観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2018.01.22 ミュージカル 「黒執事」 〜Tango on the Campania〜 豪華客船編 感想 (古川さん・和泉さん)

ネタバレに配慮しません

初見で楽しみたい方は閲覧注意

ただ、ストーリーがかなり駆け足で複雑なので

原作、アニメなどで予習をしてから行った方が楽しめるかなとは思いました

 

黒執事はいつも驚かされるけど、今回もすんごい良かった

人気の豪華客船編をどう舞台化するのかも

凄く興味があったけど「こうきたか!」ってかんじでした

 

 

 

古川雄大さん(セバスチャン役)

ゆんのセバスチャンがすっかり板についてきたというか

おなじみになったなーという印象

初見で度胆抜かれたスタイルと二次元感に慣れるものですね・・・

いや、今回もスゴイ二次元スタイルだったんですけども

そこばっかでなく、演技とか歌唱とかにも目が行く余裕が出来ました(私の中で)

 

ゆんセバスと蓮生シエルの関係は

 「バディ」っぽい

ゆんに色気が無いからか

これはこれでアリなんだけど

もう少し耽美なBLっぽさがあってもいかもしれない

 

今回のストーリーは

おなじみシエルとのなれ初めから

出会った初期のドタバタも描かれているのと

あと、アンダーテイカーに襲われて身を挺して守る所もあったんだけど

ゆんのセバスはやっぱり飄々としててシエルとの耽美な雰囲気は皆無

松下くんだったらどう演じたかなとちょっと考えてしまった

というか、松下君で見てみたいストーリーだなって思った

 

もう少しネッチョリ濃い演技で

BLチックなセバシエでも良かったんではないのかなー

二人の絆を描いてるし

さらっとしたセバスがゆんセバでそれが個性ともいえるのだけどね

ゆんセバは、原作初期のセバスなんだと思います

 

大千秋楽後加筆

大千秋楽では超!耽美でエロいゆんセバが見れるのでみんな映像見よう!!

感想はこちら↓

2018.02.15 ミュージカル 「黒執事」 〜Tango on the Campania〜 豪華客船編 ライブビューイング 感想

 

 

セバスがシエルに「復讐しない道を選んではどうか」と進言するシーンでは

きっぱり断ったシエルにズギュンする演技が印象的

ここは、ゆんの演技最高に良かった

なんか「うっ!」ってなってて、シエルの発言にキュンときてるのかなぁって

(あくまで悪魔としてなんだけど)

オペラ越しでしか見れなかったから

早く映像でじっくりみたいです

 

歌は、ゆん頑張れ―!ってかんじ

とても上手なんだけど

曲がね凄く難しいの

高音のメロディが続いてて常に「あぁぁぁ~♪」って歌ってる

他の人より断然難しい曲を割り当てられてるかんじで

喉大丈夫かなぁって思っちゃう

それだけゆんの歌唱の実力が買われてるということなのか

難しい曲だけどなんとか頑張って歌ってるってかんじがするから

もう少し難易度下げて簡単なメロディーにしてあげて欲しかった

ミュージカルで超絶技巧曲歌わせなくてもいいじゃんってかんじ

でも、サーカス篇のような意味不明なメロディでは無かったので

そこは評価したいと思う

 

今回は、セバスの出番がそれほど無くて(過去作品比)

殺陣もバランスよく他のキャラクターにも割り当てられてたし

その分歌に比重を置いたのかなって思うけど

難しければいいというものでも無く

サーカス篇よりは良くなってたけど

マダムレッド編までのパンチ力は無かったかなぁと思います

 

坊ちゃんがアンダーテイカーに襲われて

セバスが身を挺して守る所は

原作やアニメのスピード感と距離感をどうやって舞台にするのか気になってたんだけど

アンサンブルと協力してリフトみたいにしてて

表現の仕方が舞台的でとても良かったです

こういうの好き

ゆんの身体能力あってこその表現だったのではないでしょうか

 

あとお気に入りのシーンは

ドル様が建国する時にダンスを踊る所

超無表情でやる気無さそうに踊るゆんセバ最高でした

 

 

カテコで、シエルの蓮生くんにツッこんだりしてて

カンパニーの雰囲気良いのかなって感じてとても微笑ましかったです

ハケル時は

蓮生くんとゆんが最後に残り、蓮生くんが客席にお辞儀をするのを

ゆんセバの状態で見守ってからはけるんだけど

(ゆんはセバスのままで、蓮生くんはお辞儀はシエル、顔上げたら蓮生くんってかんじ)

(ゆんは客席にお辞儀しないでハケル)

4回目のカテコでは蓮生くんが客席に投げキッスした後

客席に「おや」ってかんじで目配せするのがとても品のいい執事っぽくて

最高でした

ここ映像に残しておいてほしい!!

 

東宝系で主役をやるようになって

活躍する舞台がどんどん大きくなるけど

これからもセバスを演じてくれると良いなと思います

 

 

和泉宗兵さん(葬儀屋アンダーテイカー役

和泉さん最高だよ!!!

超カッコよかったです!!!!

「アンダーテイカーの素顔が見える」

「大鎌振り回して圧倒的アクション」

という二大ビックイベントのある今回のストーリー

和泉さんどう演じてくるのかめっちゃ楽しみにしてたんだけど

もう期待以上!

和泉ファンもアンダーテイカーファンも満足できる仕上がりだったんではないいでしょうか

私は大満足

和泉さん背が高くて体格良いので

卒塔婆振り回してるのも大鎌ぶん回してるのもキマルキマル

あと衣装が最高

コートの下にあんなイケてる服を仕込んでたなんで!!

コートの前開けたら

ぴったりしたズボンと太ももまでのハードなロングブーツ姿が超かっこいい!

コートが綺麗にはためいててとにかくカッコイイ

踏み込む時にコートの間から見えるブーツと太ももが最高にカッコいいから

是非見て欲しい!!

 

ビジュアルも最高だから

ロングの銀髪が美しくて、長い前髪の間から

帽子を脱いでちょっと目のまわりが見えてるのも最高オブ最高

前、カテコかなんかで「葬儀屋はイケメン設定なので僕は顔出し無理」みたいな発言があったんだけど

和泉さんじゃなくちゃダメでしょ!ってかんじで本当にもう超カッコいいかったから!

和泉さんの演じたキャラの中で今回のアンダーテイカーが一番好きかもしれない

 

殺陣に関しては、移動少なめで

運動量は若手に任せてちょっとまけてもらってる感あったけど

舞台中央でクルクル回りながら大鎌振り回すの上手!

卒塔婆は持ち手みたいの付いてなくてタダの卒塔婆なんだけど、

和泉さんガタイいいから

がっしり掴んでて危なげなくグルングルンまわしてて凄い迫力

和泉さんがくるくるしてたらみんな吹っ飛ぶ

みたいな、なかなか上手い演出だった

デスサイズの大鎌も、原作のサイズ感まんまでめちゃくちゃデカイ

和泉さんもデカイからとにかく全てがデカい

デスサイズはクラッシックなデザインと正面に鎮座する骸骨が原作まんまで感動

一振りするだけで絵になる

葬儀屋の圧倒的パワーが上手く表現されてたと思います

 

グレルとのセットの上での殺陣は狭すぎてちょっと心配

鎌がデカいんだもん

それに和泉さんもデカいんだもん

最後まで怪我無く演じられると良いなぁ

 

あと、ラストのキャスト全員での歌唱の時

上手2階のセットに出てきて

なんとも言えない表情でシエルを見つめる演技

最高!!!!!

ここはキャストがいっぱい出てきて目が足り無いとは思うけど

是非和泉アンダーテイカーに注目して欲しいと思います

 

ひとつ疑問があって、カテコでアンダーテイカーは

腰に付けてる飾り(遺髪入れ?)を付けてて

アンダーテイカーの通常バージョン衣装なんだけど

そこは物語とシンクロしてないんだ?ってなりました

死んだ人もカテコで出てくるからそこは良いのか

 

いやー、今回の和泉さんホント最高でしたわ

生執事歴最長で初演キャストの凄味見せつけられました

和泉さんのアンダーテイカー見るだけでもチケット代の価値あると思うよ

アンダーテイカーってキャラクターを和泉さんが演じてるんじゃなくて

和泉さんがアンダーテイカーだ、って位のシンクロでした

 

 

目の色までは確認できなかったけど

顔の傷メイクもしっかりしてて

映像で寄りの演技が見られるのが今から楽しみです

 

続き

2018.01.22 ミュージカル 「黒執事」 〜Tango on the Campania〜 豪華客船編 感想

 

 
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2017.12.13 ミュージカル 「刀剣乱舞」 ~真剣乱舞祭2017~ らぶフェス2017 大阪城ホール レポ 役者 感想 2

ネタバレに配慮しないレポです

初見で楽しみたい方は閲覧注意です

ネタバレ回避のスペース

刀剣乱舞は映像でしか見た事無い(※チケット取れない為)

・ゲーム未プレイ(※他のゲームで忙しい為)

・舞台沼住民(※俳優に偏り有)

という「ミュージカル刀剣乱舞1ミリも知らない」よりはちょっと知ってる

「1センチくらいしか知らない」状態のレポです

 

役者さんの感想は順不同

でも印象的な人ほど先に書くかもしれないし

そうじゃないかもしれない

「ミリしら初見印象」は、らぶフェス後

荒ぶった感情で書きなぐったメモより抜粋

 

荒木宏文さん(にっかり青江役)

(役が)ミリしら初見印象

あらやんパイセンちーっす!

以上になります

 

ウソです

このカンパニーでも安定感マシマシで

「裏があるようなダークさがありながら表面上は柔和な人物」

って印象でしたけど

本当はどういうキャラクターなんでしょう?

演技については「あらやんパイセンならこの位やってくるだろうな」

という安定感

役を完全に自分の物にしてた

荒木さんは2次元のキャラを3次元に持ってくるのが上手い役者さん

という認識を持っていて

常に足はクロス気味(モデル立ち

斜めを意識した腰の角度

顔は正面向いてても肩がどっちか引いてるようなかんじ(伝われ

目線や手の仕草、声のトーン、話し方

どれも現実感が無く「キャラクター的」に表現してきます

他の2.5次元舞台で培ってきた表現方法が

とうミュでも存分に発揮されてて

安定感パナイ

大平君とは違った「なりきり」の表現方法だと思います

 

ストーリーテラー的な役割も担っていて

最後、静かに去っていき

振り返った横顔が、バックライトに照らされて

もはや神々しい

ありがたくて拝みたくなる

お隣に座ってたマダムが泣いてて

「うん!分かる!!!尊くてしんどいよね!!」

ってなりました

 

青江が演技部分に入る時

前の公演の日本武道館では

ペンライトがなかなか消えなくて

演技に入るまでに時間がかかった

という情報がSNS拡散されて

「青江様が出てきたら消灯!」という

事前知識がありました

 

そのため、大阪でも青江様が出てきた瞬間に

「あ!今か!」って分かって

ペンライトがスゴイ勢いで消えていったのね

それを見た青江様

「あれ、もう消えちゃったのかい。早いね。

僕色に染まってる所を見たかったのにな」

とアドリブで所望され

慌てた審判者たちがザワりながら

一度消したペンラを急いで青にするという

一幕がありました

真っ青に染まった会場を見て

「へ~これが僕の色なんだね。綺麗だねぇ・・・じゃ、消して?」

ってドS調教を施して下さり

会場どよめきwww

教えてくれた武道館審判者様たちありがとうございます

 

大阪城ホールの大人数を前にしても

かまして下さる荒木くん最高でした

 

 

三浦宏規さん(髭切役) 高野洸さん(膝丸役)

 ミリしら初見印象

二人は兄弟なの?

一見お兄さんぽいしゅっとした緑の髪の子が

弟というギャップ

メイクと衣装が似ている(他の刀剣に比べて)

二人が歌う時だけ客が座ったままで

おやおや?ってかんじ

自分の周りは立ってる人もいたけど

ほとんどの客が座ってるので空気感じて座りだす人が多かった

人気の無いキャラクターなのか

「自分たちの時は座って」っていうアナウンスがあったのか

そのあたりはミリしらなので謎

他のキャラに比べても遜色ない完成度だと感じたんだけどなぁ

 

髭切役の三浦くんは身体能力がすんごく凄くて

奥のメインステージに行った時にくるくるジャンプスピンしてた

フィギュアスケートの羽生君がするような華麗なジャンプ

調べたところによるとバレエダンサーなのですね

どうりで美しいと思った

普通の人が習得できるようなジャンプじゃなかったもん

 

崎山つばささん(石切丸役)

ミリしら初見印象

みやび~!!

お辞儀の仕方が綺麗

前で手を立てて左手は伸ばすポーズは何度見ても

美しい

「みほとせ」の時は目立ってたけど

らぶフェスでは他のキャラが濃すぎてあんま

目立ってなかったな

 

と思ったけどよく考えたら

自分が「財木推し」すぎて

チームみほとせが出てきた時に

オペラでロックオンしすぎてて

他の人を見てないだけだった疑惑

物吉くんもそういやあんま印象に無いもん・・・

 

村正と蜻蛉切は二人だけのペアで出てくるから覚えてるし

にっかりさんは別格なので分かる

きっと石切丸はすっごくいい演技してたと思うから

見逃してしまった事後悔です

 

横田龍儀さん(物吉貞宗役)

ミリしら初見印象

・・・いた?

うわあああん!あんまり追ってなかったよ~

 

全然印象に残って無くてごめんよ

舞台の情報量が多すぎて目が足りなかったんだよ

あと財木しか見てなかったんだよ

映像で見た時は凄く好きなキャラだったのに

もっと見たかった(自業自得

 

ラストのカテコで全員一列になって手を繋いでお辞儀する時

左隣りの大倶利伽羅の手を強引につないでお辞儀

終わる直前に振りほどかれる

という演技を付けてくれてたありがとう

せっかく物吉君を生で見るチャンスだったのに

あまり覚えてなくて泣きそうなので

DVDで繰り返し笑顔を拝みたいと思います

 

伊万里有さん(長曽根虎鉄役)

ミリしら初見印象

こういう役って今までは友常一択だと思ってたのに

若くていい役者さんが出てきた!

 

という印象がとにかく残りました

ガタイが良くてイカツイ雰囲気の若手俳優って

いままであんまりいなかったかんじだから

伊万里さんみたいな俳優さんはとても重宝されるだろうな~

 

でも中の人検索してみたら

めちゃくちゃシュっとしててパリコレモデルみたいだった

 

 

有澤樟太郎さん(和泉守兼定役)

ミリしら初見印象

すっごく顔に特徴があって覚えやすい!

キャラはなんかお兄さんなのかな?

 

衣装が目立つので出てきたらすぐ分かる

でも情報過多のフェスでミリしらの記憶に

爪痕残すようなシーンがあったような無かったような

「兼さん」っていうビジュアルはすぐ覚えたんだけど

それ以外は脳の処理能力が追いつかなかったようです・・・

 

 

佐伯大地さん(岩融役)

ミリしら初見印象

衣装が元気っこだ!

 

凄く衣装とキャラに特徴があったので判別は早かったんだけど

私の記憶に爪痕残ってこなかった・・・

 情報過多のフェスでミリしらは脳の処理能力が追いつかなかったようです・・・

 

こうして一人づつ書いてると

自分が気になったキャラとか

なんで印象に残るのか分かんないけど

なんかあるのかなぁと思います

これにまだ人間組もいるからね!

そっちも爪痕残してくるから情報量が本当に多くて

目が何個あっても足りないし

脳の記憶容量が溢れました

間組は次に!

2017.12.13 ミュージカル 「刀剣乱舞」 ~真剣乱舞祭2017~ らぶフェス2017 大阪城ホール 役者 レポ 感想

神様がチケットを譲って下さって

行ってまいりました「真剣乱舞祭」 通称らぶフェス!!!!

ネタバレに配慮しないレポです

初見で楽しみたい方は閲覧注意です

ネタバレ回避のスペース

刀剣乱舞は映像でしか見た事無い(※チケット取れない為)

・ゲーム未プレイ(※他のゲームで忙しい為)

・舞台沼住民(※俳優に偏り有)

という「ミュージカル刀剣乱舞1ミリも知らない」よりはちょっと知ってる

「1センチくらいしか知らない」状態のレポです

 

役者さんの感想は順不同

でも印象的な人ほど先に書くかもしれないし

そうじゃないかもしれない

「ミリしら初見印象」は、らぶフェス後

荒ぶった感情で書きなぐったメモより抜粋

 

大平峻也さん (今剣役)

ミリしら初見印象

可愛すぎ。むっちゃ天使

歌担当任命されてる?

愛されキャラ、マスコット的存在

刀剣男子達の潤滑油

ダンスキレッキレ

演技部分でのキャラ立ち最高

歌ウマ(声が通る)

メイン芝居以外でも演技が凄くついてて

キャラと中の人の一体感がヤバイ

 

大平君は「しゃばけ」の「鈴彦姫役」で知ってました

その時も自分の中ではなかなか好印象だったんだけども

今回のらぶフェスで一番目立ってたのは彼!!

 

いくつかの(3つ?)舞台のキャラクターをまとめるような立ち位置

どの刀にも絡んでいって皆を笑顔にする

MC的な役割もしていて

「えおえおあ」では振り付け指導の係で超可愛かったです

とにかく可愛いしか感想が無いんですけども

本当に可愛いんだもん!

出番的に多かったし凄く目立つので

今剣が出てくるとつい目で追ってしまう

オーラが凄かったです

今剣というキャラクターを本当に自分の物にしているというか

役の乗り移り感がハンパナかったです

 

財木琢磨さん(大倶利伽羅役)

ミリしら初見印象

ダンスがちょいちょい自信なさそうっていうか

探り探りな気がしたりしなかったり

馴れ合わないを考えた結果が

ああいう振りになったのかもしれない

 

現在一押しの役者さん

生では初めましてだったので

出てきた時はオペラでガン見してました

中の人は人懐っこくてとてもチャーミングな人だと思ってるんだけど

キャラは「馴れ合うつもりはない」って

常に人と距離を置いているのが不憫で可愛い

ダンスは上手でかっこいいんだけど

なぜか漂う不安感w

なんだか常に「今自分大丈夫?」

って思ってそうな雰囲気が漂っていました(個人所感

でも、超!かっこよかったです

中の人とキャラ、メイクでこんなに変わるんだー!

って改めて驚きました

あと、何の曲か知らないけど

最後のキメポーズで

ダンサーさんが下から見上げるような恰好で静止する

ってとこがあって

(ダンサーさんは寝そべってたと思う)

目が合わないように必要以上にそっぽ向いてるとこがあって可愛かった

(伝われ

多分フリーのポーズで暗転するまでの数秒止まってた

と思うんだけど

他の刀剣たちはカッコいいポーズだったり

見つめ合ったりしてる中で

ひとりそっぽ向く倶利伽羅さん・・・

尊い・・・

ちょいちょいインカムを押さえてる時があったので

通信が悪かったのかもしれない

でもそういうポーズもカッコよかったです

歌は「声出てたら良いかな」ってかんじだったので

いいです(伝われ

アンコール後の一番最後

ハケル時にカメラに映るんだけど

通りすぎようとしたら清光に手を取られ

二人羽織でバイバイさせられてた

可愛い

 

北園涼さん(子狐丸役)

ミリしら初見印象

声が良い

最初の口上のとことか

もう少し極めたら古典芸能や東宝系行けそう

頭から生えてるのかな?ってウィッグの一体感

中の人とキャラの馴染み具合がかなり高いと予想

 

暇があると毛のお手入れしててかわいい

ミュクラスタさんから、初期の子狐丸が「ポメラニアン

って言われて笑った

今回はとても素敵なウィッグでした!

 

佐藤流司さん(加州清光役)

ミリしら初見印象

オーラぱねええええ!!!!

これは中の人のキャラなのか演技なのか?

独特のセリフ回しが突出しており目が離せない

キャラクターがちょっと生意気な雰囲気もあるけど

でも他の刀剣にいじられてたりもする

最後カメラに抜かれた大倶利伽羅さんの手を持って

バイバイしてくれた

 

佐藤さんは映像で1回だけ見たんだけど

出てきた瞬間に

「あ!この子いい!」って感じてたので

生の舞台で拝見するのをとても楽しみにしていました

やっぱりオーラが凄くて

他の舞台ではどんな演技をするんだろう?って

とても興味をそそられる演技でした

すっごくクセのある演技で

それがとても良かった

歌も上手くて

ライブで生歌で音響も特殊な中

凄かったです

今回は座長はいないと思うけどとても重要な役を担ってる印象

最後のシメのご挨拶もしてたし

大きなホールで大観衆を前にしても

全然動じてないというか

とても堂々としてて

しっかりした人だなと思いました

 

高橋健介さん(蜂須賀虎徹役)

ミリしら初見印象

衣装が不憫すぎて泣いた

あの衣装でこれだけ輝ける人って他にいないと思う

鎧脱いでる時は心から良かったねって思った

内番?の時の着物と髪型が可愛かった

洋装時のパンツが黄土色でそこも不憫で泣いた

 

事前に

映像で見た時「?!?!?!」って脳の理解が追いつかなかった

ゲーム未プレイなので

これは、正解なの?大丈夫なの??ってなった

髪の色も衣装も髪型も現実離れしすぎ

でも、高橋さんがすんごく真摯に演じてて

5分ぐらいでなんとなく慣れた

 

蜂須賀先生は

お衣装の関係もあるが

移動が遅れがちで

余裕でゆっくりあいてるポジションに収まるのに対し

倶利伽羅さんはあわてて立ち位置に移動するのが尊かったです

 

全く表情を崩さずブッコミしてきてて

その日の舞台で

「たぎった」というワードが流行ってたんだけど

カテコだったかな?で

「ライブで皆の笑顔が見れてたぎった」とかそんな事言ってて

すごく面白い人だなと感じた

中の人はどんなキャラなのかなーと興味の湧く人でした

とにかく、あのぶっ飛んだ衣装を着こなしてて

なんだか品が漂ってくるのは

中の人のお育ちが大変よろしいのではないかと予想していますが

どうなのでしょうか?クラスタの皆さん

 

黒羽麻璃央さん(三日月宗近役)

ミリしら初見印象

おじいちゃんやん!!

演技の端々に三日月みを感じる

拡樹の三日月とは違うけど

でも同じ三日月ってキャラクターで

まりおくんの三日月だー!

物凄く伸びしろをかんじた

歌は上手いけど中の人が出すぎてるかな

演技の時には三日月だけど

歌は「まりおくん」

人気ロックバンドのボーカルっぽい(個人の所感です

客にキャーキャー言われると嬉しくなるタイプかなと予想

 

後でクラスタさんに聞いたら

まりおくんは「とても控え目な性格で将来の夢は地元の観光大使になる事」

と言われて

自分が受けた印象と全く違って凄くびっくりした

もっと「俺様キャラ」っぽかったんだけどなぁ

 

あと、界隈友人が初めて舞台でまりお君の三日月見た時

「やから。新宿でたむろしてそう。三日月(21歳)ってかんじ」

と評していて

どうなのかなと思ってたけど

とってもおじいちゃんでした

セリフの端々に年齢を感じさせられた

きっとキャラクターがすごく成長したんじゃないかなと思います

演技に関しては「伸びしろがありそう」というか

今でも上手いけど

これからもっともっと成長しそうな可能性を感じる方でした

 

三日月はヒロキの三日月をもんのすごく見てるので

どうしても比較してという感想になっちゃうんだけど

まりおくんの三日月で

違うアプローチから三日月というキャラクターを演じてるから

違う所もあるけど

「三日月」というキャラの中ではかぶる所もあって

円が重なる部分があるというか

私はとても良い印象を受けました

「ミュージカル剣乱舞の三日月」という

ひとつの役を誕生させていたと感じました

 

太田基裕さん(千子村正役)

(役が)ミリしら初見印象

もっくん安定感ハンパねー!

腰クネクネさせてるしキャラ立ち最高

キャラの表現力再現度クオリティ最高レベル(ゲームやってないけど

 

もっくんはよく存じあげてる役者さんなので

「はいはい、納得のもっくんクオリティ、間違いない」

ってかんじでした

キャラとの一体感というより

キャラクターを自分の方に引っ張ってきてるかんじ

そして自分の解釈でどんどん役深めていってて

サブテクストまで綿密に作り込んでそう

出てくると舞台の格がいっこ上がるかんじ

でも、遊ぶところはしっかり遊んでて

その辺のさじ加減も絶妙のベテラン感

ありがとうございます

 

衣装は脱いだ方が露出度が下がるという謎設定

でももっくんだから安心☆

 

最後カテコで刀剣たちが口々に

「ありがとー!」「たのしかったよ!」「またね!」

とか言ってるのに

絶妙のタイミングで

「また皆で脱ぎまショウね!」

ってひときわ大きい声で言ってて爆笑をかっさらっていました

さすがっす、もっくんパイセン

 

spiさん(蜻蛉切役)

(役が)ミリしら初見印象

ソロの時の感想

「spiさんのコンサートに来たかな?」

役とかぶん投げて英語の発音も完璧で

バラード歌い上げちゃう

だがそれがいい

 

spiさんはガチミュージカルの「RENT」で拝見しているので

歌の上手さは知ってる

それでも生歌の包容力ハンパナイーー!!

癒されるー!!

これは蜻蛉切じゃなくてただのspiさんだよね

いや蜻蛉切なのか?という禅問答が生まれそうな歌唱力

 

演技時はもっくん村正と一緒に出てくる時が多くて

村正のお世話焼いてたりしてママ感つよし

 

 

他の役者さんは次へ

 
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2017.12.05 ミュージカル レディ・べス 梅田芸術劇場 マチネ・ソワレ 感想 レポ その他

舞台装置について

舞台の真ん中に大きな盆の装置

舞台の上に大きなお皿が乗ってるようなイメージ

そして1mくらいの傾斜が付いています

奥から手前に斜めだったり、下手から上手に向かって上がってたり

いろんな方向にまわります

盆には「ホロスコープ」の模様と「ローマ数字」が描かれていて

暗転用のバミリなのか模様なのか、光蓄テープがちりばめられてて

暗転しても盆の装置が光って綺麗です

舞台の後ろにも大きな輪っか型の装置があって

下の盆とペアのようになっていました

後ろのわっかには星座が描かれていました

 

小池先生チームが作る

シンプルでダイナミック!な大道具にはいつもビックリさせられます

 

前方の席からは素晴らしい舞台装置がほとんど見えないので

複数回観劇のチャンスがあれば

是非一度は2階席以上で見て欲しいです

 

今回は3階席と最前で観たのだけど

舞台装置の素晴らしさは3階で見た方が断然堪能出来ました

ホロスコープの舞台装置と梅芸のシャンデリアがめちゃくちゃマッチしている

あと、効果的な照明の演出も三階からとても綺麗に見えました

なんか山口先生が占星術で占いをする時に

川面のようなユラユラした照明が入るのですが

それがとても綺麗

あと、最後、ベスが王座に向かう時に

ベスを導くように王座に向かってまっすぐに伸びる道のような照明

めちゃくちゃ印象的

 

これほど「後方の席の方が舞台を満喫できる演目」ってあんまりないと思う

やっぱり近くで見た方が迫力もエネルギーも強いから

前方席の方が感動できる事が多いのだけど

レディベスに関しては、後方の席がいいかもしれません

一回しか見れないなら、2階席の最前とかがベストかなと思いました

 

自分は三階席→最前席の順で見れたのでとても幸運でした

 

 

衣装について

東宝系は衣装もとても豪華で大好き

現存している肖像画に描かれている衣装を下敷きに

再現されていました

メアリーの結婚式の衣装とか、白地に緑と赤の宝石がちりばめられてるのとか

アンブーリンが赤色のドレスとか

肖像画のイメージそのままで、凄くいいなって思いました

最前で観た時、さらにオペラ使ってガンミしたけど

隅々まで作り込まれてて最高に豪華で綺麗でした

 

 

曲について

一度聴いたら忘れない!っていう

インパクトのあるメロディーは無かったかなぁ

しいて言いうなら

フェリペ様の「クールヘッド」と

メアリーの「悪魔の声を聞かないで!」

かなぁ

演出がとてもいいなと感じたのは

アンブーリンとアスカム先生のデュエット

ベスが「恋か宿命か」で悩むんだけど

アンブーリンは恋の、アスカム先生は宿命の象徴になってて

同じメロディで全く反対の主張をするところが良かったです