち上るみたいで、これはこれで良いんだけど
ここは初演の振り付けの方が好きで
変わってしまったのが残念な演出です
ゆんも、ちょっとでいいから左右に揺れて欲しかったな~!
 
 
解釈の違いで好きなところ一個書くだけでこの長さwww
引き続き次回で延々と垂れ流したいと思います
 
 
参考までに
舞台 黒執事 の歴史
①2009年 5~6月 「音楽舞踏会 黒執事 その執事、友好」
②2010年 5月  「ミュージカル 黒執事 千の魂と堕ちた死神」
③2013年 5~6月「ミュージカル 黒執事 千の魂と堕ちた死神」(再演)
④2014年 9~10月 「ミュージカル 黒執事 地に燃えるリコリス
⑤2015年 11月 「ミュージカル 黒執事 地に燃えるリコリス2015」(再演)
 
作品は5回目の上演だけど、内容は3つです
①②は制作会社や主催が変更している為か
現在のHPに載っておらず分かりにくいです
②「千の魂 初演」のDVDは絶版になってるみたい
③~は同じ主催が興行してるのか、繋がってるようです
 
「千の魂」は内容がとっても耽美で
松下君は歌い方をめちゃくちゃ甘めに変えてるので
 こちらもオススメです
特に③の再演のパワーアップ具合がハンパないです
 
舞台時感想↓