観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

舞台のチケットを譲渡する方法

チケットを譲渡する時のポイントをまとめてみました
個人的にやり取りする時、どこに注意したらスムーズに出来るか
自分の経験をまとめました
主にツイッターでのやり取り時に参考にどうぞ


分かりやすいように
譲渡する側をチケットを「あげる人
譲渡される側を「もらう人
と表現しました


オススメ順に

①事前手渡し

発券済のチケットを
事前に金額と待ち合わせ場所を決めておき
手渡しでお金とチケットを交換する方法
座席は提示するのが一般的です
発券・システム使用料などの各種手数料をどちらが払うかは要相談ですが
2枚組のうちの1枚などはお互いで折半することが多いです
もらう人は、チケットの写真を先に確認すると、より安全
待ち合わせ場所は駅や公共施設などがオススメ
当日、お互いの服装などの情報を交換します
自分は、服装を説明する時は
上から順に、
髪型・上着・上下服・靴・小物(カバンの色など)にしてます
あと、特徴的な物があると見つけやすいです
(目立つ色のカーディガンやカバンなど)

あげる人メリット
個人情報のやり取りが一切ない
その場でお金の清算が出来る
その場でチケットを渡せる
ドタキャンされてもまだ譲渡の日にちがある


もらう人メリット
個人情報のやりとりが一切ない
その場でチケットが確認できる
事前に座席を聞いておける
ドタキャンされてもまだ探す日にちが残されている

両者デメリット
指定場所へ出向かなくてはいけない
ドタキャンされるかもしれない

②入金番号でのやりとり

チケットぴあなど、一部の会社に限られていますが
チケットに当選すると「入金番号」が送られてきて
コンビニなどで入金し、そのままレジでチケットを受け取れるシステムがあります
その「入金番号」をやり取りする方法です
各種手数料はもらう人が負担します
発券するまで座席は分かりません
「当選番号」「当選したメールのスクショ」両方を提示するとより安全です
(※入金だけ先にして、チケット発券番号が後日分かる場合はオススメ度が下がります)


あげる人メリット
個人情報のやり取りが一切ない
座席によるキャンセルが無い
事前手渡しのように、出向く必要が無い

あげる人デメリット
相手がちゃんと入金してくれるか分からない
入金してくれないとチケットが流れ、一度流れると次から当たりにくくなる
(入金・発券するとメールが送られてくるので相手が処理したか確認出来ます)


もらう人メリット
個人情報のやり取りが無い
入金後すぐチケットを手に入れられる
最寄りのコンビニなどで手続きできる

もらう人デメリット
座席が分からない

③当日手渡し

公演日当日に劇場近くで待ち合わせして
チケットとお金を交換する方法
事前手渡しと方法は一緒です

あげる人メリット
個人情報のやり取りが一切ない
その場でお金の清算が出来る
その場でチケットを渡せる
事前に出向く必要が無い

あげる人デメリット
ドタキャンされたらチケットが余る
(公演までに時間があれば当日券に並んでいる人に声をかけて譲渡することは可能)

もらう人メリット
個人情報のやり取りが一切ない
その場でお金の清算が出来る
その場でチケットをもらえる
座席があらかじめ分かる
事前に出向く必要がない

もらう人デメリット
ドタキャンされたら公演が見れない

④発券番号のやり取り

ここからはリスクがぐっと高くなります
当選すると「入金番号」が来て、期日までにお金を振り込むと、
後日(10日後位が多い)「発券番号」が知らされる
このシステムの所は多いです
入金番号と発券番号でやり取りする方法です
「当選権を譲る」というのが分かりやすかも
しかし、入金番号、発券番号は当選したアカウント(あげる人)に送られてくるので、もらう人はかなり不利です
また、両者とも取引に時間が必要になります
そのため、取引相手をしっかりと見極める事が必要です


手順
1・あげる人が「入金番号」を教える
2・もらう人が指定コンビニなどで入金する
3・あげる人に「発券番号」が通知される(10日後位が多い)
4・あげる人が「発券番号」を教える
5・もらう人が指定コンビニなどで発券する
だいたいこんなかんじ

あげる人メリット

自分のお金を用意しなくていい
(一旦自分で支払ってから譲渡を探さなくても良い)
個人情報のやり取りがない

あげる人デメリット
相手がお金を振り込まないとチケットが流れる
1度流してしまうと、そのアカウントでは当たりにくくなる
入金番号、発券番号と2度のやり取りが必要

もらう人メリット
個人情報のやり取りがない
最寄りのコンビニなどで入金、発券出来る

もらう人デメリット
入金してから発券までに時間が空くので、途中でサギられる可能性がある
(入金はしたが、発券番号を教えてもらえないなど)
座席が分からない


安全にやり取りするポイント
●番号は、ツイートなどの文字の他、スクショなど、写真で確認する
 (当選通知、入金番号、発券番号はスクショが良い)
●入金、発券の日程を相手に確認しておく
 特に「発券番号はいつ送られてくるのか」と
 「入金の期限」はしっかり確認しておくことが大事です


⑤発券済チケットを郵送

あげる人の銀行口座にチケット代を振り込み
発券済みのチケットを
もらう人の自宅に送る方法
個人情報を相手に教えなくてはいけないし
郵送事故も考えられるのでとてもリスキーな方法です
チケットを送る時は、履歴と補償がある簡易書留が一般的です
でも、一番多い方法のような気もする

手順
①発券済みチケット譲渡の募集を出す
②欲しい人が声をかける
③・譲渡値段(チケット代・各種手数料・郵送代)の確認
 ・座席が提示されていない場合はこの時点で聞いておく
 ・譲渡の約束が成立したらチケットの写真を見せてもらうと安心
④金額が決まりしだい入金方法の相談
 ・ここからはDMなど他人には見られない方法でやりとりします
 ・あげる人の指定口座に入金するのが一般的
 ・あげる人は自分の銀行名・支社名・口座番号・口座人名義を提示します
 ・もらう人は振込人名義・振込銀行名を提示します
 ・このあたりでお互いの個人情報を交換しても可
 ・入金できる日時を提示しておくと安心です
⑤もらう人があげる人の口座に入金する
 ・入金が済んだらあげる人に「入金したので確認して下さい」と報告
 ・入金画面や振り込み済み用紙の画像を提示するとより安全
⑥あげる人が入金を確認
 ・いつ確認できるのか、日時を指定しておくと安全です
⑦発送
 ・入金を確認後に個人情報を交換しても可
 ・簡易書留が一般的
 ・発送後は「追跡番号」を相手に伝えます
 ・追跡番号もメールなどの文字だけでなく写真も提示すると安全
⑧チケットが届いたら取引完了です♪
 ・届いた事を相手に伝えて無事完了
 ・お互いの個人情報は消去しておきましょう
 
あげる人メリット
とりあえずチケットが譲渡出来る

あげる人デメリット
口座番号、自宅住所、氏名、電話番号など
沢山の個人情報を相手に教えなくてはいけない
入金確認、チケットの郵送準備
郵便局まで行き、書留で送るのが手間

もらう人メリット
とりあえずチケットは確保できる
事前に座席番号を確認できる

もらう人デメリット
口座番号、自宅住所、氏名、電話番号など個人情報を相手に教えなくてはいけない
お金を振り込んだのに、チケットが送られてこないなどのサギに合うかも
郵送事故があるかも
あげる人のマナーに左右されるので、当たり外れが大きい

安全に取引するポイント
●チケットの写真を必ず提示してもらう
 (座席を確認できたら、トラブルがあった後でも被害届が出しやすい)
●振り込み用紙や郵送控えは写真を撮る
●取引が完了するまで破棄しない
●取引相手を選ぶ
 (過去にトラブルになってないかツイートをさかのぼってよく確認する)

⑥入金番号に入金後発送

普通の人(業者以外)がやり取りする時は
・同じ公演で複数枚当たったので、とにかくさばきたい時
 (チケット全部確保するだけの資金がない時)
・人気やどうしても行きたい公演で、すぐにでもチケットを確保したいとき
などにこの方法で取引することがあります

これは転売業者がよくやる方法なので、注意が必要です
④と⑤のミックスなんだけど
まず業者は大量アカウントで当選しチケットを確保します
譲渡の募集し、入金番号を教えてお金を払わせます
発券日になり発券したら、いい席のチケットは残します
(譲渡をキャンセルしたり、あらかじめ数枚は自分で入金している)
あまりよくない席のチケットは発送し
良席のチケットはオークションや転売サイトで高額で売ります
業者は慣れてるから、取引自体はスムーズにいくかも
しかし、業者などの第三者に個人情報を教えることになるので
取引する相手を慎重に選ばなくてはいけません
ツイッターの場合は過去ツイートを
転売サイトの場合は出品者の情報や他の出品をしっかりチェックしましょう
怪しい相手との取引は厳禁です

その他の注意事項

座席の開示について
・発券済みのチケットは、座席番号を聞いたら教えてもらえる事が多い
 譲渡がたくさん出ている公演なら、席を聞いてから取引出来ます
ただ、席を聞いてからのキャンセル不可にしてる人もいるので、相手に要確認


発券・発送・各種手数料負担
・このあたりは相手との話し合いでどっちが負担するか決めます
 人気があったり、チケット完売の公演などは、もらう人の負担が多いかな
 当日券が沢山出る、一般席でまだ購入できる、公演日が迫ってる
 などの時は、値引きの意味合いも含めて、あげる人が負担することが多いです


発送方法
・簡易書留が必須
 送った時には追跡番号を相手に報告します


譲渡のタイミング
・当落発表直後
 ダブって当選した
 行きたかった公演に落ちた
 両者がいるので、取引しやすいです

・発券開始直後
 座席番号を見てから譲渡に出す人がいる

・公演1週間前くらいから
 急に行けなくなった
 譲渡先が見つからない
 などの理由で譲渡のチケットが出回りだします
 公演直前だと値引き交渉出来るかも


取引は、相手が全くの初対面であることに注意して
トラブル無く譲渡したいものです
取引相手をしっかり選べばトラブルは少ないです
譲渡相手が良識のある人だと
お友達になったり、推しや舞台仲間になれたりと
良い事もあります
超人気チケットなどは譲渡時にちょっとした手土産をお渡ししたり
突然の用事でどうしても行けなくなったチケットをお譲り頂いた時は
ブロマイド購入を代行したり(プレゼントすることもあります)
チケット譲渡以外の交流をしてみるのもいいかもしれません




最後に
転売ヤーは滅んだらいいと思ってるので
転売サイトは基本使用したくないです
チケット代は基本アーティストや推しに回って欲しいからです
また、業者の事が多いので相手に教えた個人情報が利用されるかも


オススメのサイトは「おけぴ」
ここは、定価譲渡が基本なので
利用するなら「おけぴ」をオススメします


上手にチケットを譲渡して
いい観劇ライフを!