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観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2017.02.01 ミュージカル しゃばけ しゃばけシリーズ15周年記念  ソワレ ニコ生 感想

舞台化される前から大好きな原作

ふっきーと植ちゃん、えーじさん、せーじろさんが出るなんて絶対観なきゃ!

と思いながらも劇場に行く事が出来なかった・・・

関西でも上演して;;;

ニコ生配信してくれて本当に嬉しかったです

 

感想

 

佳作!!!

これぞミュージカル!!!

これぞ舞台!!!!!

プロジェクションマッピング

今流行りの派手な演出を使うことなく

歌と演技でしっかり物語を魅せる

正統派のミュージカルでした

基本がしっかりしてて、安定感抜群

特に曲がいい

江戸時代の設定なので歌詞がしっかり日本語で

三味線(たぶん)とか和楽器が使われてるのが世界観作ってて素敵だった

「SAMURAI フューチャー」とか無いのが良かった(私恨

(※劇場でいきなりサムライフューチャーの歌詞聞いた衝撃は忘れない

浅井さんの作る音楽好き

優しくて、ほんわかしてる

あやかしーズの

「われらあやかし、お調べいたします♪」

の曲特に好きだった

あと、ほんわかした浅井さんの曲に合った

振り付けも良かった

OP・EDの「ここは長崎屋♪」のお辞儀する振り付けとか

カテコで合掌して顔の横でひっくり返す振りとか

分かりやすく簡単で、一緒にちょっと踊れちゃうかな?ってかんじで

とても印象的な振付

ファンタジーだけど江戸時代なので

あまりダンサブルなのもおかしいと思うのだけど

ちょうどいいくらいの振り付けだと思いました

兄やズのOPのカッコイイダンスもその辺が凄く絶妙でした

 

浅井さんは、地に足の着いた舞台が本当に上手くて

とても好きな演出家さんです

そして、ほっこりして心が温かくなるような舞台が多い

 

浅井さんの演出と「しゃばけ」の世界観がぴったりマッチして

相乗効果で本当に素敵な舞台に仕上がっていたと思います

 

アンサンブルのスキルがめっちゃ高い!!!

アンサンブルで一人物凄い歌が上手い人がいて 

おかげで合唱がとっても安定してました

振付と殺陣指導の先生がアンサンブルに入ってたので

そこでも安定感が出てたと思います

カテコでアンサンブル4人しかいなかったの知ってビックリしました

もっと沢山いた気がした~

 

家鳴役の子供たちも舞台に良いスパイスだった

思ったより大きい子が出てるなーと思ったら

途中で子供の頃の一太郎や兄やズも兼ね役してて

演出が上手いなーと感じました

 

 

役者感想

 

藤原祐規さん (屏風のぞき役)

一番に藤原さんがくることからお察し頂けると思いますが

ふっきー最高!!

配役前のキャスト発表の時から

ふっきーが屏風のぞきだったらいいなと思ってたのですが

本当にぴったり!

ふっきーの魅力が存分に発揮されてました

本当にいい役者さんです

屏風のぞきの粋でいなせな雰囲気とコメディセンス

ツンデレなかんじが本当にピッタリです

屏風のぞきはキャラクターがとても魅力的で

仁吉や佐助とは違う方向から一太郎を大事に想って手助けします

少し距離を置いてて直接的ではないけど、一太郎を大事に想ってる

ツンデレな部分の演技、ふっきーが最高に上手いの

元から屏風のぞきは好きなキャラクターだったけど

ふっきーが演じたことでもっと好きになりました

「あやかしーズ」のリーダとして

演技や歌でも他の二人を引っぱっていました

家鳴役の子供達のめんどうも見ていたしね

ふっきーはいつも子供に好かれるね

原作では脇役のキャラクターだけど

今回の舞台では主要キャストでした

ふっきーの存在が舞台の格を何ランクがあげていたと思います

問題の日替わりシーンを回すのもふっきーだし

あそこはえーじさんとせーじろさんが大暴走なので

話を戻すのに物凄いエネルギーを使いそうwww

 

屏風のぞきの衣装もすっごく素敵でした

赤と白の格子模様の着物に同じ柄の足袋

合わせのところは薄紫のオーガンジーみたいな布が使われていて

動くとヒラヒラして綺麗

格子の所々にスパンコールなのかキラキラした布が使用されていて

ライトに当たると質感が違って面白いです

 

壁の一部が回転扉になっていて

片面が市松模様、片面が真っ白な壁

屏風のぞきが出てくると、真っ白に

隠れると市松模様になってて

とっても面白い演出でした

扉の端をそっと開けて覗いてたり

上手く効果的に使われてました

拗ねて屏風の中から出てこない屏風のぞきが

扉をパカパカしてるのが可愛かった

 

とにかくふっきーが素晴らしく良いので

藤原ファンと屏風のぞきファンは見たらいいと思います!!

 

植田圭輔さん(一太郎役)

おなじみ植ちゃん

界隈でも売れっ子の人気も実力も安定の役者さん

演技は良かったし、歌も上手くなっていました

ただ、植ちゃんは一太郎とちょっと印象が違ったかなぁ~

なんかさ、植ちゃんって生命力に溢れてるのね

一太郎はいつも死にそうで病弱なキャラなので

もう少しヒョロい役者さんが良かった気がする

最後、墨壺の暗夜と対決する時も

植ちゃんだったら一撃で倒しそう

なんというか、みんなが手助けしたい儚さが無いというか・・・

植ちゃんだったら自分でなんとかしそうだし

少年漫画の主人公みたいなエネルギーがあるんだよね

漢気溢れてて皆が付いてくるような

一太郎とは違うカリスマ性があるのね

そういうのが透けて出てしまうので

一太郎の雰囲気には合ってなかったかな

植ちゃんの中の人の事をよく知ってるので私の目が曇ってるのかもしれないけど……

あ、あとズラの境目がちょっと分かりやすすぎるので

そこはもう少し何とかならんもんか

他の人はそれほど目立たないんだけど

植ちゃんちょっと目立ちすぎでした

座長としては、カンパニーをしっかりまとめてる印象

兄やズがクセのある役者なのにまとめてるのはリアル一太郎

えーじさんの扱いはお手のもの

(ペダルの時は「猛獣使い」と呼ばれていた)

せーじろさんもキレッキレに面白い人なの

最後カテコの挨拶もホントにしっかりしてる

兄やズが大暴走する日替わりシーンもちゃんとしめられるのは

植ちゃんの実力あってこそだと思いました

さすが経験豊富な人気俳優です

 

中村誠二治郎さん(仁吉役)

色気ハンパなーい

惚れるー

せーじろさんが演じた役で一番好きかもしれない

メイクとズラと衣装がめっっちゃ合ってる

目線の色気がすごい

OPでキャラ紹介の時

正座して左右を見るだけのシーンも色気がハンパナイ

とにかく色気マシマシでソフトな雰囲気

荒っぽい佐助役のえーじさんとの対比も際立っていました

立ち姿もいつも内気味にしていて

えーじさんとそんなに体格変わらないと思うのに

すごくほっそりして見えました

あと、歌ウマ!!!

エモーショナルな歌唱なので

歌い上げる系の曲を一曲位歌って欲しかったな

もっと歌を聞きたいと思わせる声です

「ここは長崎屋」の全員自己紹介の時

足のステップだけ参加して手の振りはやってないの

みんながニコニコ楽しそうに踊ってるのに手はずっと体の前で組んでて

スンッて顔してて

そういうちょっとしたところが仁吉らしくて本当に素敵でした

とにかく、せーじろさんの魅力が満載すぎてたまりませんでした

 

 

滝川英治さん(佐助役)

みんな大好きえーじさん

日替わりシーンは収録があったために抑えてたらしいけど

アレで抑えてたなんて普段はどんだけはっちゃけてたんだろう

えーじさんだからむちゃくちゃやってるのは想像出来るけどw

佐助は荒っぽいキャラなので

声も作っていてガナリ声なのが少し違和感

えーじさんのいい声がもったいないかんじがした

仁吉と対照的にいつも外側に開き気味に立っているので

体の大きい印象でした

いつも佐助は体の前で手を揃えてるのに対し

仁吉は両手を広げてるので二人の対比がいいかんじ

演技は安定してて滑舌もいいし雰囲気も合ってたんだけど

「悪くなかった」って印象になってしまうのは

声を作ってたからだと思う

普通の声でも十分佐助っぽくできると思うんだけどなぁ

荒々しいけど一太郎を想ってる溢れる愛情は凄く出てました

佐助が一太郎を想ってるのか

えーじさんが植ちゃん大好きなのか

ペダルでの二人の関係を思い出すと面白いです

この二人は中の人の関係が舞台にも反映されてたんじゃないかな

次回作で更に役と馴染んだらもっともっと良くなるだろうなと思います

 

大平俊也さん(鈴彦姫役)

鈴の付喪神

ふんわりとした女性役で大変良かったんだけど

ダンスとか

時々キレッキレな時があって

もう少し女性らしいはんなりさあれば良かったなと

手先とか・・・

ふっきーが指先まで色気があってゆったりしてるので

比べてしまうのかもしれない

セリフの言い回しとか可愛らしいし

歌が凄く良かったので余計目立つのかなー

唯一の女性役なのでダンスも一人タイミングずれたり

振りが違ってて

そういう所も沢山あったんだけどね

歌はとても可愛らしくて素敵でした

ミュージカル俳優みたいに特別上手いわけではないけど

よく通る声で「あやかしーズ」の三人の時は

本当によく聞こえる

「綺麗な鈴の音のような声」でした

あえて男性が女性役をする良さがあったと思います

付喪神」なので神だから性別を超越した雰囲気がありました

特にセリフの語尾がとても可愛らしかったです

力は無くても一太郎を危険から守ろうとしたり

家鳴達を可愛がったり

とってもキュートで優しいキャラクターがピッタリでした

 

逢沢優さん(栄吉役)

歌ウマ―!!!

発声や歌唱が他の人とはちょっとレベルが違う上手さでした

ミュージカル俳優なのかなと思ったら

劇団四季出身の役者さんでした

やっぱりなー

USJでダンサーの経験もあり

すっごくポテンシャルの高い役者さんだったのですね

界隈舞台(この舞台2.5次元ではないかもしれないが)は初めてだったそうなので

これから他の舞台でも活躍されるとイイナーと思います

逢沢さんのような基礎のしっかりした役者さんが居たことで

この舞台が安定していたのかなと思います

植ちゃんとのデュエットのハモリがすっごく美しかったです

声とセリフ回しがとっても優しいので

原作の「顔が広くて遊びもこなす」栄吉のイメージとは少し違った印象

友達想いで優しく実直な良い人、ってのが前面に押しだされていた 

逢沢さんはクラシックバレエ経験者だそうで

今後、栄吉のダンスシーンも期待できるかもしれないw

 

 

福井将太さん(守狐役)

守狐あんなキャラでいいの?www

おバカ可愛いすぎ

面白くてすっごく良かったんだけど原作とかけ離れすぎじゃない?

面白いから良いけど

あやかし三人のバランスとしてはとっても良かったのでいいか

守狐は一太郎の母「おたえ」の守役なので

原作の中では、他の妖怪と群れずにお高くしてる印象だったんだけど

いつもオチ担当で面白すぎました

舞台のオリジナルキャラと思ったらいいか

福井さんは、最遊記の「ぎょくめんこうしゅ役」でアンサンブルだったのが初見で

イイナ!って思った役者さんだったので

役付きで舞台で拝見出来て嬉しかった

劇団所属の俳優さんなので、舞台慣れしている

とても滑舌が良い

歌もすっごく上手い

ダンスもキレッキレ

家鳴たちと一緒に「我ら家鳴♪」を歌うのが可愛かったです

とにかく面白いし、演技にキレがあって良かった

原作とキャラが全く違うのにちょっとビックリしましたが

嫌なかんじでは無くて、とても良いキャラ作りで

いい意味で裏切られた

OPの兄やズとのかっこいいダンスがあるんだけど

守きつねがカメラに抜かれすぎてて兄やズのダンスが見えないw

スイッチャーさんに愛されすぎ

暗闇に銀髪が目立つしダンスのキレがハンパナイ

これからもあのキャラで行くのかな

楽しそう!期待!!

 

川下大洋さん(日限の親分役)

渋い!!!

日限の親分は原作であんまりイメージ湧かなかったんだけど

こういうかんじか!ってハマりました

濃い緑に赤いポンポンが付いた衣装が可愛かったです

日限の親分と、兄やズが歌う

「まんじゅうでーす♪」の歌は

ミュージカルらしい曲でとっても面白かった

えーじさんとせーじろさんが交互に

「まんじゅうで~す」って日限の親分に勧めるメロディで印象的だし

気まずくなると「まんじゅうでーす」って歌い出すので

面白いシーンでした

 

 

萩野崇さん(暗夜ー墨壺ー役)

スゴイ良かったーかっこいい!!!

墨壺が付喪神になりかけて

首を傾げながら怪しげなカクカクした動きをするとこ

コンテンポラリーダンスみたいなかんじで

異様な雰囲気が出てました

小さなライトを使う演出も曲も良かった

墨壺が人を襲う理由がはっきりして分かりやすく納得できるので

最後、あっさり引き下がって一太郎に切られるのが物足りないというか

なんか怨念が凄くかんじられたので

もう少し執着して暴れても良かったのでは?と感じた

悪役とはいえ同情できる境遇なので最後可哀そうでした

萩野さんの墨壺の演技が良いのだろうなー

だからか最後があっさりすぎる印象

去る時にもう少しタメか何か一言セリフがあったらなぁ・・・

出番はOPすぐからあったから、出番が少ない事は無かったんだけど

もう少し見たかったです