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観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2016年5月25日 1789 バスティーユの恋人たち 東宝 梅田芸術劇場 マチソワ 感想 キャスト ②

小池徹平さん (ロナン・マズリエ 役 Wキャスト)

 

アイドルだとあなどっててゴメンやで、って位には良かった

ガチミュージカルスターキャストの中でも上位に来るぐらいの歌唱力

若手の歌ウマなんか軽く凌駕してたわ

こんなに歌える人なんだって知らなかった

明るくて伸びる声

低音も高音もよく出るしファルセット使わないし

難しい曲でも不安な所が一個も無い

安定感も抜群で、音程と声量しっかりしてて

歌声のエネルギーがスゴイ

上手くアイドル臭を残しつつミュージカルやってるかんじ

オーラが明るくてキラッキラして、元気ではねっかえり

「革命しちゃうぞ!!!!」って理想に燃えてるかんじ

徹平君はアイドルで、可愛いほんわかしたイメージだったんだけど

全然違ってましたわww

もんのすごく元気な農民臭がする

公園で浮浪者と一緒に寝泊まりしてても大丈夫!!って説得力ある

意志が強く、身分が上の革命家仲間にも対等にぶつかっていって

生意気な田舎の農民

「名もなき革命家」ってのが本当にピッタリだった

めちゃくちゃ良かった

ゆんロべスピエール・大ちゃんデムーランと肩を組んで歌う

印刷所のシーンでは、背の差がありすぎて

ゆんと大ちゃんが屈んであげてるのがズギュンしたww

ゆんとだいちゃんが大きいので、プチブルジョワっぽさが強調され

徹平君がちっこいので庶民っぽさが強調され

いい具合にお互い引き立てあってたと思う

 

徹平ロナンは

大きい二人に挟まれたって全然気にしないし

気に入らなかったらロベスピエールの手を払いのけるし

気に入った女(オランプ)にキスしちゃうし

自分に素直でとにかく元気!!

少年漫画の主人公っぽいイメージ

ラスト、セット上段で微笑むシーンは

明るいエネルギーに溢れててとても素晴らしかったです

 

徹平ロナン×ねねオランプの組み合わせだったんだけど

全体的にコメディー色が強く

楽しいカップルでした

 

 

 

 

加藤和樹さん (ロナン・マズリエ役 Wキャスト)

 

観た順番が徹平ロナン→和樹ロナンだったので

和樹さんがどう演じるのかものすごく気になってました

徹平君がとても良かったので、和樹さんのハードル上がったなって印象

和樹さんは、とても良かったの

和樹さんは凄く凄くよかったんだ

歌、ダンス、芝居すべてが期待通りだったの

けど、キャラに合ってなかった感

人選ミスかなって思った

徹平ロナンと比べると違いすぎるんだもん

 

ゆん、大ちゃん、和樹さんと三人並ぶと

王子オーラが出ちゃうんだよね

平民達じゃない

三人とも180㎝オーバーでシュッとしてて

肩組んで踊るのもそこはかとなく美しいの

和樹さん声もいいし、歌も深いし、オーラあるし

革命起こしちゃうカリスマ性ある

後世に名前残りそう

和樹さんてさ、もう骨格からして王子なんだよね

スタイルも顔も美しいし優雅な雰囲気ある

それをゆんと大ちゃんが隣りにいることで

更に増幅させるもんだから

農民臭はあまり感じられなかったなぁ

 

この印象が残ったのって観た順番も大いにあると思う

徹平ロナン→和樹ロナンだったので

 

もう一回、和樹さんのロナンを見てたら印象が変わったかもしれない

舞台全体のクオリティはとても良かったので

徹平ロナンの印象が強すぎたのかなーと思います

 

和樹さんは「愛するオランプの為に革命する」ってかんじ

ラブストーリーにも比重があった

 

徹平ロナンはオランプいなくても革命しそう

革命家仲間と共にやるぞおおおおお!!!って

少年漫画

 

和樹ロナンは少女漫画の革命家だな

「愛と平和の為に革命やる!!!キラッ!!」ってかんじ

農民出身だけど麗しいとこも少女漫画設定

 

Wキャストなので全く印象の違う二人をもってきたんでしょうか

 

徹平君と和樹さんに身長差がありすぎて

殺陣でも間合いが変わって他の役者さんも大変だったんじゃないかな

 

さやかオランプ×和樹ロナンは

少女マンガだね

お礼にキスを、のシーンもまさに少女マンガ

助けてもらったお礼にキスするなんて

和樹ロナンじゃなかったら成立しなくない?!

和樹ロナンは、他の3人の革命家と対等な農民()ってかんじでした! 

 

 

 

神田沙也加さん (オランプ役 Wキャスト)

 

ヴァンパイヤぶりの沙也加ちゃん

甘い声と芯の強そうなイメージは変わらず

特徴のある声でセリフは聞き取りやすい

少女漫画のヒロインぽさ出てました

和樹ロナンとのラブストーリーも美しくって

正統派って印象かな

キスされて怒るシーンは少女漫画の

「ちょっと////////!!」って顔赤らめるあんなかんじ

 

マリー様への忠誠心が物凄く強く

「お守りします!!」ってかんじがした

沙也加オランプ×花マリーだったんだけど

花マリーがふわっふわしてるので、オランプのしっかりさ加減が強調されていたように思う

髪はウイッグなのかな?

途中前髪が目に入りそうな時ありました

あと、後ろ髪が舞台方向の肩にかかった時

さっと払って表情が見えるように整えてたのが印象的でした

カテコではお花様マリーの言動にいちいちキュンとして

「お花マリー大好きオーラ」が出てるのがとっても好感もてました

 

 

 

夢咲ねねさん (オランプ Wキャスト)

はじめましての役者さん

ロナンに捕まったのをねつ造するシーンで

コメディ色強いww

「あーーれーー」ってかんじでものすごくわざとらしいし

ラマール様との絡みもなんか面白い

客席から笑いが漏れてました

徹平ロナンとの関係は「同級生カップル」っぽい

キスされて怒ってる時も、ほんとうに憤慨してるかんじ

徹平ロナンの影響かな

こちらは少年漫画っぽい雰囲気の二人でした

 

 

花總まりさん(マリー・アントワネット役 Wキャスト)

女神がいた

ラストのマリーのソロ

ドレスを着て「罪を受け入れる」って歌詞の歌

神々しくて「女神だー」って思いました

私が見たのはお花様の千秋楽だったので

客席からの熱気もなかなかすごくて

出てくるたびに客席から「うわーっ」って雰囲気が出てるのが分かった

私はお花様の事も、千秋楽の事も全く知らなかったので

とてもフラットな感情で観たと思うのだけど

お花様の「お花様」と呼ばれる理由はとてもよく分かりました

歌ってる時「うわーーなんか女神がいる――」って思ったもん

 

細くて顔ちっさい

衣装があり得ないくらい豪華なんだけど

着こなしてるのはさすが

OPは紅白の小林幸子を彷彿とさせるド派手な衣装(というかもう装置)

から出てくるのだけど、全く違和感なし

 

演技については、1幕の方は表情豊かでエキセントリックなかんじ

自由奔放で自分勝手なマリー・アントワネットっぽい雰囲気だしてた

ポリニャック夫人と一緒になって殿下の目を欺いて

恋にうつつを抜かしてまーす♡ってかんじ

殿下の言葉に口とがらせたり

「やってられない!!」って表情したり

フェルゼンに「他に好きな人ができたんでしょーーー」って言う時も

なんか大げさで昼ドラかってツッコみたくなるような演技

 

王太子に対する時や

オランプに、ロナンを選べと諭すシーンでは

母性のような深い愛が感じられました

2幕では優しさが溢れる人物になっていて

マリーの人物像に深みが出ていました

からの、ラストソロ

もう泣けたわー

圧倒的でした

 

カテコで、ロナンを見ながら

ドレスを持ち上げながらタタタッと小走りで出てくるのがものすごおおおく可愛い

なんなんだ、このキュートな人は!!

アフトでもなんだか前のめりに座ってて

スカートにヒジついてたり

キュートさの塊

お花様の言動に

いちいち沙也加ちゃんがキュンとなって

胸を押さえたり、立ち上がったりしてるのに納得!!!

お花様可愛いよね!!!!

 

 

 

凰稀かなめさん(マリー・アントワネット役 Wキャスト)

 

かなめマリーは不思議な雰囲気

1幕のダンスパーティーシーンでもそれほど感情的な印象は受けず

マリーって反感買いそうな言動が多いんだけど

嫌なかんじもしないし、高貴な雰囲気

フェルゼンが「亡命しよう」と迎えに来るときに

返事を溜めてからするので、フェルゼン広瀬くんの伸ばした手が

小刻みに震えていたのが印象的 

演技の間に余裕を感じました

ド派手な衣装をさらっと着こなしてるのはさすがでした

お花様と比べると全体的に落ち着いていた印象だけど

王妃らしさに違いはなく、どちらのマリー様も素敵でした

 

 

 上原理生さん(ダントン役)

歌ウマーーー!顔濃いーーー!!演技のコクスゴーーーー!!!

ザ・ミュージカルスターーー!!!!

難しい歌もサラッと歌って、ダンスも綺麗

子役のシャルロットとの絡みが超可愛い

安定感抜群で、安心してミュージカルの世界に引き込んでくれる

ロナンの妹、ソレーヌと恋人になっちゃうとことか

ソレーヌが娼婦でも気にしないとことか

ロナンを受け入れるとことか、さっぱりした鷹揚な雰囲気が素敵でした

 

 

渡辺大輔さん(デムーラン役)

大ちゃんはよーーく知ってるので「成長したな!!」って印象

歌も大ホールに綺麗に響いてました

大ちゃんて、歌声がちょっと不安定で揺れやすいイメージなのだけど

ギリギリ踏みとどまってるかんじかな

歌声がキンキンしてるのが、いいかんじに伸びてたと思います

元々、歌声にクセがあってビブラートが多いのだけど

それらが全部いい方向にミュージカルに向いていたと思う

まだ伸びしろがありそうだったので、今回の成長具合を考えると

これからがとても楽しみだなと思います

ロミジュリのティボルトも期待できそう!!

演技も、いいかんじにミュージカルしてた

東宝っぽいっていうか

演技も、大ちゃんはクセがあってちょっとクサいと感じる時があるんだけど

それらがホント良いかんじに座組みに溶け込んでた

デムーランは偽善者っぽい印象で

革命に燃えてるんだけどちょっと現実が見えてないかんじなのね

プチブルジョワだから、ロナンとか農民の本当の貧しさが見えてないの

幼い頃は飢えてたロナンの前で

ロベスピエールと学生の頃、どっちが沢山本を読むか競ってたな」とか

(ロナンは同じ頃勉強どころでなく食べることもままならない状態だったのに気付かない)

「ロナンと兄弟になりたい」ってのを本当に心から言ってるかんじ

自分の論文をロナンが印刷してくれて、嬉しくて思わず

婚約者のリュシルにかけよってキスする姿も微笑ましい

「イイ人、でもちょっと空気読めてない」ってかんじがとっても良かった

冷静なロベスピエール、鷹揚なダントン、素直で真っすぐなデムーラン

バランスがとても良かったです

ロナンが死んだ時も、一番オロオロしてて

感情がストレートでした

はじめての東宝デビューでしたが

演技がのびのびしてとても輝いてると感じました

 

 

ソニンさん(ソレーヌ役)

ヴァンパイヤぶりのソニンさん

もんおすごおおおおくパワフル!!!!

ヴァンパイヤのときもパワフルな印象だったのだけど

さらに数十倍パワーアップしてた

パン屋襲撃のシーンで

「女たちも立ち上がろう!!」って歌があるんだけど

もうそのまま革命起こしちゃいそうwww

娼婦役が物凄く似合ってる

内に秘めた憤りが爆発する演技がとてもエネルギッシュで圧倒的

カテコでは、お辞儀の時に胸をこぶしでドンドンって叩くのが

アスリートかよ!!!ってなった

よくサッカー選手がやってるようなアレ

そのまま拳にキスして手を上に掲げそう

それが似合っちゃうのがソニンソレーヌでした

 

 

吉野圭吾さん(アルトワ役)

キュートな悪役!!!!

素敵すぎる

ミュージカルの悪役ってこれよこれ!!!

衣装も特徴的で、ルイ16世を手の上で転がしながら

画策してるのがほんとに上手い

「悪巧みしてます」感がすんごいの

めちゃくちゃ魅力的なアルトワでした

もうそれしか言えない

 

オランプに催眠術をかける時

倒れたオランプに迫る所があるんだけど

衣装のスカートを踏まないように、裾を蹴り上げるようにスッと中に足を入れてて

所作が物凄く綺麗でプロっぽい

普通に近づくと、どうしてもスカートの膨らみが邪魔になってソバまで寄れなくて

踏んでしまうとオランプが立ち上がれなくなって、次の演技に支障が出るの

三階席からみてると、スカートを足でさばきながら

グイっと奥まで踏み入れてるのがよく見えて

うおおおお!ってなりました

 

一個疑問が残ったのは、オランプに「私の物になれ!」ってセリフあるんだけど

いつの間にオランプ気に入ってたの?ってなった

それまでオランプに気のある素振りしてなかったのに

キャラでそこはちょっと疑問が残りました

 

マントを羽織ったアルトワ様の所作の美しさもプライスレス

毛皮のコートで、ものすごく重そうなのだけど

バッサーってはためかしてて美しかったです

 

カテコでは立ち位置が隣のゆんと仲良さそうにしてたり

他の人の挨拶に反応してる姿がとってもキュートでした

吉野さんの魅力にズギュンされっぱなしです

 

坂本健児さん(ラマール役)

コメディ担当ラマール様

てんとう虫の姿最高www全く潜入する気のない潜入捜査

歌声は超ロック

ビジュアル系バンドかロック歌手かってかんじの高音でシャウト系

歌声も綺麗で演技もキレッキレ

ミュージカルスターの輝きを存分に放ってました

 

 

広瀬友祐さん(フェルゼン役)

広瀬君もよーく知ってる役者さん

期待以上に東宝のミュージカルに溶け込んでいました

とってもいい役をもらってたね

マリーを一心に愛して、でもマリーが国王を選んで

それでもマリーと、マリーの愛する人(国王)も救いたいって願う

真っすぐな演技がとても素敵でした

革命が起こりそうになって、マリーを連れて亡命したいって

陛下とマリーにひざまずいてお願いする演技

マリーに伸ばした手が震えてて

下を向いて目をつぶって、マリーの答えを待つ表情も

ほんとに素敵でした

広瀬君の雰囲気にとても合ってたと思います

 

 

岡幸二郎さん(ペイロール役)

圧倒的軍人感!!!

プロっぽい雰囲気が圧倒的

ロナンの父を殺すのも、ロべスピエールを踏みつけるのも

ロナンを拷問するのも

集会を鎮圧するのも、ロナンを撃つ指示を出すのも

全てペイ様なんだけど

「ペイ様」なんだよーー!!

岡さんの気品と包容力と余裕と色気が溢れてるの

「岡様のペイ様」という表現がいいのかな

アルトワ卿のキュートさとは全く違うベクトルの悪役

ムチ振り回してるし、ゆん踏みつけるし

容赦ない軍人感最高!!!ありがとうございます!!!!!

激渋で大人の男の魅力とエロさダダ漏れ

軍隊引き連れてのソロ歌声が最高に圧倒される

深みがあって大人の余裕、ミュージカルスターのキラメキがすごかったです

歌声も深くてとってもとっても素敵でした!!!!

 

 

 

増澤ノゾムさん(ルイ16世役)

殿下ーーー!!!

頼りない殿下の演技最高

おもちゃばっかに興味があって

ねじまきや、ギロチンを作ってはマリーに見せて喜んでる

妻のマリーの不貞に気付いてないし

政治は側近のネッケルにまかせっきり

弟のアルトワ卿に転がされっぱなしの

気弱なダメ王様がとっても良かった

革命起こされて、処刑されちゃうよね、納得!!ってかんじの殿下

脚本やセリフも素晴らしいのだけど

妻マリーの恋人、フェルゼンがマリーを連れて亡命させてくれ

って頼みに来るところ

「マリーはオーストリーに帰るかい?」って優しく聞く

「かい?」の言い方が最高に慈愛に満ちてた

フェルゼンに対して「マリーの一番会いたかった人なんだろう?」

ってのも

殿下はマリーの恋の事も全部知ってたし、でもマリーの好きにしていいよ

って

それが分かって観客も、マリーも

「うおおおお!!殿下ーーー!!」ってなる

キャラクターがとても魅力的に描かれてて脚本が素晴らしい

それでね、マリーが

「いいえ、私は王妃。殿下の側に」

って殿下と処刑される道を選ぶんだけど

その後、手を取り合って二人で愛を確かめ合うのかと思ったら

「マリー、ギロチンを改良したんだ、見てごらん!!」

って話逸らしちゃうのも、そう行くのかーーー!!ってズギュンしたし

マリーが

「あら、うふふふふ」って

情けない殿下と一緒になって喜んでるのも

もう色々脚本が良すぎて、殿下とマリーの演技があいまって

感動しまくりでした

2回目見た時も、ストーリーが分かっててもここは感動してしまう

とっても良いシーンでした

 

 

飯野めぐみさん (ポリニャック夫人役)

裏表のある人物の演技がとっても素敵でした

マリーにとって味方なのか、敵なのか

マリーの事が好きなのか嫌いなのか

分かりそうで分からない

公演ごとにどっちかの比重を変えて演技してるっぽい

その時の感情でやってるのかなーと思った

最後、マリーと別れるところ

かなめマリーと抱き合ってる時は

「バカな王妃だこと。早く逃げればいいのに」って小バカにした顔だったし

お花マリーとは

「ほんとにバカね。さよなら!!」って別れがたいかんじがした

マリーに対する、どっちとも取れる演技がとても印象的で魅力的でした

 

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