観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2016.11.03 スカーレット・ピンパーネル 梅田芸術劇場 マチネソワレ 感想 レポ 3 安蘭けいさん

安蘭けい さん(マルグリット・サン・ジュスト役)

安蘭さんも、石丸さんの相手にふさわしく、素晴らしい歌声だった

OPの引退公演から、パーシーを想う愛の歌、一幕最後の三人でのソロ

フランスの娼婦変装では声色をガラッと変えて、ドスの効いた低音

どこをとっても素晴らしく

何度も衣装チェンジし、最後には両手に剣を持ち殺陣の大立ち回り

と、大活躍

安蘭さんも、心配になるほどソロと歌が多かった

負担ハンパなさそう

でも、どの歌も安定してて、低音は深みがあり、高音はのびやかで美しかったです

 

演技は、美しいだけでなく、コミカルな演出もあったり

美しいドレスから、娼婦のセクシーコルセット、監獄での粗末な衣装と

何回着替えたのかなと思うほど色んな衣装を着ていました

安蘭さんの魅力が存分に堪能出来て、ファンは大満足な

一作なのではないでしょうか?

 

安蘭さんの素晴らしさは本当に堪能できたのだけど、脚本がイマイチで

マルグリットがどういう女性なのか全く伝わってこなくて

キャラクターに魅力を感じられなかった

そこが本当に残念だった

 

ミュージカル好きなら分かると思うけど

舞台の生歌って

役者の歌声が凄く凄く素晴らしくて、歌詞も内容も関係なく

ただその歌声に心震える

ってことあるよね?

 

そして、歌唱力はそこそこだったとしても

役と役者が一体になってて魂の叫びみたいな歌があって

ストーリーと重なって心が震えるって事もあるよね?

 

そんでその両方が重なる時に

とてつもなくものすごいエネルギーになって

もう息が止まって涙が勝手に出てくるぐらい

感動する歌に出会えることもあるよね?

そして、それは奇跡でなくて、ミュージカルの最高峰と言われてる人達の舞台は

結構な確率でそういう奇跡みたいな一瞬を作り出すことができる

 

安蘭さんは、きっとそういう事の出来る人なんだけど

今回は、キャラの疑問が引っかかってしまって入り込めなかった

悲しみ

 

安蘭さんのファンなら観て間違いないと思うけど

ストーリーを見てしまって、疑問が邪魔した

 

 

以下個人の感想と疑問点

 

パーシーの石丸さんの感想にも書いたけど

まずパーシーとマルグリットが結婚するに至った経緯が全く描かれてない

マルグリットはフランスの有名舞台女優

引退公演に婚約者のパーシーが来ていて、ショーヴランに突然中止を言い渡される

その時に、パーシーに抱きつきながら「婚約者です」と言うのだけど

それだけ見てると、パーシーに頼ってる弱い女性なのかな、って印象

花形女優と、女優の美貌に一目ぼれしたイギリスのお気楽貴族っぽいかんじだった

そこに、特別深い絆があるとは思えなかったし

 

 

そして、ショーブランにサン・シール侯爵の居場所のメモを渡す

「本当に、危害は加えないわね?」

と心配している所をみると、優しい心の女性のよう

 

イギリスでの結婚生活が始まった瞬間から、パーシーの態度が激変

マルグリットがスパイではないかと疑ってるので(確信した?)

パーシーから、ずっと冷たくされている

(あからさまに嫌われてはいないけど、遠ざけられててそれをずっと悩んでいる)

それでも、パーシーを慕っているマルグリット

このへんも、どうしてそんなにパーシーの事を信じられるのか分かんなかった

パーシーがどういう人間かはっきり伝わってこなかったので、マルグリットが

なんでずっとパーシーを想えるのか謎だった

 

フランス時代の友人マリーに不安を打ち明けるも

「彼の目を見て」と言われ、信じようと悩むんだけど

そもそもパーシーの何に惚れたのか客(私)には分かんないから

「パーシーがあんな態度だったら、不安になるよなぁ」ってかんじ

それでも、パーシーを信じてるのだから、やはり夫にすがって生きるしかない

弱い女性なのかなーって印象

 

それから、弟のアルマンにも

「一人にしないで、旅ばっかり出ないで」と泣いてすがってるので

時代や周りに翻弄されるしか出来ない、弱い女性っていう印象がますます強まった

 

あとはアルマンに向かって「一人しかいない家族」と何度も言ってる

マルグリットが一番大事にしてる家族はパーシーでは?とアルマンに言われても

「彼は全然側にいてくれない(ピンパネ団の仕事が忙しい)

 6週間で結婚したから、自分が思ってたような人じゃなかったのかもしれない」

と漏らしてて、パーシーを愛してない、信じていないのではと思わせるセリフがあった

その割には、パーシーを嫌いになったという描写も無い

 そして、アルマンにフランスへ行かないでくれと泣いて懇願するのに

突然「気を付けるて行くのよ」とコロッと意見を変えてしまう

さっきまであんなに嫌がってたのに?って疑問が・・・

 

ショーヴランがわざわざイギリスから会いにやって来て

もう一度自分とやり直そうと迫るシーン

心が揺らぎながらも、思いとどまる、というようなやり取りだったのだけど

ショーヴランに想いがあったのか無かったのかはっきりしない

 

二人の密会現場にやってくるパーシーは

ショーヴランを欺くため、バカを演じている

夜中に男と二人でコソコソしてる妻をなんとも思ってないらしい

それを変にも思わずに、二人のやりとりにツッコミを入れるマルグリット

本当に、こんなパーシーのどこが気に入ったんだろう?とここでも疑問が

 

ショーヴランがやってきた理由は、マルグリットをもう一度利用するためと、

多少はよりを戻したかったのもあるかもしれない

自分の密告によって、サン・シール侯爵が処刑されたことに罪の意識を感じ

「私の手は血に染まってしまった」

「どうしてあんなことをしたのか、殺さないという約束だったではないか」

とショーヴランを責めるのに

人質になったアルマンを釈放する代わりに、ピンパーネルの正体を探れ

というショーヴランの事を「本当に信じてもいいのね?」ってあっさり承諾する

あんた、騙されて利用されたやん、そんでサン・シール一家が殺されたやん?

なんで信じれるの?バカなの?ってなってしまった

マルグリットはちょっとおバカな性格の女性なのか??

とここで大きく頭にハテナマークが・・・

 

二幕に入り、フランスの刑務所まで単身アルマンを救出に行くマルグリット

パーシーに止められていたのに、内緒で来たらしい

結局あっさり捕まり、牢屋に入れられるときには

門兵につばを吐くなど感情的な一面も

そんな行動力のある女性だったのか??

ここでキャラに疑問が・・・

 

刑務所から処刑場へ移される時には毅然として出て行く

あれ?そういうキャラだった?とまた疑問が

 

そういう強い女性だったら、パーシーに対しても

もう少しなにかあってもいいような気がしたが

 

処刑場では、まさかの二刀流で

兵隊相手に戦いまくる

いつからそういうキャラだったのだ???ともうここではポカーン

安蘭さんの殺陣はとても綺麗だったんだけど

そういう問題じゃなくて、キャラが崩壊してないですか?

と、もにょーっとした感情で見てしまいました

 

2016.11.03 スカーレット・ピンパーネル 梅田芸術劇場 マチネソワレ 感想 レポ 石丸幹二さん 2

石丸幹二さん (パーシー・ブレイクニー 役)

石丸さんの存在感凄かった

歌の包容力素晴らしく

主演の貫禄はダダ漏れ

演技も安定

キュートな演技は可愛らしいし

変装時は最初分からない位の化けよう

衣装もキラキラ王子様から、老人まで着こなしてるし

「錦鯉ドレス」をあんなに着こなせるのは石丸さんのオーラがあってこそ

歌の方は

ソロが多く、1公演中でこんなに歌って、喉大丈夫なのかしら

と心配するほど歌う場面が多い

でも、どの歌も本当に安定してて素晴らしい

石丸さんの声は

温かみがあって、包容力のある声質

ビブラートも美しくて優しい

陽だまりみたいな、春の陽射しみたいなそんな

癒されて優しい歌声だと思います

その優しさが、パーシーの憎めない雰囲気を作ってるように感じました。

そして、舞台に出る回数、変装が多くて

負担が凄く多そうな印象

W主演でやらなきゃ一日2公演なんて無理そうな出番の多さ

最後にはフェンシングでの大立ち回りまであるんだよ

OPからEDまでとにかく大活躍

「スカーレット・ピンパーネル団」とはいうものの

常にパーシーが中心であり

「パーシーとその仲間たち」って言った方がいい

ピンパネ団にもう少し分散しても良かったんじゃないのかなあ

 

イギリスの物語が進んでいく中心にパーシー

ピンパネ団の展開にもパーシー

革命政府(フランス側)のベルギー人もパーシー

とにかく話の全てにパーシー(石丸さん)が絡んでて、休むとこあるのかな

って心配になるほどだった

たくさんの変装や演じ分け、歌など盛りだくさんで

石丸さんオンステージの印象だけど

疲れも見せずに歌はどれも素晴らしかった

特に「君を側に感じる」(仮)のロングトーンは圧巻

伸びやかで優しさに溢れてて素敵でした!

2公演目のソワレでもすこいパフォーマンスだった

 

ただ、パーシーのキャラに疑問が残りまくりで

感情移入出来なかったのが正直な印象

石丸さんの演技がどうとかじゃなくて

これは脚本の問題だと思う 

そこが残念でした

石丸さんはとても魅力的だったのに、キャラがイマイチだったなぁー

 

 

以下、キャラと脚本の個人の感想及び疑問

まず、マルグリットとの結婚への経緯

OPですでに二人の結婚が決まっていて

マルグリットの最後の舞台を観に来ている所から始まる

出会って6週間で結婚したというのだけど

マルグリットの何が気に入ったのか

描かれてなかった

6週間で彼女の何を知っているんだ、とデュハーストに問い詰められても

何も答えられない

「彼女は何者なんだ、自分が思ってた人間と違うのか」

みたいな曲を歌う葛藤のシーンがあるのだけど

「ホントに何見てたんだよ??」て感じてしまった

 

次に、マルグリットがスパイだと確信してからの態度

愛してた妻が、実はスパイで

友人のサン・シール侯爵の処刑に関わっていたと知ってから

マルグリットを遠ざけて、話もせずにかわすばかりで

のらりくらりとしている

ピンパネール団の事を知られないようにしているのだが

中途半端

スパイだったとしても愛してるなら

もっと苦悩するシーンがあってもいいと思うのだけど

そういうかんじも無く

スパイだから愛が冷めたというかんじでもなく

つかず離れずの飼い殺し状態

こういう態度を見るにつけ、マルグリットの何が良くて結婚したのか疑問

マルグリットに真相を知られると密告されるからなのか

それならもう少し緊張感があってもいいと思うのだが、無い

マルグリットが真実を知って、危険な目に合うのを避けているなら

そういうセリフがあってもいいのに、それも無い

 

そして、ウェールズ公でのダンスパーティーの時

マルグリットの告白を受けて

再度マルグリットへの愛を確かめるパーシー

正直「はぁ?」ってかんじ

自分でマルグリットに冷たくしておいて、都合良すぎない?

その後の「マルグリットへの愛を再認識したよ」の曲(仮)

石丸さんの歌は素晴らしく感動的なのだけど

泣けるぐらいには良かったけど

パーシーに感情移入できないから

全力で受け止めれなかった・・・悔しい

「あんなに冷たくしておいて今更なんだよ、自分勝手だな」

てパーシーに思ってしまうので浸れなかった

ただ、歌は素晴らしくて

石丸さんが歌ってる、って思ったらもうそれだけで泣けるぐらい

尊かったです

特に最後のロングトーンは圧巻でした

 

次にパーシーのキャラそのもの

「普段はバカを演じてるが、実は切れ者」

って設定らしいのだけど

その役の設定が曖昧で

切れ者ってのがあまり分かんなかった

「僕らは知恵で戦うのだ!!」

って言ってるけど、綿密な計画を立てているわけでも無く

わりと出たとこ勝負な気が・・・

それから、ピンパーネル団の他のキャラが全然説明されてなくて

活躍してるようなんだけど

勝手にやってる印象

パーシーが指示してやらせてるんだけども、

君はこれが得意だから、こういう風にやったらいい

というアドバイスも無く

どうしてパーシーを中心にピンパネ団が集まってきたのかも謎

結婚パーティーにたまたま来てた友人の集まり

みたいに見えてしまった

命を賭けて秘密を共有する仲間の絆が見てて全く感じられなかった

 

ショーヴランがたびたびマルグリットとコンタクトを取っているのに放置

そこに関しては、何か疑問に思うとか

確信に変わるとか、思う所があっても良くない?

マルグリットとショーブランが庭で密会してる時も

知っているくせに

ぶらぶらしてて、ほんと何してんの?ってかんじ

二人を監視してるわけでも無かったし

ショーブランの前ではバカを演じてたけど

その後に、切れ者の顔に変わる、みたいなとこも無く

中途半端なんだよ~

そう、あと、この三人のシーンでは

無駄なお笑いが長く続き

マルグリットがキャラ崩壊して二人を止めるという謎の演出

マルグリットには切れ者の部分を見せていないようで

どうしてマルグリットがパーシーを好きになったのか

そこも疑問だった

 

パーシーのキャラがぶれっぶれなので

感情移入出来ない所が多すぎたのですが

 

石丸さんだったからここまで保てたのかもしれない

石丸さんは本当に素晴らしくて、圧倒的で

包容力凄かったので

逆にその他の色々残念な所が目立ちました

2016.11.03 スカーレット・ピンパーネル 梅田芸術劇場 マチネソワレ 感想 レポ 役者 (ピンパーネル団

 

 

 

 

 

2016.11.03 スカーレット・ピンパーネル 梅田芸術劇場 マチネソワレ 感想 レポ 役者 (ピンパーネル団)

ネタバレ注意

ストーリーの核心どころか色んなところに触れてますので

ご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ピンパーネル団の若手6人(ぴろし除く)

扱いがモブです!!!

完全にモブと思って間違いありません!!!!!!

役付きの舞台と思って見ると相当がっかりするのでご注意ください

私は相当がっかりしました

一応役の名前が付いてるんだけど、最後まで誰が誰だったのか

パンフ見ないと名前がわかんないから!

キャラ設定ゼロ

ソロの歌ゼロ

セリフも下手したらゼロに近いのでは?

顔の認識が出来ない位の遠い席で見てたら、役者を識別することも出来ない

衣装のテーマカラーが決まってるのか決まってないのか分かんないから

衣装の色で認識も出来ない

一応「錦鯉ドレス衣装」の色だけ覚えといたから!

推しがいて、見ようと思う人はそこだけでもチェックしてあげて

 

せっかく勢いのある若手6人集めてるんだから

もっと使ってあげてよー

せめて一曲ぐらい「ピンパネ団」のソロ作ってあげてよー

ワンコーラスくらい一人づつソロ歌わしたげてよー

パーシーに命預けてる仲間なんだから

キャラの設定が分かるセリフ一言でも入れてあげてよー

 

もうね、ストーリーそっちのけで一人ずつ追ってないと

本当に分からないから

変装で顔隠してる時もあるし

本当にモブのアルバイトしてる時もあるし

ピンパネ団の時は6人で一つみたいな扱いで

セリフも少なくて、集団だから没個性

扱いが残念すぎてたまりませんでした

 

ピンパネ団がもっと個々で活躍すれば、舞台に色が出るし

深みも出ると思うんだけどなぁ

コミカルな部分や、勇気や友情などの

熱い部分を担当できる集団だと思うのだけど

全然活かされない脚本でした

泣く

 

その分、主役の石丸さん・安蘭さん・石井さんにものすごい負担がかかってて

とってもアンバランスな印象です

 

二回ガン見して、それぞれの識別方法を考えたので

これから見る人は参考にして下さい

 

 あとは、豪華な衣装が盛りだくさんなのに対して

セットがしょぼい
そこもアンバランスな印象
安蘭さんと石丸さんはカテコ用の衣装まであるんだよ

そんなん作ってる金あったらセットもうちょっと頑張れ

カテコ用の衣装素敵だったけど・・・

モブ(ピンパネ団)の衣装も豪華だったので

そこは良かった

でも、ピンパネ団はカラー分けしたらもっと良かったのにな

みんなお揃いだけど、ちょっとデザインや柄が違う

こじゃれた衣装だったけど、キャラの識別が困難でした

 

 

 

矢崎広さん(アルマン・サン・ジェスト役)

むっっっっっちゃ可愛かった!!

忠犬系の可愛さ。柴犬の子供みたい。

ラストの、全員で船で帰るシーン

義兄パーシーと姉マルグリットが幸せそうに抱き合ってるのを

階段の下からうるうるした目で見上げながら歌ってるのが

とにかく可愛すぎた

ピンパーネル団ではあるけど

マルグリットの弟だし、ちゃんとキャラがあった

マルグリットがスパイだと知らずに姉を庇い

義兄のパーシーを敬愛してる

どんなに拷問されてもピンパーネル団の事を話さなかった

強く美しい心の持ち主

そのわりに、脱走中に口を滑らせて

マルグリットにピンパーネルの事をばらすというのは

演出としてどうなのか・・・

ワンコーラスだけだったけど

ソロシーンはとってもとっても歌が上手で魂こもってて

良かった

本当に歌が上手くなった

安蘭さんとのデュエットも美しかった

もう少し聞かせてほしかったなー

 

 

太田基裕さん (エルトン 役)

イメージカラーは黄色

声ですぐ分かるもっくん
結婚式後のクリケットのシーンで
出てきた瞬間に声で分かったww
特徴的な声質だし、よく通ってすぐ分かる
贔屓目になってる事はあるかもしれないけど

コーラスでももっくんの声が聞こえる所が何回かあった

「錦鯉」のとこも可愛かった

ちょっとおバカなキャラだったのかな?

いつもメモ帳を手にしてて、スケジュールチェックしてる
カテコでも何かメモしてた

変装は、釣り人
頭から布をかぶってるけど、それでも声で一発で分かってしまう

ピンパーネル団全体に言える事だけど、もっと出番というか

キャラの設定が欲しかったなぁ
本当にそこが残念

結婚式のダンスシーンでは

上手でパーシーと上口デュハーストが重要な演技をしている中で

他の参列者がダンスをしてるんだけど

踊ってたらちゃんともにグラスを渡され

ダンスの輪からはじき出され

「おやおや、アハハ」と

仕方なしに渡されたグラスの淵を拭いて自分が飲む

という細かい演技してて笑えました

 

上口耕平さん(デュハースト 役)

イメージカラー紺

ピンパーネル団の副団長の位置づけ

のわりに、パンフ見ないと名前分からないほどの扱いの低さ

上口君の見分け方は、キレッキレのダンスと振り

足先の伸ばし具合と、腰の入れ具合が一番美しいのが彼と思って間違いないでしょう

マルグリットの引退公演時のバレエダンサーもやってて

「ピンパーネル団のダンス選抜」の一人
(もうひとりはうえたく)

結婚式のシーンでサンシール侯爵が暗殺された、とパーシーに告げに来て

マルグリットがスパイではないか、とパーシーと二人で疑う

とても重要な役回りであると思えるのに

その後活躍の場があまりない
というか、ストーリーに絡んでこない

残念すぎだ

「錦鯉」衣装では、最後まで着ることに抵抗していた

苦い顔で「仕方なしやで」ってかんじなのに

「男の務め」ではノリノリのキレッキレのダンスを披露w

キレッキレダンスはもう上口君の宿命なのか

イチイチ決めポーズが美しすぎ、キマリすぎてて噴く

あ、あと、錦鯉ドレスの袖に付いた糸くずを苦い顔で払う

って動きをしてて、これはアドリブかと思ったら

マチソワ両方でしてたので、そういう演出なんでしょう

セリフは無いものの、すごく細かい演技してて注目して見てると面白いです

変装シーンでは、パン屋さんになってた

「ぱーん」って言いながらフランスパンで戦うのが笑えました

フランスのタッソーの隠れ家で再び立ち上がるのを決意するシーン

アカペラで歌い出す所があるんだけど

最初がセリフになってて、すんごく難しい曲

マチネでは音程バッチリ決めてきたので

絶対音感あるんだ!?って感動した

ソワレで、ちょっと低くないか?って思ったら

やはり音程が違ってて、オケが入った瞬間に

スンって音程上げてました

あれはとても難しい曲なので歌いこなすのが大変そうでした

 

 

廣瀬智紀さん(ハル役)

イメージカラーは赤

ちゃんともの事を知らない人だったら分からないだろうな

ってくらいセリフが無い

「ピンパーネル団の一人」くらいの扱いでハッキリ言ってモブ中のモブ

本当ーーーーーに残念!

ちゃんともは見分けようがないので、顔を見て探すしかないです

ハルは、どうやら「女装担当」らしく

変装シーンでは花売りになってて

「私とお花とどっちが綺麗?」って言いながら自分のお尻を撫でまわす

とか

「錦鯉」衣装時には一番ノリノリで

ドレスをきて喜んでて、キャッキャしてる

など

面白いキャラ設定があったらしいのに

もの凄く注目してないと気付きません

一階の前列で見てないと分からない細かい演技をしてました

 

相場裕樹さん (ベン役)

テーマカラーは黄緑

ばっちは本当に全然分からなかった

前列でかなり注目して見てても分からん

一回ソロのセリフあったかな?って位

キャラ設定も伝わってこなかった

ギロチンを改造してたのがばっちだったから

フランス隠れ家のシーンで下手でギロチンをいじってる所を注目して下さい

機械に詳しい設定なのかもしれない

でも、これはばっちの事をよく知ってて

前列だったから分かったのであって

3階とかで見てたら分かんないと思う

本当に彼も残念な扱いだった

変装シーンでは何をしてたのか分からず

盲目のおばあちゃんかな?

 

原卓也さん(ファーレイ 役)

イメージカラーは紫?

うえたくも全然目立つところなかった

完全にモブ

しかし!アゴが目立ってて、出てくると

「あ!うえたくいる!」って分かる

うっすらのオーラでもなんとなく雰囲気で分かるアゴ

素晴らしいね

「ピンパーネル団ダンス選抜」の一人

錦鯉のシーンも、これといって目立つところなく

ドレスに呆れてるけど拒否してるわけでもない

マルグリットに「ピンパーネルの正体を教えて欲しい」と迫られるのに

活躍するところも無く

かなり残念なかんじになってました

変装シーンも何やってるのか分からなかったな

盲目のおばあちゃんがうえたくなのかもしれない

注目してると「実はピンパーネル団が変装してるんだよ」って所では

ニヤリってしてたり、細かい演技は入れてきてたけど

前列で彼だけ見てないと分からないと思う

本当に残念でした

 

 

駒木根隆介さん(オジー役)

イメージカラーはピンク

彼は体型に恵まれ、一人だけ背が低くてぽっちゃりしてるので

どこにいてもすぐ分かる

そして声も可愛らしい

錦鯉の衣装のインパクトが凄い

「頭の足りない僕に~」ってセリフが印象的で

キャラがしっかりしてる

ピンパーネル団では一番おいしいところ持っていってた

他のピンパーネル団もオジー位の出番があったらいいのに

変装シーンでは兵隊

 


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2016.10.08 まらしぃ ライブ 岡山 市民文化ホール レポ 感想

以前から好きだったピアニスト「まらしぃ」さんのライブに行きました

セットリストなどは不明です

 

アンコール入れて約2時間15分
MCも自分でやってて、一人だけでも途中ダレる事も無く、大変面白かったです

 

とても素敵な演奏を聞けて

いい時間を過ごせました

 

演出も工夫されてて、中央にグランドピアノ、下手に電子ピアノとなぜかベッド
まらさんの部屋を再現したセットがあり、どちらにも手元を映すカメラ設置
バックのスクリーンにリアルタイムで映し出されてて

動画や生放送を彷彿とさせ

そして、弾く時の手元が大きく映し出されて、綺麗だった

 

何曲かは、スクリーンに影像が映りました

曲名は分かんないんだけど、点と線が繋がっていくような

スペイシーな映像は曲の雰囲気と合ってて

とっても素敵でした


ピアノはベーゼンドルファーで、一番低い場所に蓋が付いていてテンション上がってた

可愛い

スタッフは現地スタッフだけではなく

ツアースタッフが複数いるみたいで

しっかりサポートされてる印象

 

OP

会場が暗転し、緞帳あがったら真っ暗な舞台からピアノが聞こえてきて

照明がつくとまらしぃさんが弾いてる

弾きながら上下に頭動かしてて、客席からは自然と手拍子が
ペンラ持ってる人が何人かいてビックリ
しかもビカビカ点滅するやつ
えー?と思ってたら二曲目の終わりに「こんにちはーまらしぃです」

「手拍子ありがとうございます」「ぴかぴかしてるのも良いですね」
「光り物は好きです」と言われ

オッケーなんだ!とびっくりした

しかし、手拍子の時のみ点灯するという暗黙のルールがあるようで

しっとりした曲の時には消してました

あんな光物を隣で振り回されてたら集中出来ないわ、と思ってたのでちょっと安心

 

「千本桜」(だったと思う)でも手拍子を促して

演奏を始めるが、会場の手拍子のスピードが速く

両手をバンザイしてバタバタさせ

「ちょ!ちょっと早いです!もう少し落ち着いてww!」

と演奏を中断する事があり

会場から笑いが起こりました

そのくせ、ラストは超~~~~速弾きで

客席の手拍子置いてきぼりw

客席とコミュニケーションを取りながら

ほんわかムードですすんでいきました

 

昨年のツアーアンケートで要望の多かった

「生ピアノの音のみで演奏」する曲が1曲あり

他の曲は2階まで綺麗に届くようにマイクを使用してました

 

一時間くらい?グランドで弾いたあと、上手に引っ込んで
休憩タイム

 

待ち時間にはスクリーンに「NOW Loading・・・」の文字とピンクのおさる

サルがグルグル回ったりして、飽きさせない工夫がありました

 

再登場
「働いたら負け」白Tシャツとクロックスっぽいサンダルの衣装(?)

にお着替え

ミクの大きなぬいぐるみ持ってて出てきて

「あー疲れたなー。さあ、今日も生放送しよっかなー」とか言ってて

茶番の寸劇が始まり会場爆笑

下手のセット?に移動し2幕開始

 

Vピアノ(電子ピアノ)の上にはあらかじめフィギアが並んでいて

真ん中に大きなミクさんのぬいぐるみを設置

ピンクのおさるも定位置に

「このベッドはわざわざニトリで買ったんですけど、このせいで機材が増えたって

スタッフさんに怒られたんですよ~」

「ベッドは最高だけど、自分の家のよりふかふかしてるのが気に入らないないなー」

などと言いながらスタンバイ

ベッドを椅子がわりにVピアノ、というまらしぃさんのお部屋スタイルの演奏

「さー、生放送、イン岡山―!」

「パチパチパチ」

「わこつーわこつー」

とか言いながらスタート

 

後ろのスクリーンに映し出される映像は

ニコニコの生放送でおなじみの光景で

粋な演出だなと感心した

途中、置いてたミクのぬいぐるみが落下するハプニングがあり、演奏中断

客席を( ・∇・)こんな顔で振り返って置き直してたのが可愛かった

そして、気を取り直して、ベッドの上で弾みながら再開

動じないマイペースっぷりが感じられました 

Vピアノちゃんがガタガタ揺れるほど激しく弾いてるので

ミクさんも落ちるわなw

 

生放送コーナー終了時には

<えんちょー!!

などの声がかかり

「いやーもうあと6時間ぐらいやりたいんですけど

 物理的にねーチケット無いんで・・・」

と言ってました 

 

新曲があり

動画「デジモンアドベンチャーOP・Butter-Fly」を一緒に撮った

IKUOさん(Ba) と淳士さん(Drm)との共演作

これは、動画も撮影されており

バックのスクリーンにお二人が映し出され

二人の録音に合わせて生ピアノを弾く、という難しい事をしてました

イヤホンはしていないようだったけど

音がずれることはありませんでした

そんで、この新曲が凄い!!

「とにかくツヨイ」とまらさんが表現してましたが

なんかずっと「ズドドドドドドドド」っていってるかんじ

ベースとドラムとピアノいうと、まらさん所属のろじえもがありますが

方向性が全然違った

ドラムが圧倒的リズムを打ち続けててずーっと「ズドドドドド」って言ってて

それに合わせてベースも「ンべべべべべべべべべ」っていってて

ピアノも「チャチャチャチャチャチャ」と鳴り続けてるかんじ

疾走感がすごかった

ライブツアー後に動画が上がる事期待

 

演奏の合間にはMCあり

「初めてまらしぃのコンサート来た人―」

「ピアノを習ってたり、過去習ってた人―」

岡山県内から来た人―」など質問して

客に挙手させたり

客も常連がいるのか、ガヤがあったりで

大きいホールながら客席と奏者が近い印象

 

その他MCの会話覚えてるとこ

「岡山は桃鉄で「桃太郎ランド」が印象的ですね」

「観光スポットが無いところが、名古屋と似ていますね」

会場<美観地区~!お城~!(口々になんか言ってる)

「え?え?(聞き取れなかった)それさ、なんか近所の地名言ってるだけでしょ?w」

「四国や米子ジャズフェスティバルとかでライブしてるので

 岡山は乗り換えで何度も来てて

 もうライブしてる気がしてたけど、初めてなんですよね~」

「岡山は、ノリたい所ではのってくれて、聞いてほしい所ではしっかり聞いてくれるから・・・好き////」

会場のピアノ「ベーゼンドルファー」を紹介して

「このピアノね、ここの一番低いところにフタが付いてて超カッコいいんですよ!」

と言いながらフタをカパカパして弾く

カメラに映そうとするが、舞台のライトが強くて後ろのスクリーンに映らなかった

「あーー残念!あとでカメラが良い時にもう一度見せましょう」

「今回は晴れ、ということで良いんじゃないでしょうか?!」

(まらさんは雨男で有名)会場から拍手

「でも、これでライブ終わって雨降ってたらゴメンなさいww」※フラグ

(ライブ終わったらしっかり雨降ってました)

ほぼ最後のMCで

「ごめんなさい、僕自己紹介わすれてました・・・

 僕の事を知らない人もいるかもしれないので

 まらしぃといって、ニコニコ動画で動画を投稿したり

 ライブしたりポテチ食ってゴロゴロしたりしてます」

生放送でおなじみの「お誕生日お祝い」

「今日お誕生日の人ー!」

会場に2名

「良かった!去年の大阪では一人もいなくて

 「えーと、じゃあここ2.3日の誕生日の人」とかふわっとしたかんじになっちゃった

 でも、前回の大阪では5人ぐらいいて、良かったんですよ」

言いながら「ハッピーバースデー」の曲

会場から大拍手でお祝いされてました

おめでとうございました

アンコールで

「これが最後の曲なんですけど・・・」

会場<・・・えーー!!(控え目)

「・・・もうちょっと残念そうに言って下さい!w」

「今年は動画を投稿初めて8年目

 あと20年位は、こうやって色んなところをライブで回って

 家に帰ったらゴロゴロして、生放送したり、ポテチ食べたり

 もうあと20年くらいはそんな生活したいなー」

 

ライトはライブ仕様で

舞台が真っ暗だったりピンスポとかミラーボール的なキラキラや、赤や青だったりとかなりアグレッシブに照らしてて

目もとがチカチカしないのかな?と思った
よく弾けるなーと

 

マイクは基本、MCの時にだけハンドマイクを持つスタイル

演奏中は置いてあるので、客席の煽りが出来ないんだけど

会場に手拍子を促す時は

手を頭の上にあげて「手拍子!」ってジェスチャーして

客の手拍子に合わせて弾きだしたり

弾きながら、体を上下に振って客席を見まわしたり

片手で弾きながら片手で会場を煽ったり

あとは、和音をジャンジャンって鳴らして

「これくらいのリズムで」ってジェスチャーしてました

ピアノだから座ってないと弾けないし

両手は鍵盤だから手を使えないし

全身で表現して

客の煽りも工夫されてました

 

アンコールでバルーンのピンクおさるが出現

会場がアンコールの拍手をする中、ふわんふわんと大きくなっていきました

 

アンコール最後の曲を弾き終わったあと

スケッチブックを取り出して

サラサラとお絵かき

その後、ピアノにセットしてスマホで記念撮影

ツイッターであげているアレは

会場でその場で書き、その場で写真撮ってたんですね!

皆に見えるようにVピアノを撮っていたカメラを移動させて

バックのスクリーンに映してくれました

ささっと描いたのにとっても上手でした

 

ライブの最後には、下手、中央、上手に向かってお辞儀

上手袖に引っ込む前にもう一度会場に向かってお辞儀

後ろを気にしながら、後ずさりしながらハケていって

(背中向けなかった)

ちょっと印象的でした

それと、お辞儀の仕方が可愛い!

「ぺこり」という擬音がぴったりで

両手を前に出し、2階席を仰ぎ見て

両手を上に伸ばして

バンザイみたいにしてから

膝まで下ろしながらぺこり

大袈裟なお辞儀みたいなかんじ?

ピアニストってさ、胸に手を添えて深々と

とか

両手を広げて、拍手を浴びながらダイナミックに

とか、そんなん多くない?

文章で伝えるのは難しいんだけど

まらしぃさんは「どーもでーす」みたいなかんじなのよ

ハケかたと相まって、とても印象的で

まらしぃさんらしいご挨拶だなと思いました

 

基本顔出しは避けたいみたいで

Vピアノは舞台奥に向かって設置されていた

客席に若干背を向けるようなかんじ

しかし、MC時には客の方を見る時もあり

「顔を隠してない」という言い方がいいのか

 髪型は、サイドが長くて後ろが短い、

前下がりのマッシュルームをスタイリッシュにしたかんじ

うつむいて弾くと顔が隠れるような髪型で

前髪も長めで、眼鏡にかかるかんじにしてるので

正面向いてもけっこう隠れてました

髪色は銀髪?アッシュグレーかアッシュブラウンかな

ライトによって違って見えるのではっきりとした色は分からなかったけど

なかなかオシャレな髪型でした

 

生放送などでちょくちょく話題になるお洋服ですが

毛玉フリースじゃなかったですw

衣装は、OPから

紺のシュっとしたTシャツに

(首元にデザインの付いたスタイリッシュTシャツ。家着ではない)

紺の襟付きのカーディガン?ニットのジャケット?

なんだか変わったデザインで

手首からヒジ位まではぴったりとしたラインで

ヒジから肩にかけてドルマンスリーブのようになってて

カーディガンのようなんだけど、襟がある

パンツは黒のゆったりしたシルエットで

アレは多分綿パンだと思いました

それに、ひも付きの黒のスニーカー?でソールは白だったような

 

途中の衣装チェンジでは、白地に「働いたら負け」のネタTシャツ

濃いグレーのクロックス

ゆったりした黒のパンツと合わさって

一気に部屋着感がマシマシでしたw

 

「なんちゃって生放送」コーナー後

 「紐靴ってホント嫌いなんですよ」と言いながら

生で靴チェンジ

靴ひもを結んでました

そして、「よいしょ」と言いながらカーディガンを羽織り直して

またグランドピアノを演奏

 

アンコールは先ほど下に着ていた紺のTシャツ

という衣装だったと思います

 

 

気になるお顔は

超絶イケメンって事は無いけど、とりたててその逆(言い方に配慮してます)

という事も無く、爽やかな好青年ってかんじ

始終ニコニコしてて、飾らず、緊張してるふうもなく

生放送とほとんど一緒

ゆるーっと出てきて、弾きまくって、ゆるーくお喋りして

等身大の26歳ってかんじ

それでも、演奏してる時は

大変美しくて

ちょっと猫背気味で

鍵盤に覆いかぶさるように弾いてる横顔とか

手の丸めた仕草とか

最後の一音を慎重に弾く間の取り方とか

感情込めて弾いてる時に

惹きつけられるオーラがありました

 

演奏中は髪が顔にかかってるので

表情はあまり見えなかったけど

「顔で弾く」ってタイプではなかったような?

 

素顔も十分素敵だと思ったんですが

かたくなに顔出ししないのは

きっと、宗教上の理由()とか、生まれた土地の禁忌()とか

先祖からの言いつけ()なんでしょう

 

演奏については

ジャンル「ニコ動」ってかんじ

音が大きくて早びきと連打

分かりやすく凄い

今流行りの演奏方法なのかなー

ペダル踏む時にガッコガッコいわしてたのはご愛嬌か

ロックが一番近いのかも

ジャズでもないし、クラシックではない

 

最後の二曲は、わりとしっかりした曲で

ピアニストらしく「曲にのめり込んで弾く」みたいな曲
少し、ミスタッチがあったかな 
ちょっと集中力が切れたのか?

あとは、彼の特徴である16分連打に装飾音プラスと
左手はオクターブ奏法みたいなのが難しく

ミスなく弾きこなすのは相当の技術がいると思った

とにかく音数が多く、ピアノの端から端まで使って弾くから体力使いそう

速くてつよい ストレートな演奏
あとメリハリがすごい

連打と早びきと音数の多さはなかなかの逸材と思うし

それをずっとやり続けられてミスも少ないのはさすがだと思った

それに加えて、アレンジ力の素晴らしさ

楽譜を見ずに「耳コピ」するスタイルだからか

分かりやすいメロディを残しながら

まらしぃさんらしいアレンジを加えるのが凄い

 

今の時代だから人気の出るピアニストなんだと思う
生放送とかで身近に感じられて、東方中心に弾くし

演奏中とても楽しそう

音楽は楽しくなくっちゃね!!

いかにも音楽に命かけてます、風はなく
普段着だし、途中はサンダルだったり
ゆらーっと出てきてトーク交えながらペンラ振りながら

コンサートではなくライブ

そういうスタイルが時代にマッチしてるんだろう

あと、MC時の気取らない人柄も良いです

大勢の客を前にしても緊張してるかんじは無いし

しっかりしてるんだけど、堅苦しくも無い

マイペースと言ったらそうだけど

ソロツアーであんなにフラットな態度で話せるって

相当の大物だと思う

そして、ライブやコンサートが日常になってて

特別な事ではないんだろうなって余裕を感じました

 

そんで、単独でこんなド田舎(私の地元です)で満席に出来る若いピアニストは他にはいないと思いました

 


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(ライブ後、自分の席からなら舞台を撮影して良いとのアナウンスが

 記念になるし、とっても素敵な計らいだと思いました)