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観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2016年5月20日  舞台 刀剣乱舞 「虚伝 燃ゆる本能寺」 ソワレ 千秋楽 ライブビューイング 感想 

大人気すぎて全くチケットの取れなかった

「刀剣乱舞」

ライビュではありますが見てきました

私が観に行った地方の映画館でも大きいシアターを2つも使って

大規模でライビュが行われました

4万人って言ってた

スゴイ人気!!

私はゲームの「刀剣乱舞」やってないので

感想は役者と舞台のみで感じた事になりますのであしからず

 

全体の印象としては

ペライ。ペラくないのにペライ

 

なんというか

「もったいない」この言葉につきます

役者はとても良かったし

殺陣も見ごたえあったんだけど

「もっとできただろうに」って感想が残ってしまいました

役者は旬の出来る子達ばかり集めてて

人気も実力もレベル高い子が多かった

ほっといてもどんどん役を深めていけそうな人ばかり

それに対して脚本が物足りなかったなぁ

 

泣けるシーンや深いシーンは沢山あって、それなりに感動するんだけど

琴線にふれないというか

もう少しなんかあれば、もっと心の深い部分に刺さりそうなのに

届かないっていう

「K」の時にも感じたこの気持ち

うーんなんだろう?

脚本と演出の間とかコクなのかな?

キャラ同士の絡みの少なさ?

なんか、うわべっぽい雰囲気が残るんだよね

衣装パレードかOPのキャラ紹介がずっと続くかんじ

あとEDの傘の演出は安っぽかった

役者観たいのに、傘で顔隠さないで――!

せめてOPでやってよw

Kでも、旗の演出が安っぽかったし、

演出の末満さんこういう演出好きなのかな

 

 

ストーリーは主軸がしっかりしてないのか

軸が多すぎたのか

あれやこれもやりたくて、盛りだくさんになりすぎて

メインが分からなくなったかんじか

どのエピソードも、なんかグッとこないまま終わってしまった・・・

 

まず、ストーリーに主人公がいないのね

座長は拡樹くん演じる「三日月」なんだけど

別に物語に絡まないし

鯛ちゃん演じる「不動行光」がストーリーテラーの気がするし

友人の意見ではひで様演じる「宗三左文字」がメインだって主張してたし

演技力だけ見たら明智と蘭丸が一番輝いてたので

彼らがメインだともいえるし

 

物語にはっきりとした主人公がいないので

大きいうねりが感じられず

全員の話をまんべんなくやってるかんじなの

その中で、明智と蘭丸は心動かされる演技があるんだけど

これは役者の技量によるところが大きいかんじ

明智役の窪寺さんと

蘭丸役の丸目さんが物凄く良い演技してただけで

脚本がいいわけではない気が・・・

だいたい「信長」がキーワードなのに

信長に対する具体的なエピソードが何もない

こっちが、信長がどんな人物なのかって想像するすべがないの

鯛ちゃん不動が「信長様に大事にしてもらった」って何度も言うんだけど

どう大事にしてもらったのか、なにがそんなに不動の心に残るのかが全く分からん

他の人も同じ

ひでさま宗三が自分の事を「お飾り」とか「刻印のせいで」とかいうけど

お飾りだったからどういう事があったのか、とか

刻印のせいで何が起こったのかとかも全然説明がなかったな

 

だから、キャラクターの一人一人にあまり感情移入出来ないままどんどん進んでいく

役者は、ちょっとしたセリフやエピソードで

どんどん役を深められる人ばかりなので、きっかけさえ無かったのかな

もしくは、キャラを具体的に演じるのを禁じられてたか

 

初見の私には、魅力的に映るキャラクターはほとんどいなくて

どの子がどんな想いを持ってるのか、

どういう生き方をしてきたのか

全く分からなかったし伝わらなかった

ゲームプレーヤーのイメージを壊さない為に

わざとキャラをふんわりさせていたとしか思えない

唯一、キャラクターがイキイキしてるなって感じたシーンは

日替わりの「軍議おやつシーン」

あそこは面白くて、見ててワクワクしたんだけど

他は、なんかレビューかお披露目会を見てるようなかんじだったな

 

 

殺陣にもおなじ印象が残る

全員まんべんなく殺陣のシーンがあるんだけど

12人が順番にでてきて一人30秒くらいの殺陣をやるパターンが多すぎ

それが全部で3回か4回あったと思う

具体的に言うと

拡樹30秒(ハケル)→あらまっきー30秒(ハケル)→ひで様30秒(ハケル)→以下同じ

ってかんじで

全員がそれなりに殺陣はあるんだけど

なんかレビューみたいな印象

さらーっと(ではないけど)さわりだけやって、はい次の人っていかんじで

一人づつの殺陣の特徴とか全然分かんないし

どんどん敵を倒すんだけど、刀剣男子が強すぎるのか

決着がさっさとついてしまって面白くない

敵とにらみ合いの間を取るとか

一人1分ぐらいやって、シーン的な塊にして

見せ場をもっと濃厚にして欲しかった

12人いるので、前半と後半に分けても良かったかも

 

あと、私はゲームをやってなくて舞台を見たので

設定が分からずポカーン

途中でヒントが小出しにされるから、何となくふんわりした設定で観たけどさ

まず、刀剣男子たちが「主」って言ってるのがなんだかよく分からなかった

刀剣男子たちを派遣する組織みたいなの?

みんな、信長が昔の主人だったらしく、想いを馳せてるようなんだけど

なら現在の主人である「主」に忠誠は尽くさないの?

だいたい「時間遡行軍」が歴史を改変するのを阻止するのが刀剣男子の役目なら

明智と蘭丸中心のストーリーで良かったじゃん

刀剣男子の話にするなら、もっと城?での話を中心にすればいいのに

キャラに自分の意思が感じられないし

キャラ同士の絆がないっていうか

いきなり紅白戦とか始めるし

キャラクターに感情移入出来ないまま進んでいった

役者が良い人たちを揃えてるので本当にもったいなかったな

キャラクターの再現度に重点を置いたかんじか

再現度はたしかに凄かったけど

舞台にするんだったらキャラクターに命こもらないと意味がないと思った

そういうセリフやエピソードが欲しかった

 

 

役者感想

 

鈴木拡樹さん (三日月宗近 役)

殺陣がすごっく上手になってた

こんなに動けるんだ!!って感動

多分、キャラクターの声だと思うけど

殺陣の途中で「はっ!」ってイチイチ入るのは違和感

カラコンの色が凄く綺麗に出てて、目の印象が不思議

移動する時に、能のすり足みたいに腰を落として歩いてた

衣装が綺麗で、着物の織りまで美しく再現されていた

重そうで、衣装着て殺陣するの大変だろうなと感じた

普段あんまり汗をかかないヒロキくんが

殺陣の後汗をびっしょりかいてたので、相当きついんだろうと思う

特にストーリーに絡むわけでもないけど

刀剣男子たちの監督役みたいで、ちょっとズレた雰囲気が

とても良かった

日替わりの「おやつ軍議」シーンでは、すっごい笑顔で

つっこみ受けて返したり

カテコでもノリノリでびっくり

拡樹くんがとても面白い人なのはよく知ってるけど

舞台上や座組みによっては全く出さないので、意外だった

仲のいい鯛ちゃんがいるけど、頼ってるかんじでもないし

きっと居心地のいい座組みだったんだと思う

 

荒巻慶彦さん (山姥切国広 役)

自分が「写し」だからって悩んでるんだけど

ゲームやってないし、刀剣乱舞に詳しくないから

何の事か分からず

なんとなくは分かるんだけど、設定が途中出しのヒントしかなくて

モヤモヤしながら脳内補てんしながら見るかんじ

だからか、あんまり共感できないキャラクターだった

あと、なんか刀剣男子のリーダー的な役に任命されて

それも過去になんかあったらしく葛藤してるけど

よく分からず

普通に見てて、この程度の内容しか読み取れなかった・・・脚本・・・

とうらぶやってたら分かったのか?私の理解力の問題か?

あらまっきーはとても良い役者さんで

それなりにやってたんだけど、今回はストーリの中心だったにも関わらず

(クレジットの名前の位置2番だし)

あまり印象に残らないキャラだったな

あ!おかし軍議で、周りのぶっこみに耐えられず

「おはぎ」を「おはげ」って言い間違いしたり

何度も吹き出しながら演技してたのはすっごく面白かった

よくみんなのアノぶっこみに耐えて演技続けられたと感動したわ

あとは、マント使いが美しかった

これくらいしか印象に残らなかったな

 

 

佐々木喜英さん (宗三左文字 役)

「立てば人妻 座ればホステス 殴る姿はマジゴリラ」

これ考えた人天才。これ以上の表現無いわ

色気とオーラと異質感プンプン漂わせ

ヒデ様らしいナナメ上っぷりの演技

キャラクターは、なんか、象徴的刀のようで、刀なのに実戦で戦わないのか?

でも、人一倍戦ってたよね???

なんなら素手でグーパンかましてたよねwww

あと、常に何かに憂いている。なんでかは不明

「お飾り・かごの鳥」とか「刻印のせいで」とか印象的な台詞はあったものの

具体的にはどういう事か全く分からず

キャラのビジュアルだけで突き抜けてるかんじ

どう考えてもストーリーのメインではなかったのに

おいしいとこ全部持ってくwww

殺陣も美しいし、衣装も美しい

なんか、着物の裾に深いスリットが入ってて

片側だけのチャイナドレスかアオザイみたいなかんじと言いましょうか

殺陣で深く踏み込むたびに、太ももの上までおみ足が見えてご馳走様~って思ってたら

ラストにビリビリの衣装で上半身も裸みたいなのに変わってて腹筋崩壊wwwww

ヒデ様もってくわーさすがだわー

隣りに座ってた人がヒデ様ファンだったらしく

大爆笑してたのでつられて笑っちゃったよ

蘭丸切るのもヒデ様だし

ちょっと出てきて全部持ってく

もう、ヒデ様の宿命なのかもしれない

 

輝馬さん(江雪左文字 役)

メガネかけてなかった

数珠持ってた

「戦いは避けたい」と言ってた

これくらいの印象しか・・・

小夜ちゃんとニコイチなのかな~ってのは分かったわ

ゲームやってないから、キャラの事全く分かんないし、劇中説明ないし

あと、ウイッグが目のすぐ上まできてて顔がよく見えなかったよね

てるまの無駄使いだった気しかしない

今後活躍するキャラクターなのかもね!

 

 

納谷健さん(小夜左文字 役)

今回初見で一番ズギュンしたのが彼

棒読みっぽいセリフの言い回しや少し高い声が特徴的

ゲームを全くやってない私でも

「あれが小夜ちゃん」ってすぐ認識出来た

殺陣の踏み込みが異常に深く、アクロバット専門の役者さんかと思った

舞台上ではずーっと上目づかいで、両手をグーにして仁王立ち

足は内股気味で、キャラの再現度ハンパなかった

カテコ挨拶では声も顔も全然違ってたのに驚いた

それだけ役に入り込んで作ってたということ

今回が初舞台と聞いてびっくり

今後活躍されることを期待します

 

北村諒さん(薬研藤四郎 役)

演技力が向上しててびっくり

つい最近「ペダル イレギュラー」で散々の評価だったのにー

声も太くなってたし、セリフは聞き取りやすいし

もんのすごい成長してる!!って印象

殺陣も綺麗で、他の役者に劣らず

東堂より断然キャラが合ってる気がする~ゲームしてないけど!

顔も綺麗で「美少年キャラ」がピッタリでした

超半ズボンの衣装が、ギリだなって思ってたけど

最後ビリビリの衣装になって、ズボンの裾が破れてて

ズボン丈が更に短くなってて笑った

今回きたむーは演技が凄く良かったので

今後どう成長していくのか楽しみな役者さんになりました

もう読者モデル出身というよりは、舞台役者ってかんじになってきたと思います

 

和田雅成さん (へし切長谷部 役)

おはぎ口にぶっこまれて、モゴモゴしてた印象しかない

「おかし軍議」シーンは、唯一キャラクターがイキイキしてたとこで

見ててワクワクするシーンだったから良いんだけど

へし切長谷部ってどういうキャラなのかは全然分からなかった

真面目なキャラなのか?

 

椎名鯛造さん(不動行光 役)

鯛ちゃんはちゃんと印象に残ったよ!

私的にストーリーテラーで物語の主人公だと思ったもん

甘酒を飲んで常に酔っ払ってて

かつての主、信長を守れなかった過去があるので

歴史を遡って同じ場面を迎えた時

歴史を変えても信長を生かしたいって思って葛藤する

とても感情的なキャラクターで

演技は難しそうだったけど

鯛ちゃんはとっても得意そうな役

もう少し掘り下げのセリフが欲しかったとは思う

「信長に大事にされた」っていうわりには

具体的なエピソードは出てこないし

それだけ信長に尽くして、今のぬしにはそんなかんじで良いの?って疑問は湧いたけど

ゲームをやってる人には分かるのかもしれないし

今回は、ゲームやってる人向きの脚本だったのかなって

残念なかんじはしたけど

鯛ちゃんはとても分かりやすく役を演じてたと思います

 

 

廣瀬大介さん(一期一振 役)

これほど無駄使いって感じる役ないわ

大ちゃんはすっごく良かったの

殺陣もキレッキレ、台詞も聞き取りやすい

雰囲気十分あって、魅力満載だったんだけど

話に全然絡んでこないし、見せ場も無いし

殺陣も短かったし

ハッキリ言っていてもいなくても良い役だった

もう残念でしょうがないわ

「おかし軍議」シーンではかなりツッコミしてて輝いてた

あの一瞬でこんだけ輝くんだから

もう少し出番増やしてあげてよ~大ちゃんはやれる子なんです!

今後の為のお披露目なのかな

とにかく、残念でしかなかったという印象です

 

杉江大志さん(鯰尾藤四郎 役)

ごめん、全然印象に残ってないわww

生意気なショタっぽいキャラだったっけ?

きたむーの役と被るし、話に絡まないし、印象に残る要素が無い

顔はとっても可愛いくて、役に合ってるんだろうなと予想は出来たけど

それだけしか分かんなかったです

 

東啓介さん(燈台切光忠 役)

キャラの自己紹介で「燈台も切ったと言われた事から~」って説明があったので、パッと頭に入った

体格も大きくて、殺陣も振りが大きく、途中にピョンピョンジャンプする振りが入るので印象的

話に絡んでこないけど、爪痕は残していった

おかし軍議で「手作りのおはぎ」を持ってくるのがキャラ立ちしてたし

東君は「弱虫ペダル 新世代篇」で初見だったのだけど

演技が素直で真っすぐ、クセが無いところがとても好みの役者さん

燈台切も鷹揚な雰囲気が出てて良かったです

 

染谷俊之さん (鶴丸国永 役)

染ちゃんも無駄使い感あったけど

役者の力なのか、爪痕残していったわ~

おかし軍議でのぶっこみ忘れないww

話を進めようとする(脚本に戻そうとする)和田君を遮ってぶっこむ染様さすがだぜ

その後もちょいちょい「おはぎ祭り」のワード入れてくるし

さすがとしか言いようがない。芸が細かい

殺陣は軽やか。他の人とは違った振りで印象的

染様が体が動くからか、キャラがそういう動きをするのか

回転ジャンプして切る、って殺陣が多かった

座った状態から助走無しでクルンって回って敵を切ったり

階段上から回転しながら飛びおりて切ったり

くるくるピョンってしてた

衣装も一人真っ白で、まつ毛も白くしてて目立ってた

キャラは、つっこみっ役なのか?

染様ナイズされてるのか、ゲームしてないから不明だけど

自由にイキイキしてて魅力的でした