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観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2016年5月25日 1789 バスティーユの恋人たち  東宝 梅田芸術劇場 マチソワ 感想 ③ その他所感

脚本について

 

脚本とっても良かった

途中、キャラクターが「どうした?」って思う所はあったけど

ロベスピエールのレンタル彼女とか、アルトワとオランプとか)

一人一人のキャラクターが深くて、魅力的

何か行動を起こすにあたって、ちゃんとした動機がしっかり描かれて

どの人物も共感できる

とくに、ルイ16世とマリーアントワネット、フェルゼンの三人の関係性が素敵だった

 

気弱で妻の不貞にも気付かず政治手腕も無いルイ16世

政略結婚に飽き飽きし、本当の恋のフェルゼンに夢中で

ルイが嫌で仕方無くてパーティ三昧なマリー

身分違いの恋に悩みながらも、マリーに惹かれ続ける外交官のフェルゼン

 

2幕では

ルイが実はマリーの恋に気付いていて、でもフェルゼンと一緒に逃げていいと言うし

マリーは、自分の子供が死んだことに対し罪の意識を持ち

自ら愛するフェルゼンを遠ざけたり

迎えに来たフェルゼンの誘いを断って、ルイと歩む道を選ぶ

最後、ギロチンにかけられる事も受け入れる事を暗示するソロは圧巻

フェルゼンは、本当にマリーを愛していて

迎えに来た時に、マリーに差し出す手が震えているのがとても印象的でした

 

舞台装置

舞台の前後半分くらいの位置に、大きな額縁のような壁みたいなセットがあって

プロジェクションマッピングのスクリーンくらいの大きさ

それが、舞台の下側が固定されてて、上側が可動式

大きな壁が観客側に向かって倒れてくるような動きをする

ワイヤーが何本も繋がれていて

セットというよりは、もうアトラクションか重機みたい

見た事も無いダイナミックなセットで圧巻でした

その壁が、いろんな角度で止まって

印刷所の屋根裏の屋根・バスティーユの城壁・二階部分のセット

と変化して大活躍

シンプルでダイナミックなスゴイ舞台装置でした

 

 

衣装

1789の見どころの一つが衣装

豪華絢爛で衣装展してじっくりそばで見てみたい衣装ばっかり

そして、それぞれの衣装にも意味がありそうで

衣装のこだわりについて監督に聞いてみたい

 

マリーが密会で着る衣装が全く忍んでおらず笑った

まるでジェリーフィッシュ(クラゲ)みたいなの

 

ロベスピエールの衣装は特に何か意味がありそうだった

ロングコートと中のジレ

左右で違う色の布地を使っている

身分の違いを表してるのか

革命後の史実、ロベスピエールが独裁者となった未来を表しているのか

あと、チャックがいっぱい付いてるのも意味があるのかも

悪役のアルトワ卿も同じくチャックがいっぱいついてたので

共通した小物に意味があるのかなーと感じる

 

アルトワ卿の衣装は左右で印象の違うアシンメトリーなデザイン

左側は豪華な刺繍の施してある振袖のような部分があって

反対側はシンプルでシュっとしたジャケット

左右のデザインの違いは、アルトワの二面性を表してるのか

 

デザインの人のお答えが聞きたいよう

 

 

 

演出

演出も豪華で美しい

場面転換のおおい舞台だと感じたが

上手く緞帳や壁のセットを使って表現していて

次の場面にスッと入っていける

 

一個笑ったのは、オランプとロナンの密会シーン

王太子の葬儀で、教会で会うんだけど

王太子の棺の前で愛誓ってんの。王太子が不憫

棺の前で10分くらい愛の歌うたいまくってる

喪服で熱唱するオランプwww

ミュージカルだから良いんだけどさ、ちょっと不謹慎じゃない?って感じてしまった

白い衣装のアンサンブルが出てきて、オランプとロナンを引き離すのね

「叶わない私達の恋~」みたいなんを

歌いまくるんだけどさ、オランプは喪服だし、王太子の棺はずっとあるしで

チョイチョイ現実に引き戻されてしまいました

 

OPのマリーアントワネット

紅白の小林幸子を彷彿とさせる、衣装というよりはセット

中から出てくるマリーの「すべてを賭けて」は圧巻でした

 

 

議会のシーン

族議員30名、僧侶など特権階級60名、庶民(第三身分)260名
(数字はうろ覚え)が集まって議会を開く
ってシーンがあるんだけど、
これ全員を集めたら物凄い数だし
場面転換も大変になる
なんと、歌と人形劇で表現されるの
しかも
貴族○○にん!
僧侶など○○にん!「倍だね!」
庶民○○にん!「圧倒的数だね!」
って合いの手を入れていくので
貴族の不利さを分かりやすく説明してくれる
 
途中、ロベスピエールについては(だったと思うけど)
「特権階級で投票できるのに、第三身分で投票するんだって!変わり者だね」(意訳)
ってセリフがあったり
説明セリフってわけでもないんだけど
凄く分かりやすい内容になってる
 

その後ろでは、あやつり人形になったキャストが議会をやってていて、

表現方法がすごいなーって感心しました

 

ここは説明セリフでもはしょれそうなかんじなんだけど

あったほうが、革命を起こしたいって思い入れに説得力増すし

フランス革命を分かりやすく伝えてて

とてもいいシーンだと思いました 

 

フランス版でもあったのかな、ここ

 

 

その他

ゆん目的でチケット取ったんだけども

衣装も歌も脚本も演出も豪華で、他のキャスト陣も素晴らしく

見て良かったーって思える舞台でした

ただ、推しを見たい!!ってだけなら、ちょっと高いかなー

一人ずつの出番が短い

ゆん目的だったら、1789のS席一回取るよりも

黒執事」2回観た方がいいかと思う

最近は、2.5出身の若手イケメンが東宝に出ることも多く

ハード面で規模の全然違う豪華な舞台に出るのはとても喜ばしい事だと思う

でも、東宝ばっかに出てしまうと、チケットの値段が高いし

稽古期間が長くて、一つの舞台も長いので

必然的に見られる回数が減ってしまうのが難点だなぁ

情報の規制もあるのか、ツイッターやブログも制限されてる気がする

 

もう一つ、東宝系に出演することの難点

映像に残らないのが残念で残念でしょうがない

こんな素晴らしい舞台が、演技が、公演終わったら消えてしまうなんてもったいなさすぎる

みんなの記憶の中にしか残らないのだよー

一番美しくて素晴らしい時期の映像が失われてしまうなんて!!!!!

ブロマイドも無いから、後世の人達に残せないじゃないの!!!!!

どこかで、ゆんの事がイイナって思って、どんな舞台に出てるんだろう

どんな演技するんだろうって思っても、知るすべがないのよ

もったいなーーーい!!!

歌唱披露や衣装パレード、制作発表の映像は残るんだけど

実際の舞台はもーーーーっと歌も上手くなってるし

命がこもったキャラクターの演技じゃないから

どうか、東宝様は舞台の映像化、せめて音源化だけでもご検討頂きたい

言い値で買うからさ!!!

東宝も儲かるし、私たちは心が潤うし、お互いウィンウィンじゃん?

みんなもアンケートに書いたらいいと思うよ!!

 

 アフタートーク

和樹くんはやっぱりそのまま。王子オーラ漂わせてました

お花さまは、もう超キューーーート!!

さやかちゃんはお花様大好きらしくて、何か言うたびに

「萌え―♡」てなってるのが可愛かった

 

 

1789 バスティーユの恋人たち 2016年5月25日 東宝 梅田芸術劇場 マチソワ 感想 古川雄大さん ① 

 

1789 バスティーユの恋人たち 2016年5月25日 東宝 梅田芸術劇場 マチソワ 感想 キャスト ②