観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

観劇のマナー というかススメ

2.5次元の舞台のチケット当たったけどマナーとか分かんない!

初めて若手俳優の舞台観に行く!

って人に経験をお伝えし、オススメを押しつけていくスタイル

一般的な観劇マナーは色んな所にあるので特に2.5次元を楽しく見る方法をご紹介

 

「前の日はよく寝て、楽な服装で。チケットは何があっても忘れるな!

上演中にゴソゴソ動いたらしばく。あと、トイレは早目にいっとけ!」

これだけ。

 

でも詳しくは以下に。

 

 

 

その1 とにかく体調を整えておく

これ最重要事項

推しと同じ時間と空間を共有するのだから

全てを受け止められる万全の体勢で臨みましょう

初めての観劇で前日に興奮して眠れず、劇場で眠気が・・・

風邪を引いてしまってシンドイ

こんな状態で観劇したらもったいない

舞台の3時間を最高のテンションで過ごせるよう

前の日は早く寝て元気いっぱいにしておきましょう

 

その2 持ち物

・チケット

 これだけは忘れたらどうにもなりません。最終確認を怠らず

・双眼鏡(オペラグラス)

 どんなに最前でもあったら便利

 推しの汗やカラコンの色、衣装の細かい装飾、凝った舞台装置まで見る所は満載

・ハンカチ

 演技に感動するだけでなく、推しが尊すぎて泣けることもあります

 咳が出た時はハンカチで押さえて少しでも消音します

・目薬

 まばたきする間もなく推しをガン見してたら目はカッピカピに

 劇場は乾燥しているのでコンタクトの人は特にあると便利

・A3の入るショッピングバッグ(布製がオススメ)

 パンフレット用

 パンフレットを買っても袋をくれない時が多いです

 本屋でもらうビニール袋はカサカサ音がするので良くない

 推しの舞台写真やグッズが増えても安心

 帰りの電車で戦利品を人に見られる心配が無い

 

その3 楽な服装で!

長時間椅子に座っていられる服装がオススメです

3時間近く狭い椅子にじっと座っていられる服かどうか、これ重要

劇場のイスは映画館よりだいぶ小さいです

ウエストのキツイミニスカートや着慣れていない着物

背中にぼたんや大きな飾りが付いているものはオススメ出来ません

誰もおめーの事なんか見ちゃいないから安心して?

みんな舞台しか見てないから

演技中、推しは客なんか見てないから気合入れてめかしこまなくて大丈夫

東宝系は「スカートにアンサンブル」などの綺麗目系

2.5次元はお出かけに行く位の服装の人が多いです

あと、作品によるけど「コスプレ」は基本不可です

観劇とイベントは違うので

劇場のトイレでお着替えも厳禁

電車に乗っておかしくない位の服装で臨みましょう

 

その4 椅子に上手に座る

劇場のイスには「正しい座り方」があります

「背もたれにしっかり肩を付ける」が基本なのですが

やってみるとなかなか難しい・・・

そこでオススメの座り方

「浅めに腰かけて背中をもたれる」と上手くいきます

奥まで腰を入れて深く座ると

背筋が伸び、疲れます

どうしても途中で猫背気味になってきて肩が離れてしまい

前かがみの体勢になります

前かがみの体勢は周りの人に大変迷惑がかかるので避けたい

でもじっと背筋を伸ばして座るのもシンドイ

ちょっと前でに座ると楽なのでやってみて下さい

この座り方は座高が低くなるので後ろの人にも優しい

ちなみに、劇場のイスは

「しっかり背中を付けて座って後ろの席の人が見える」

つくりになっているので

前のめりになると、頭が邪魔になって後ろの席の人が舞台が見えなくなります

客も協力して、観劇が出来る構造になっているのです

 

その5 座った膝の上には何も置かない

これむっちゃポイント!

3時間ずっと膝の上に置いて座ってると

パンフレットさえ重たくなってくるから

ちょっと足を組み替えただけで「がさ!!」つって凄い音するの

あと、カバンに手が当たってゴソゴソいったり

劇場は音が響く作りになっているので小さな音でも周りによく聞こえます

持ってきたカバンは椅子の下にしまいましょう

足元に置くと、足を動かすスペースが少なくなって疲れるし

他の人が通れなくなるので

椅子の下にグイっと押し込むのがオススメです

大き目の手荷物はロッカーに預ける

客席内は狭いので余計な荷物は持ち込まない

劇場内にはロッカーが沢山ありお金が返却される事が多いです

キャリーケースは入り口で預かってもらえます

客席で必要なのは

「ハンカチ・双眼鏡・目薬」

だけだ!!!

三種の神器のみを膝に置いて観劇するのをオススメします

 

その6 困ったことがあったら劇場の人を呼ぶ

・前の人が帽子を脱がない(私恨

・前の人が前のめり(私恨

・前の人が盛り髪(私恨

・撮影してる人がいる(私恨

などなんでも困ったことがあれば迷わず劇場の人を呼んで注意してもらいましょう

直接注意するとお互い嫌な思いをするので

劇場の人に注意してもらうのが一番です

ちょっと早めに着席して、自分の周りにおかしな人がいないか確認しておくといいかも

開演後もドア付近に係員さんが在中してるので

困ったときは助けを呼びましょう

分からない事がある時も劇場の係員さんに聞いたら教えてくれます

 

その7 観劇前の水分は控え目に

観劇前にオシャレカフェでお茶しようと思ってるあなた!!

バーカンでコラボドリンクを飲もうと思ってるあなた!!

飲み過ぎ注意です

観劇中にじわじわと尿意がきてソワソワしてしまっては台無し

上演中にトイレに立つのは最終手段

まわりの人に大迷惑をかけます

休憩時間もトイレは激混みなので安心できません

作品によっては休憩時間にお楽しみコーナーあって

休憩時間も休憩させないのでほんと気を付けて

とにかく舞台に集中できるように

体調は万全に整えましょう

 

その8 温度調節できる服装で

劇場内は空調がよく効いてるので

夏は寒く冬は暖かいくらいだったりします

心地よい温度を保てる服装をすることも

舞台を集中して観るのには大切です

私は冬はジャケット・夏はストールを持っていきます

 

その9 その他一般的なルール

・開演前に携帯の電源は切る

 バイブ・消音はダメです

 バイブは振動音がブンブン響くし、消音は「緊急速報・アラーム」が鳴ります

 また、着信があるたびにスマホの画面が光るので近くの人は目に入って迷惑です

・お喋りは禁止

 どんなに推しが目の前で尊くても「キャー」とかいってはダメです

 友達と「推し超可愛い」とか感想を言いあうのもダメ

 小さな声でも小さな動きでも劇場は凄く目立ちます

 心の声が漏れてしまわないように普段から修行をしておきましょう

 笑い声や曲終わりの拍手は可です

 また、舞台の演出で「コール&レスポンス」は大きな声で答えてください

・上演中は動かない

 不動でじっと座っているのが理想。拍手は別

 これ、やってみるとけっこう難しいから

 二時間以上微動だにしないってかなり体力いります

 だから前日までに体力整えておいたり

 楽な服装がオススメなんです

 どうしても動くときは暗転中か

 賑やかなシーン、日替わりシーンなどワチャっとしてる時がいいです

 間違っても歌い上げる系しっとりリバラードの時に動くな(私恨

 癖なのか、上演中ずーーーっと髪を触ってる人が隣りだったことあって

 目の横位から腰まであるロングヘアーをずーっと手で梳いてて

 「髪しばれよ!」って言いたくなった(私恨

 そのくらい、隣と近いし動かれるとストレスなのでお気を付け下さい

 

 

スタンディングオベーション

 舞台が終わると、役者が挨拶のために順番に舞台に出てきます

 客が拍手でそれに応えます

 これがカーテンコールです

 (一人ずつ出てきてお辞儀するご挨拶の時は座って拍手する

  一度全員がハケテも拍手が鳴りやまないと再度役者がご挨拶に出てくる)

 (作品によってこの辺はすごく違うので周りの空気をよみましょう)

 ものすごく感動した時は2回目以降のカーテンコールで

 「スタンディングオベーション」通称「スタオベ」が行われます

 客が立って拍手する事です

 この時だけは客が立ってもいい事になってます

 「ものすごく良かった」事を役者に伝える最大の賛辞方法です

 誰も立ってなくても「自分が物凄く感動した」なら

 立って拍手をすれば良いんです

 他の客は止められません

 時々そうやって意思表示をする人もいます

 これはそういうルールなので、立って拍手してる人に

 「座って下さい」というのは無粋です

 まぁでも、一人だけ立ってる時はキャストが全員揃った頃には

 着席した方がいいかなーとは思うけど。目立つし

 役者が再入場した時に立ってるのが見えれば「良かった」のを伝える事は出来たわけだしね

 逆に全員がスタオベしてても、自分が良くなければ着席していればいいのです

 2.5ではけっこう頻繁にスタオベが行われます

 一般の舞台でも千秋楽など最後の公演の時はスタオベが時々あるので

 そういう場に遭遇したら一緒にスタオベに参加してみて下さい

 

 

色々ルールはありますが

観劇の一番の醍醐味は

「劇場にいる全員が同じ時間と空間を共有し、皆で一つの作品を作る」

という事です

客も作品作りに協力しなくてはいけません

上演中に大きな声を出したら一気に台無しになっちゃうでしょ?

舞台が「生もの」といわれるのはそういう所です

映画とは全然違うんです

役者は、その場の、その瞬間にいる人だけに向かって

演技をしてくれるのです

 

あと、2.5次元とか若手俳優は「出待ち・入り待ち禁止」の人が多い

役者個人では良くても作品によって禁止してたり

作品ごとで対応が違う事もあるので、よく確認を

東宝系の作品や役者は出入り待ちOKの人が多いです

両方出てる人はどうなるの?ってとこですが

古川雄大さんなんかは

東宝の作品の時は出入り待ちに対応してくれる時があるけど

2.5次元作品の時は禁止

などあるようです

個人の意見としては、仕事前に疲れさせたり

疲れて帰る時に対応させる「出入り待ち」はする気になれませんが

「出入り待ち」は演劇文化の一つとしてあるので

 参考まで

 

良い観劇ライフを!!