演劇界の常識は世間の非常識?!
いわゆる「若手イケメン舞台」にハマって1年半。
演劇界では普通なのかもしれないけど、「それってどうなの?!」と思う事があります。
まず
「稽古も始まってないのにチケットが発売される」
という事。
上演の3か月ほど前に「先行予約チケット」が発売されるので
ざっくりした内容と、出演者、演出家、脚本家が発表された時点で発売なの。
どんなストーリーになるのか、推しがどのくらい出るのか全く分からない。
この時点で7000円前後するチケット買うって、かなりの賭けですよね。
これって、レストランに行って「シェフの気まぐれコース」頼むようなもんじゃない?
しかも高い。7000円。
使用する素材(人参とか鶏肉とか)と「中華・和食・フレンチ」ぐらいは決まってるけど、何が出てくるか分からない。
たまに「仕込時間たりなかったから、バーベキューね!!」みたいな料理出てくることもあるんです。
何度「お尻の痛みに気付く舞台」(別名クソおもしろくない舞台)を観たことか・・・
だから、前作評判の良かった続編のチケットは争奪戦で手に入らず、新規の舞台はチケットがなかなか売れないんですよ。
そこで、売れないチケットはどうするかというと
「発売後の売れ行きが悪いと後出しで特典が付く」
上演後キャストのハイタッチ会が急遽決まったり、非売品ブロマイドが付いたりするんです。
すでに購入済の人には付かないんだよ!!ブロマイド。
ハイタッチ会やアフタートークも売れ行きの悪い公演に付くので、自分が買った日のチケットがよく売れてたら何もなし。
アフタートークあるんだったら、そっちの日程買ってたのに~!って事があります。
同じ舞台見るのに、後で買った人が得なんて酷くないですか。
チケットが売れないと困るのは分かるんだけど、なんか納得できません。
他にも
「座席位置の指定が出来ない」
とかさ。
(まれに指定できる舞台もあるが)
一階の後ろより、2階の最前がいい。とか、
2回見るから下手と上手両方の席取りたいな。とか
好みがあるじゃない?
そういうの一切希望出来ません。与えられた席で見るしかないの。
演劇界では普通の事なんだけど、ちょっと独特なルールのある世界だな~って思います。