観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2017.02.24 ミュージカル ロミオ&ジュリエット 役者感想 ② 矢崎・小野・岡・川久保

矢崎広さん(ベンヴォーリオ役) 

 

ぴろしは

ちょっと、うーーんってかんじ
悪くなかったけど、特別輝いてはいなかったというか
あんまり爪痕残らなかったというか
わりと空気というか・・・・・・お察しください
たぶん、ぴろしが初見だったら
もっと違う感想になると思うんだけど
彼のポテンシャル知ってるから
主演や準主演で物凄く輝いてる彼を知っているから
こんなもんか~って印象になってしまった気もする
 
特に1幕ではキャラもよく分からなかった
イケメンもてもてケンカは嫌いなロミオ
狂犬DQNケンカ上等マーキューシオ
その他ベンヴォーリオ
なかんじ
抗争を止めるでもなく、ノリノリというわけでもなく
どっちつかずでキャラはっきりしなかった
 
2幕に入り
マーキューシオが死んでから
ロミオも追放され
「僕一人が残っちゃったの歌」(仮)はまぁまぁでした
でもこれも「もっと歌えると思ったのにな~」って感じた
途中は良いんだけど、ロングトーンの伸びが短いのかもしれない
 
あ「一人残っちゃった歌」(仮)を聞いて
友達思いなのかなってかんじたのと
最後の最後でヴェローナ大公の甥だったのね、ってのが判明した
 
歌は
喉を閉めるような発声方法で
悪くないし下手でも無いけど
スカピンや薄桜鬼、好色で感じた
キラメキや圧倒的さや心を打つ美しさが無かった
 
調子が悪かったのかな?
演技においても可もなく不可もなく
埋もれたかんじ
 
ぴろしってもっと輝いてなかった?
見てるだけでグイグイくる美しさと
ベルベットのような声持ってたよね?
って始終違和感を感じてしまった
 
きっと他の人が見たらそこまで感じないと思うけど
私は彼の素晴らしい舞台をたくさん見てきたから
今回はちょっと残念な一本でした
 
 
小野賢章さん(マーキューシオ役)
なかなか面白い役だった
髪がなぜか青色
「目に付く全ての物を傷つける、でも友達は大事」
 コギャルに引っかかりそう
キャラが立ってるので、演じるの面白そうでした
セリフがとっても聞き取りやすかった
歌は伸びしろがありそうな印象
アフトで「東京公演と大阪までの間で精神的にダメージが・・・」
って言ってたのが可愛かったです
 
 
岡幸二郎さん(キャピュレット卿役)
岡さんがキャピュレットだったのよく知らずにチケット取ったの
キャピュレット卿出てきた瞬間に
「あ!!岡さんだ!!」ってすぐ分かったよね
渋い!渋すぎる!!そしてカッコイイ!!
歌上手すぎ 安定感ありすぎ
ソロの「お前が実の娘じゃないって知ってたソング」(仮)
あまりの素晴らしさに、まわりからすすり泣きが
もうスッゴイいいんだ
それまで「家庭を顧みない身勝手な父親」で
外に女作るし、娘のジュリエットに金の為に結婚を強要するし
嫌がる娘に手を上げるし
散々な父親なの(でも岡さんは素敵※個人の感想です)
「なんかすげー嫌な奴」だったキャピュレット卿が
一人になった時に
「ジュリエットが5歳の時から自分の娘じゃないと気付いてた~
血が繋がらなくても愛してる、お前は自分の本当の娘だ」(意訳
って歌い出して
いきなりのキャラ変に驚きと感動で泣かされたわ~
そうきたかーー小池先生やるぅ!って脚本と
岡さんの歌が良すぎて
全然泣く気分じゃなかったのに泣かされた
ありがとうございます
 
 
川久保拓司さん(パリス役)
ちょwwwおちょ何やってんのwwww
って出オチ
分かりやすすぎる成金
きんきらきんの衣装に
袖口からなぜか札束を取り出し、金を巻きちらしながらセリフを言う
最高のキャラです
演じててものすごく楽しそう
あんなん絶対楽しいよ
こんなキャラ楽しいに決まってる
マーキューシオの葬儀にも十字架型のフラワーアレンジ持って登場
笑いと金を巻きちらしながら去っていく
最高
おちょが真面目に演じてるのがまたツボって面白すぎる
演技がキレすぎ
歌はイマイチだったけど、面白すぎるのでまぁいっか
ってかんじ
登場時間少ないのに爪痕残しまくってて
おいしい役だったと思います
 
     
 
 
 

2017.02.24 ミュージカル ロミオ&ジュリエット 役者感想 ① 古川・生田・渡辺

古川雄太さん (ロミオ役)

ゆん、最の高

ゆんの為の舞台じゃない?

もう、ビジュアルから演技、歌まで最の高すぎて

息止まるかと思ったわ

AED頂戴

 

ビジュアル

地毛を後ろで縛ってて

その先にウイッグを付けて毛先をクルンと束ねてる

顔周りには長めの後れ毛

髪長い人の休日スタイルみたいな

ゆるふわ女子みたいなかんじ

髪留めは青の綺麗な大きいビシューが付いてて綺麗

比較的現実的な髪型がまず新鮮!

衣装は、ジーンズヂのロングコート

ゆんはスタイルいいからとっても綺麗に着こなしてた

衣装が現代風だけど、中世っぽさもあって

不思議な世界観を作っていました

 

ますますうまくなってたー

ちょっと空気感多めで繊細

音程がとても正確で高めの声質

すごくよく通って伸びるんだけど

やさしいすりガラスのような歌声です

声量が大きく目立つのではなく

声に特徴があって目だつ

コーラスやデュエットでとても綺麗にハモリます

本当に素敵で不思議な魅力のある声です

声楽家のようなかんじではないんだけど

ミュージカル、特に今回のような

ファンタジーのミュージカルにとてもよく合ってました

本当に素敵だった

あと、ブレスを鼻でするのか

メロディに合わせてしているのか

息継ぎも歌にあってて綺麗でした

高音を歌う時は(><)こんな顔になるのはテニミュの時からおなじで

そこがロミオらしくて素敵

嬉しくて笑う時も(><)こうなってて可愛かったです

 

ダンス

ゆんの魅力の一つが美しいダンス

色々才能ありすぎて忘れそうになるけど

元々ダンサー出身ですから

センターでバックダンサー引き連れて踊るゆんは見物

本当に美しい

死とのダンスも見事

なんか、完璧すぎて表現が見つからないわ

ただ息も出来ずに見てた

 

演技

普通の男子(でもないけど)のゆん可愛い

中世ヨーロッパの衣装着て

革命に燃えてたり

不幸なマザコン王子だったり

悪魔だったりのゆんも最高だけど

女の子に恋して

友人とやんちゃして

人生に悩む演技が新鮮で美しかった

あと、キスシーンがやたらと多かったのも

最高でしたありがとう

朝チュンシーンでは美しい裸体も拝めて

更に最の高

テニスやってた頃かな?

ガリガリすぎて、上半身裸のシーンで

「服を着ろ」って言われるような

体型だったのに

腕まわりとかがっしりしてて

筋肉もしっかりついてて

とても美しかったです

ありがとうございます 

 

題名が「ロミオ&ジュリエット」だけど

物語はロミオメインなので

ゆんが心行くまで堪能できた

ゆんの為の舞台だわ~って思ったけど

Wキャストなので、大野さんみたらまた印象変わるんだろうか

って凄く興味わきました

 

どうかどうかこの舞台の映像を残してください

言い値で買います東宝様どうかお願いします

ってアンケに書いたけど、DVD出ないんですかね?

こんなに美しくて麗しいゆんが後世に残らないなんで

芸術の損失だ

本当に本当に美しいゆんをどうかお願いします

 

 

生田絵梨花さん(ジュリエット役)

すっごく可愛くて可憐だった

新人のミュージカル女優かな、って思ったら

アイドルだったんですね

歌唱力凄いし

演技もすっごい良かった

ほんと可愛くて可愛くて清潔感あって

素敵なジュリエットでした

 

アニメ声で可愛らしいかんじなんだけど

媚びとか甘ったるい感があんまなくて

清潔感のある甘さ

発音が一音一音丁寧で

歌詞が物凄く聞き取りやすかった

凄く発音が綺麗だったので

若手のミュージカル俳優かなって思ったら

アイドルだった

驚くべき才能だよ

歌は低音も高音もむらなく綺麗に出てた

高音が裏声にならないタイプの人で

低音と高音の境目が無いのでとても聞きやすい

耳に優しい

低音の方が歌いやすいのかなって思ったけど

高音の発声も無理が無いから高音も綺麗

発音が聞き取りやすいのはそのせいかもしれない

わりと素朴で誠実な声なので

ゆんとのデュエットは声質が合っててとても綺麗だった

幼くて世間知らず、でも結構頑固で突っ走るジュリエットにピッタリな声でした

 

演技

演技もすっごい良かったの

ヒロインらしい手の角度とか

よく手をグーにして下の方で

斜め後ろで伸ばしてるんだけど

ディズニーヒロインがやってそうなアノ手の振り

えーと、アナ雪のエルサがよくやってるあのかんじ

と言ったら伝わるだろうか?

お姫さまがよくやってるけど

実生活じゃ絶対しないだろうって手の使い方をしてて

スゴイ良かった(語彙力

あとお肌が綺麗

スッゴイ透明感あって肌が発光してるかんじ

それが「箱入り娘」ぽさを強調してていいんだわ

世間知らずで何も分かってないくせに

好きな人と一緒なら「世界は変えられる」って信じてる

あぶなっかしい幼さが凄く表現されてた

ロミオの事を「夫が」と言うセリフが幼妻かよってかんじで

ものすごい違和感

だから、愛を貫くためにとんでもないことをしちゃう

そこに繋がるかんじで、その違和感が活きてくる

そういう頑固な所も感じられる演技でした

見たのが、生田さんの大阪初日で

演技がまだ固いのかもしれないんだけど

その固さがいいというか、丁寧な印象で好きでした

両親に向かって「あなた達はとは違う、自分は愛を知ってる」

って宣言するんだけど

もうどう見ても「子供が初めての恋人出来て浮かれてる感」があって

あぶなっかしいったらないの

中学生が初めての彼氏出来て「結婚しようね」っていってるかんじ

等身大のジュリエットというか

まだ青くて幼い部分が前面に押しだされててとにかく良かった(語彙力

 

朝チュンシーンでは大胆に腰の方まで見せてて

思い切ったなという印象

胸の方は何か付けてたのかな?

ゆんも美しいし、絵画みたいでとても美しいシーンでした

 

 

渡辺大輔さん(ティボルト役)

大ちゃん、むちゃくちゃ良かったんだよ!!!!

大ちゃんは昔からよく知ってて

歌唱力とか演技とかどういう癖がある役者さんかっての知ってるから

ティボルトでむちゃくちゃ成長しててびっくりした

すごいんだよー!ほんとうに!

いろんなベクトルが一番いいところに向いてるのと

大ちゃんが物凄い成長したので、ティボルト最高に素敵でした

大ちゃん、ありがとう

その成長具合にソロでちょと涙ぐんだわ

 

まず歌なんだけど

今までの大ちゃんの印象は

声量あって伸びて艶のある声質で

声自体がとても魅力的で惹きつけるものがあります

決して下手ではないけど

凄く上手いかというと、うーんってかんじで

音程が不安定でメロディーあやしかったり

高音で出し切れない時に声が裏返っちゃったり

キンキンしてたのね

最後のロングトーンの前に探り探りで音程掴んで

2テンポ遅れて超声でっかくなる、みたいなかんじ

だから「なんちゃってオペラ」な印象で

声質と声量がいい分、アンバランスな印象でなんか残念な気持ちになってたんだけど

それがさ、今回そういう所が一切無くなってたんだわ

 

声は元からとても魅力的だし

声量も抜群でそこは更にパワーアップしたかんじ

音程は、もうものすごくしっかり安定してて

あぶなげな所なし

元々得意な低音は「腹から声出てます~」だし

苦手なんだろうなと感じてた高音はビシッ!っと決めて

音の初めから抜群の声量

半音下からちょっと探ってくかんじが無い

あと、大ちゃんはセリフと歌の中間のようなのがとても上手なので

音程の難しそうな所はそんなかんじでアレンジされてて

(一回しか見てないからそういうメロディなのかもしれないけど)

「余裕で歌ってます」感が出てた

歌いこんでるってかんじかな

今まであった「頑張って歌ってます」って所が全然ないの

すごいんだよ、本当に

いい先生について歌唱訓練したのかな?

1789でもよくなってるのは感じてたけど

もう全然それ以上

東宝のミュージカルの舞台で

ソロで一曲しっかりと聴かせる、ってレベルになってて

驚きと嬉しいのと感動で涙ぐんだよね

想い入れのある役者さんなので贔屓目に見ちゃうところはあるけど

本当に素晴らしい歌声でした

 

演技

演技はさー

大ちゃんの濃さ、くどさ、エキセントリックさが大爆発だった

役が元々ピッタリなのもあるけど

ネッチョリしたダークさが最高でした

階段の上から「ジュリエットが結婚した」のを聞いて怒りを露わにするところ

(だったかちょっとシーンはあやふやだけど)

般若か鬼のような顔して睨みつけてて

「ひぃ~大ちゃんすげええええーー!!好きーー!」

ってなったwww

なんか、階段状のセットの一番上に大ちゃんが乗ってて

まわりにキャピュレットズがはべってるんだけど

それが舞台奥からドーン!!って出てくるシーンがあるの

「うっひょー!大ちゃん出てきたー!!」ってインパクトがパナイ

祭りのみこしの上で仁王立ちしてる日本男児が一瞬見えたわ

みんなが下でワッショイワッショイしてて

てっぺんで頭が「ドーン」みたいな(語彙力

階段の下から駆け上がりながらセットは逆にぐるっと回って

「移動してるけど、実際は舞台センターにずっといる」みたいな演出(伝われ

大ちゃんがちょっとずつ上に上がってって

ドヤ顔でこっち向いてくるから迫力ヤバかったです(語彙力

 

ティボルトが死んだ時

「あの優しくて勇敢なティボルトが?」

てセリフがあったんですけども

だいちゃんティボルトのどこにも

優しさと勇敢さは感じなかったんですが

どっか見落としてた?

寝てたのかな、私

ネッチョリしたどす黒さはあったけども

挑発に乗るって意味では勇敢なのかもしれないけど

優しさはかけらも無かったよね

 

あとさ、モンタギュー家は

ロミオ、ベンヴォーリオ、マキューシオの男三人が出てきて

ケンカ売ってくるんだけど

キャピュレットはティボルト一人なの

それなのに全然迫力で負けてない

大ちゃんティボルトのオーラと威圧感パネェ

 

大ちゃんは感情を爆発させる演技がとても上手な役者さんだと思ってて

でも、逆にそこがちょっとクセがあって

急に感情が爆発したように感じると

「エキセントリック」な印象になる時があるのね

今回はそういうのも上手くコントロールされてて

役にも合ってたし

「全タイプの女は抱いたぜ、叔母ともやったぜ、でもジュリエット欲しい」

っていうなんかどす黒いティボルトがむっちゃ合ってたんです

 

合ってると言えば

衣装!

衣装もすごいんです

衣装っていうかヒモ

フロントがヒモ

亀甲縛りのような格子状のヒモ着てて

(着るというか付けるというかw)

もう裸にジャケットでええやん、ヒモなんか意味あるの?

(保温とか肌の保護とかの役割、という観点で)

ってかんじの斬新な衣装で

テンション上がりました

赤い色がティボルトらしいし大ちゃんにとても合ってて

よく映えてた

赤でも深みのある赤で

怒りを露わにするシーンで効果的でした

大ちゃんは前半で死んでしまうのですが

爪痕残しまくりで

すっごいすっごい良かったです

いい役者さんになったなーって本当にかんじた

あと、小池先生が良い役下さったし

上手に料理して下さった

そこに大ちゃんの努力と成長が相乗効果でとっても素晴らしかったの

 

大ちゃんクラスタは絶対見てください

2017.02.24 ロミオ&ジュリエット マチネ 梅田芸術劇場 感想

むっちゃ面白かった!!!

小池先生最高!!!!

小池先生あざっす!ってなった

新演出が斬新って聞いてたけど、私初見だから全然アリ

 

現代版というか、近未来版というか、SF?

ストーリーにAEDSNSスマホ・ドラッグ・パリピが登場

演出も、プロジェクションマッピング・LED・ミラーボール使用

舞台セットが鉄筋の足場みたいになってて、そこにLED仕込まれてて

ダンスパーティーではもんのすごく派手に光る

Perfumeのライブかよ!ってかんじで幾何学模様の電飾がビカビカ

その中でダンサーがポーズキメててやっぱPerfumeのライブっぽい

まわりではパリピがウェーイしてる

衣装はジーンズだったり、スカジャンにチュチュ、ニーハイソックスに絶対領域

こちらも現代的

アンサンブルが大きな♡作ってその中に役者が入る振り付けなど

印象的なダンスもいっぱい

現在とは違うけど、ファンタジー現代ってかんじで世界観も面白かったです

衣装やセットが、凄く不思議な世界観を作っていて

ロミジュリのストーリーなんだけど

全く違う話になってました

 

そしてゆん最高

ゆんは、王子だったり、悪魔だったり、貴族だったり

そんな役しか見て無かったけど

女の子に恋してる普通の男の子が新鮮!

実際にはだいぶ普通ではないんだけどw

でも悪魔や王子よりは現実寄りというか・・・

そういう普通の感情を演じてるのがとても新鮮で良かったです

 

演出がとにかくぶっ飛んでて 

小池先生は、なんでも敏感ですぐ取り入れちゃうセンスが素敵

こういう事がどんどんやれるから

いつまでも第一線で活躍してるんだろうなと

本当に実感しました

プロジェクションマッピング、LED技術だって取り入れるし

古典のロミジュリにAEDスマホ(携帯じゃないスマホ)、SNS入れちゃう

それが、独特の衣装と世界観で近未来SFファンタジーっぽくなってて

全然違和感なかった

ジュリエットの

「神父様からのメール読んでないの?」

の台詞の破壊力

すっごく面白くて、ストーリー破たんしてない

小池先生スキー!!ついて行きます!!!って思いました

 

ロミジュリのストーリーはすれ違いの物語だから

深く考えるとツッコミどころは色々あるけど

すっごく上手く現代にアレンジされてて

そんな解釈しちゃう?!って驚きの方が上回って

私はとても楽しく見れました

 

あと、キャストそれぞれソロがあって

一人づつ見せ場が用意されてる

そういう演出も小池先生の大好きな所

実際の出演時間は短くても

全員が爪痕残していく

ソロでじっくり聞かせてくれる

バランスがとても良いです

 

一回しかチケット取ってないの後悔;;;

チケット買い増ししたい

Wキャストだから、気になるキャストと行けそうな日程見たら

一回しか取れなかったんだよう

迷ってる人は是非!!当日券出るらしいので見て欲しいです

 

 

2017.02.24 ミュージカル ロミオ&ジュリエット 役者感想 ① 古川・生田・渡辺 

2017.02.24 ミュージカル ロミオ&ジュリエット 役者感想 ② 矢崎・小野・岡・川久保 

 

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観劇のマナー というかススメ

2.5次元の舞台のチケット当たったけどマナーとか分かんない!

初めて若手俳優の舞台観に行く!

って人に経験をお伝えし、オススメを押しつけていくスタイル

一般的な観劇マナーは色んな所にあるので特に2.5次元を楽しく見る方法をご紹介

 

「前の日はよく寝て、楽な服装で。チケットは何があっても忘れるな!

上演中にゴソゴソ動いたらしばく。あと、トイレは早目にいっとけ!」

これだけ。

 

でも詳しくは以下に。

 

 

 

その1 とにかく体調を整えておく

これ最重要事項

推しと同じ時間と空間を共有するのだから

全てを受け止められる万全の体勢で臨みましょう

初めての観劇で前日に興奮して眠れず、劇場で眠気が・・・

風邪を引いてしまってシンドイ

こんな状態で観劇したらもったいない

舞台の3時間を最高のテンションで過ごせるよう

前の日は早く寝て元気いっぱいにしておきましょう

 

その2 持ち物

・チケット

 これだけは忘れたらどうにもなりません。最終確認を怠らず

・双眼鏡(オペラグラス)

 どんなに最前でもあったら便利

 推しの汗やカラコンの色、衣装の細かい装飾、凝った舞台装置まで見る所は満載

・ハンカチ

 演技に感動するだけでなく、推しが尊すぎて泣けることもあります

 咳が出た時はハンカチで押さえて少しでも消音します

・目薬

 まばたきする間もなく推しをガン見してたら目はカッピカピに

 劇場は乾燥しているのでコンタクトの人は特にあると便利

・A3の入るショッピングバッグ(布製がオススメ)

 パンフレット用

 パンフレットを買っても袋をくれない時が多いです

 本屋でもらうビニール袋はカサカサ音がするので良くない

 推しの舞台写真やグッズが増えても安心

 帰りの電車で戦利品を人に見られる心配が無い

 

その3 楽な服装で!

長時間椅子に座っていられる服装がオススメです

3時間近く狭い椅子にじっと座っていられる服かどうか、これ重要

劇場のイスは映画館よりだいぶ小さいです

ウエストのキツイミニスカートや着慣れていない着物

背中にぼたんや大きな飾りが付いているものはオススメ出来ません

誰もおめーの事なんか見ちゃいないから安心して?

みんな舞台しか見てないから

演技中、推しは客なんか見てないから気合入れてめかしこまなくて大丈夫

東宝系は「スカートにアンサンブル」などの綺麗目系

2.5次元はお出かけに行く位の服装の人が多いです

あと、作品によるけど「コスプレ」は基本不可です

観劇とイベントは違うので

劇場のトイレでお着替えも厳禁

電車に乗っておかしくない位の服装で臨みましょう

 

その4 椅子に上手に座る

劇場のイスには「正しい座り方」があります

「背もたれにしっかり肩を付ける」が基本なのですが

やってみるとなかなか難しい・・・

そこでオススメの座り方

「浅めに腰かけて背中をもたれる」と上手くいきます

奥まで腰を入れて深く座ると

背筋が伸び、疲れます

どうしても途中で猫背気味になってきて肩が離れてしまい

前かがみの体勢になります

前かがみの体勢は周りの人に大変迷惑がかかるので避けたい

でもじっと背筋を伸ばして座るのもシンドイ

ちょっと前でに座ると楽なのでやってみて下さい

この座り方は座高が低くなるので後ろの人にも優しい

ちなみに、劇場のイスは

「しっかり背中を付けて座って後ろの席の人が見える」

つくりになっているので

前のめりになると、頭が邪魔になって後ろの席の人が舞台が見えなくなります

客も協力して、観劇が出来る構造になっているのです

 

その5 座った膝の上には何も置かない

これむっちゃポイント!

3時間ずっと膝の上に置いて座ってると

パンフレットさえ重たくなってくるから

ちょっと足を組み替えただけで「がさ!!」つって凄い音するの

あと、カバンに手が当たってゴソゴソいったり

劇場は音が響く作りになっているので小さな音でも周りによく聞こえます

持ってきたカバンは椅子の下にしまいましょう

足元に置くと、足を動かすスペースが少なくなって疲れるし

他の人が通れなくなるので

椅子の下にグイっと押し込むのがオススメです

大き目の手荷物はロッカーに預ける

客席内は狭いので余計な荷物は持ち込まない

劇場内にはロッカーが沢山ありお金が返却される事が多いです

キャリーケースは入り口で預かってもらえます

客席で必要なのは

「ハンカチ・双眼鏡・目薬」

だけだ!!!

三種の神器のみを膝に置いて観劇するのをオススメします

 

その6 困ったことがあったら劇場の人を呼ぶ

・前の人が帽子を脱がない(私恨

・前の人が前のめり(私恨

・前の人が盛り髪(私恨

・撮影してる人がいる(私恨

などなんでも困ったことがあれば迷わず劇場の人を呼んで注意してもらいましょう

直接注意するとお互い嫌な思いをするので

劇場の人に注意してもらうのが一番です

ちょっと早めに着席して、自分の周りにおかしな人がいないか確認しておくといいかも

開演後もドア付近に係員さんが在中してるので

困ったときは助けを呼びましょう

分からない事がある時も劇場の係員さんに聞いたら教えてくれます

 

その7 観劇前の水分は控え目に

観劇前にオシャレカフェでお茶しようと思ってるあなた!!

バーカンでコラボドリンクを飲もうと思ってるあなた!!

飲み過ぎ注意です

観劇中にじわじわと尿意がきてソワソワしてしまっては台無し

上演中にトイレに立つのは最終手段

まわりの人に大迷惑をかけます

休憩時間もトイレは激混みなので安心できません

作品によっては休憩時間にお楽しみコーナーあって

休憩時間も休憩させないのでほんと気を付けて

とにかく舞台に集中できるように

体調は万全に整えましょう

 

その8 温度調節できる服装で

劇場内は空調がよく効いてるので

夏は寒く冬は暖かいくらいだったりします

心地よい温度を保てる服装をすることも

舞台を集中して観るのには大切です

私は冬はジャケット・夏はストールを持っていきます

 

その9 その他一般的なルール

・開演前に携帯の電源は切る

 バイブ・消音はダメです

 バイブは振動音がブンブン響くし、消音は「緊急速報・アラーム」が鳴ります

 また、着信があるたびにスマホの画面が光るので近くの人は目に入って迷惑です

・お喋りは禁止

 どんなに推しが目の前で尊くても「キャー」とかいってはダメです

 友達と「推し超可愛い」とか感想を言いあうのもダメ

 小さな声でも小さな動きでも劇場は凄く目立ちます

 心の声が漏れてしまわないように普段から修行をしておきましょう

 笑い声や曲終わりの拍手は可です

 また、舞台の演出で「コール&レスポンス」は大きな声で答えてください

・上演中は動かない

 不動でじっと座っているのが理想。拍手は別

 これ、やってみるとけっこう難しいから

 二時間以上微動だにしないってかなり体力いります

 だから前日までに体力整えておいたり

 楽な服装がオススメなんです

 どうしても動くときは暗転中か

 賑やかなシーン、日替わりシーンなどワチャっとしてる時がいいです

 間違っても歌い上げる系しっとりリバラードの時に動くな(私恨

 癖なのか、上演中ずーーーっと髪を触ってる人が隣りだったことあって

 目の横位から腰まであるロングヘアーをずーっと手で梳いてて

 「髪しばれよ!」って言いたくなった(私恨

 そのくらい、隣と近いし動かれるとストレスなのでお気を付け下さい

 

 

スタンディングオベーション

 舞台が終わると、役者が挨拶のために順番に舞台に出てきます

 客が拍手でそれに応えます

 これがカーテンコールです

 (一人ずつ出てきてお辞儀するご挨拶の時は座って拍手する

  一度全員がハケテも拍手が鳴りやまないと再度役者がご挨拶に出てくる)

 (作品によってこの辺はすごく違うので周りの空気をよみましょう)

 ものすごく感動した時は2回目以降のカーテンコールで

 「スタンディングオベーション」通称「スタオベ」が行われます

 客が立って拍手する事です

 この時だけは客が立ってもいい事になってます

 「ものすごく良かった」事を役者に伝える最大の賛辞方法です

 誰も立ってなくても「自分が物凄く感動した」なら

 立って拍手をすれば良いんです

 他の客は止められません

 時々そうやって意思表示をする人もいます

 これはそういうルールなので、立って拍手してる人に

 「座って下さい」というのは無粋です

 まぁでも、一人だけ立ってる時はキャストが全員揃った頃には

 着席した方がいいかなーとは思うけど。目立つし

 役者が再入場した時に立ってるのが見えれば「良かった」のを伝える事は出来たわけだしね

 逆に全員がスタオベしてても、自分が良くなければ着席していればいいのです

 2.5ではけっこう頻繁にスタオベが行われます

 一般の舞台でも千秋楽など最後の公演の時はスタオベが時々あるので

 そういう場に遭遇したら一緒にスタオベに参加してみて下さい

 

 

色々ルールはありますが

観劇の一番の醍醐味は

「劇場にいる全員が同じ時間と空間を共有し、皆で一つの作品を作る」

という事です

客も作品作りに協力しなくてはいけません

上演中に大きな声を出したら一気に台無しになっちゃうでしょ?

舞台が「生もの」といわれるのはそういう所です

映画とは全然違うんです

役者は、その場の、その瞬間にいる人だけに向かって

演技をしてくれるのです

 

あと、2.5次元とか若手俳優は「出待ち・入り待ち禁止」の人が多い

役者個人では良くても作品によって禁止してたり

作品ごとで対応が違う事もあるので、よく確認を

東宝系の作品や役者は出入り待ちOKの人が多いです

両方出てる人はどうなるの?ってとこですが

古川雄大さんなんかは

東宝の作品の時は出入り待ちに対応してくれる時があるけど

2.5次元作品の時は禁止

などあるようです

個人の意見としては、仕事前に疲れさせたり

疲れて帰る時に対応させる「出入り待ち」はする気になれませんが

「出入り待ち」は演劇文化の一つとしてあるので

 参考まで

 

良い観劇ライフを!!