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観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2017.01.14 紅き谷のサクラ ~幕末幻想伝 新撰組零番隊~  天王洲 銀河劇場 感想

感想

全てが教科書通りで、予定調和な脚本

悪いところは一つもないけど、突出して良いところも特にない

物足りない内容

なんか、観劇後に、良い意味でも悪い意味でも

「あそこヤバかったよね!!」

と言える部分がない

 

主演の玉ちゃんが好きなら、観に行ってもいいかなってかんじ

玉ちゃんの為の脚本

 

とはいえ、根本さんの「初演出・オリジナル脚本」ということを考えると

素晴らしい出来だったと思います

根本さんが、今まで舞台で培ってきた全てを詰め込んだんだろうな

と想像できる

キャラクター・殺陣のバランス・OPまでの長さ・セット

脚本・演出

全てが考えつくされてしっかりまとまっててバランスが良い

役者の見せ場もそれぞれ取ってあるし

キャラクターも際立っていた

 

しかし、逆にそれがまとまりすぎてて

インパクトに欠ける

どこが悪いとかは全くないし

話も面白いし、分かりやすいし、スッキリしてたんだけど

どこかで見たような展開やキャラクターだったり

先が読める筋というのか・・・

綺麗にまとまりすぎても物足りなさを感じ

舞台の難しさを実感した

初めての観劇の人が見たら、きっとすごく面白い内容だと思う

 

ただ、ほんとにこれが根本さんの初監督演出なのだから

大成功だし、凄いクオリティだと思う

初めてがこれっていうのは、末恐ろしい才能

これからもどんどん監督して舞台を作っていって欲しいと思いました

 

役者が全員主役級のいい俳優ばかりだったのも良かったと思う

玉ちゃんの美しさはさすがだったし

ばばりょ、陣内くんも安定感のある演技

物凄い安心感あった

 

特に陣内君の演技は良かった

黒執事」のソーマ役が初見だったので

演技のふり幅にびっくり

40代くらいの役者さんが演じてるのかと思ったら、陣内君だった

(今回の役は「サイコパスな振り切れた悪役」で

黒執事のソーマは「天真爛漫でちょっと抜けてるインド界隈の王子様役」です)

 

プロジェクションマッピングの使い方はセンスがあった

場面転換が多いけど、混乱することなくスッキリしていた

プロジェクションマッピングはOPとEDでとても上手く使われてて

そこは印象に残ったか

赤いライトが綺麗に浮かび上がってました

 

ストーリーは130分で上手にまとまっていた

その中で完結している感じ

それ以上でもそれ以下でもない

舞台以外の所を想像する余白みたいなのが少なかったのかもしれない

サクラ(玉ちゃん)がその後どうなったのか

もう少し暗示するエピソードが欲しかった気もするけど

スッキリまとまっていたので、贅沢というものか

 

物足りなさはあったけど

満足できるクオリティだったので

今後の根本さんの舞台に期待できると思います


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