観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

映画 刀剣乱舞 感想 初回

初日に見てきました

映画だったねー

初日の動員に貢献したくて時間無理やり行ったので

20分過ぎに入場&ナゲット片手に観劇というスタイルになってしまったんだけど

ナゲット食べるの忘れたよね

とにかくとっても面白かったので、迷ってる方は是非劇場で見てください

舞台を観てない人も、舞台を観てる人も、ゲームをやってる人も

歴史好きにも、役者好きにもみんなが笑顔になれるストーリーです

イメージとしては戦隊物っぽいので

男子も女子も楽しめると思います

 

 

当日券がご用意されてる

一日7ステ

近所で開演

という超恵まれた環境なので

リピート必至です

 

以下初見ネタバレアリ感想なのでご注意ください

 

 

まず、ストーリーがとても良い

 

自分は舞台沼&俳優推しなのでゲームは未履修なんだけど

舞台で鬱の泥水すすってたから「最後全員ハッピー☆誰も不幸にならない」

って展開だけでウヒョー!!

ラストの刀剣男子全員が集まって幼女にひれ伏す所とか

分かってる!!

舞台に出演した刀剣たちが全員出てくるシーンは最高のプレゼントなので

ここだけでチケット代出せるくらい良いシーンでした

あと、地雷多発の主の問題も「老紳士と幼女」という上手くかわした設定で

誰も不幸にならないの素敵

エピソードを、皆が知ってる「信長の本能寺の変」に絞ってたのも分かりやすくて良かった

「信長は本能寺で死んでなかった」という説を持ってきたことで歴史ミステリーとしても面白い

 

役者の演技が良い

 

刀剣達の演技は舞台に寄せていて

舞台を観に行ってる人には馴染みがあるというか

そのままなので、とてもすんなり見れるんだけど

映画として見た時には、ちょっと演技が大きいというか

人間側の役者の演技と比べた時に違和感があると思うの

(決してどちらが良いかという事ではなく

舞台の延長の演技を持ってきた刀剣男子達と

映画のフィールドを持ってきた人間側との相違という観点です)

 

映画はリアルだから、水や木や食べ物が存在してて

演技する役者も出来るだけ自然な演技をしてると思うの

舞台は限られた空間なので、実際には存在しないものや

水や木や食べ物を想像しながら空間を作っていくから

刀剣達の独特のセリフ回しや演技が合うんだけど

映画と舞台は根底が違うから二つを合わせても違和感が出るのね

そこの違和感を消すのが

付喪神」という設定と「衣装」だと思った

上手にまとまったなぁというかんじ

あと、八嶋さんと山本さんという日本を代表する役者の本気の芝居と

若手俳優の舞台から持ってきた演技がぶつかってもちゃんと見れる

ってのが凄いと思った

なんか上手く言えないけど

凄い役者さんと我らの2.5次元俳優達の演技が上手くぶつかって

どっちも引き立ってるって事です

 

役者感想

鈴木拡樹さん

三日月の話だったから

拡樹推しとしては大画面で見られる事だけで最高

老審判者との交流が丁寧に描かれていて良かった

主と刀剣の関わりが描かれるストーリーって今までほとんど無かったから

とっても新鮮だった

私は拡樹の演技に絶大な信頼を置いてるので

ここが凄い!とか無くて

「なるほどねー」と納得するかんじ

個人的に興奮したのは

①馬に乗った

舞台ではどうしたって三日月が馬に乗ることは出来ないので

映画ならではの表現に感動した

②ピンクの回復薬を飲んだ

これも舞台では飲むふりになってしまうけど

映画では実際に液体が三日月の体内に入ったんですよ!

すごい!!!

(舞台では本当に飲んでもよく分からないから、演技で飲んでるのがより分かるようにする事が多い)

 ③三日月が幼女をおんぶ

舞台で子役使うの難しいから、舞台では見ることが出来ない組み合わせ!!!

映画ありがとうございます

 

 廣瀬智紀さん

ちゃんともーーー!!

ちゃんともの鴬丸最高でした

自分は舞台版で鴬丸を演じてた前ちゃん(前山剛久さん)が大好きなのだけど

映画の鴬丸はまた別物ですきいいいい!

ちゃんとも最高だったよね

舞台ではお兄さん的なポジションなのは変わらないけど

三日月とあんまり絡まなかったので

映画で三日月と鴬丸が絡むところが最高でした

腐までいかない最高のバディ感

ベタベタしてないけどお互いに信頼し合ってるかんじ

直接背中は預けないけど別々の場所でお互いを信じて戦ってる

何かを隠してる三日月を

疑いもしないで信じてて

スッと懐に入って秘密を共有する

鴬丸が本丸に残って主を守るのも

主の信頼を得てるから、この性格だからと思わせる説得力がある

殺陣も他の人と違っててスンッってしてるのが最高

好戦的に戦うのでは無く、攻撃をかわすのが中心で

でもポイントはしっかり押さえてて敵を倒す!的な

ヤバかったです

ありがとうございます

 

和田雅成さん

舞台からまんまの演技とキャラクターで安定感がやばい

舞台要素が濃くて実家のような安心感

真面目で融通の利かない性格で

三日月と主が何かを隠したままなのに不信感を抱く事も

ストレートに発言したり

わりと黒い要素があるんだけど

陰口っぽくなった自分の発言をとがめられて

素直に「悪かった」と謝る所が凄く好き

三日月と主が何かを隠してる事を見てる側に強く実感させる役割を担ってる

殺陣でスローモーションになる所で顔がぶれてたのは何とかならんかったんか

とちょっと思った

 

定本楓馬さん

舞台版の骨バミ役のみちゅが大好きなので

みちゅじゃない・・・・・・って思ってたんだけど

中盤からどんどん可愛く見えてきて

エンドロールの時には大好きになってた

ちょろい

なんかポヤンポヤンしている

舞台の骨バミは記憶が無いから儚いところがあるのは同じなんだけど

楓馬くんの骨バミはなんかピュアすぎて消えそう

でも、三日月の指示でみんなの珠をこっそり集めたり

信用できる人を見極める目はしっかり持ってるとこが凄い

安土城で人質になる所もなんか不思議な雰囲気がある

美しい

けど、河原のシーンでちょっとウイッグが変だったよね?

白すぎたしぱっつん前髪になってたよね?

安土城でまた銀髪と綺麗な前髪になっててホッとした