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観劇アレコレ日記

いわゆる「イケメン舞台」についてのアレコレ。

2016.07.26ソワレ 7.27マチネ 少年社中 「三人どころじゃない吉三」 紀伊国屋ホール ① 感想

ネタバレしてますので、閲覧注意!!!

トーリーの核心に触れてますので初見で楽しみたい方は

絶対観劇後に読んでください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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トーリーについて

どこから説明しようか・・・

と迷ってしまう内容

人間関係は複雑で理解するのがとても困難

しかし、ストーリー自体はすごく単純

トーリーが単純だって気づくのがラストになってから

それまでは登場人物の人間関係の複雑さに惑わされてしまう

自分はバッドエンドのラストや重い話が苦手なので

途中は結構しんどくて心折れそうだったな

そういう人の為に言っておくけど、ラストはハッピーエンドだから安心してね!

 

複雑な人間関係は一旦置いといて

話の大きな流れで考えるとタイムリープのストーリー

登場人物たちが殺し合ったり、死んでしまうバッドエンドを

ハッピーエンドにすべく、何度も何度も同じ時を繰り返す

という内容

それが説明されるのが物語の終盤で

我々はタイムリープで繰り返されている中の

一つのバッドエンドを見せられている事に気づく

(主な物語はここ)

これがなかなかなヘビィな話で、心通じ合った登場人物同士が殺し合うもんだから

見てて辛かったわー

死体の山になるシーンの時

「ああ、東京まで観劇にきてこんなシリアスな舞台で心折れそう」って悲しくなったもん

まぁその位、鬼気迫る演技なんですけども

私は「舞台=娯楽」って考えてるタイプなので

観劇するならハッピーになって、日常を忘れて幸せな気持ちになりたいのね

途中までは真逆の運びなので、かなり辛かった

何度タイムリープしてやり直してもバッドエンドになり

そのバッドエンドを何度も何度も

違うバージョンで見せられるの

繰り返せば繰り返すだけ、違う形で誰かが不幸になっていく

考えるだけで辛くない?

そして(主に私の)心が折れそうになっても

何度も何度もあきらめずに物語を繰り返す主人公お嬢吉三(拡樹)と康申丸(匠馬)

思い出すだけで暗い気分になるわww

まぁその位、鬼気迫る演技なんですけども(再び

 

 

しかし、最後の15分(体感)で一気にハッピーエンドのエンディングを選択し

全員が幸せな結末を迎え

それぞれのその後が描かれます

 

ここで、ああ、良かったーってなります

ラストは、キャスト全員での大団円

お祭り騒ぎで煌びやかなEDです

そして、ラストの拡樹くんのウィンク

ここに物語の全てが集約されてる

これは語ると長くなるので次の記事に書こう

 ↓次の記事

少年社中 「三人どころじゃない吉三」 2016/07/26ソワレ・7/27マチネ 紀伊国屋ホール ② 役者 

 

ずっとバッドエンディングを見続けたので心がすさみ

もう少しハッピーエンドの内容を長く演じて欲しかったなー

って位には私の心は病みましたww

 

だからね、初見で見た時はけっこう疲れた

笑って「面白かったー」って劇場を後に出来なかったよ

途中が重すぎてさ

二回目は最後はハッピーエンドって分かってるから安心して見れました

これから観劇される方は、是非2回以上見て欲しいと思います

感じ方が全然違ってくるから

人間関係の複雑さも難しいし

自分は2回目の方が断然楽しめたかな

自分みたいなタイプの人にあらかじめ知っておいてもらいたいのは

「最後はハッピーエンドだから安心して!」

って事です

 

 

 

複雑に絡み合った人間関係と

グルグル巡る100両と康申丸について

これが物語のミソのひとつである

無関係に見えた登場人物全員がどこかで繋がっている

しかもかなり密接に

実はこの二人は親子で、とか

実はこの二人は兄弟で、とか

ここが結婚して義兄弟に

みたいな関係性多発

繋がりが発覚し、関係性がこんがらがるところが面白さのひとつ

実年齢と逆の配役がさらに混乱させる

(年下の役者が親で、かなり年上の役者が息子、とか)

途中で混乱してきて、人間関係の相関図を理解できない

自分は途中で関係性を理解するのを諦めて観た

 

人間関係の複雑さに気を取られてしまうと

そっちを理解するのに気を取られて、話を楽しめなくなってしまう気がします

初見なら、人間関係は理解するのを放棄して

流れに身を任せて見てしまうのも手かと

勿論、人間関係をしっかり把握してからでも面白いんですけど

2回見ても、イマイチよく分からないところがあったのも事実

大きな流れで行くと、人間関係の複雑さはあまり関係なく

お嬢吉三を中心とした登場人物をハッピーにするタイムリープって話なので

それを基礎知識として知っておいてから見るのでも

印象が違うんではないでしょうか

 

そして、人間関係の中をグルグルめぐる100両と康申丸

100両と康申丸が複雑な人間関係の中で

色んな人の手に渡っていきます

別々に回ったり、同じ人が同時に持ってたり

 

誰がどういう関係で誰に100両があって誰が康申丸を持ってて

ってのは説明のしようが無いので

省きますwww

説明すると自分が混乱しそう

もう一回見る機会があるので、スッキリ解決出来たら

相関図でも書くかな

 

 

その他所感

複雑に絡み合った人間関係は

絡み合った縁(えにし)を象徴しているのか

絡み合った縁をほぐして、ハッピーエンドに持って行くのがお嬢三吉の役目なので

明快な人間関係では釣り合わないのかも

また、話自体はとても単純なので

人間関係の複雑さが話に深みを与えてるのも事実

この、大きなストーリーの単純さと

人間関係の複雑さの対比が素晴らしい

根底に流れるのが単純なストーリーだったって明かされるのも

ラストだしね

原作が面白いのかな

原作では、全員死んで救いの無いラストのようだけど

社中ではそうは持ってかない

全員ハッピーになるラストを模索し

何度も繰りかえすお嬢(拡樹)の真摯さにグッとくる

毛利さんの手腕が発揮されてると感じます

 

手放しにハッピー♪ってなる内容ではないけど

ラストに救いがあって本当に良かった

そこは少年社中らしいというか

(救いがあるっていうかハッピーエンドなのだけどね)

 

 

初見と回数重ねてから見るのとでは、感想が違うのが

毛利さんの脚本さすが、ってかんじです

 

社中は、毛利さんが、当て書きでキャラやストーリーを作るから

役者に無理が無いってのが良いと思う

今回は40歳の井俣さんが19歳の役、とかそいういうのはあるんだけど

拡樹くんがDMCやってたときのような違和感は感じなかった

「人気のキャラに人気の役者当ててみました」

みたいなアレね

それはそれで面白いとは思うのだけど

あまりにもかけ離れたキャラクターって見てて辛くなる

役者にピッタリで最大の魅力が引き出されるキャラ設定

これも社中の魅力だと思います

 

 

 

こっからは自分の観劇感

この作品を見て、

自分って舞台に求めるものは「ハッピーさ」なんだなとつくづく感じた

ハッピーさと、歌と音楽とダンス

そういうものが凄く好き

トーリーは多少暗くても良いけど

ワクワクするような音楽やダンスで、役者がキラッキラしてるのを見るのが好き

 

劇団の舞台は演技が中心になってくるので

自分の好みとは離れてしまう

トーリーの面白さとか、役者の演技の素晴らしさも見て楽しいけど

今回の舞台に、もう2曲ぐらい歌が入ってたら満足だったなと

途中、岩田君のラップ入るんですけどね

私が楽しかったのはOPとEDの全員でのダンス

堀池さんの綺麗なジャンプとか

龍ちゃんのウネウネダンスとか

全員でのキメポーズとか

そういうの見てたら幸せな気分になれたな

社中は、そういうのがギリギリのバランス

これ以上ダンスや歌が少なくなったら自分はちょっと寂しい

自分はストプレは好きじゃないみたいだな、ってものすごく実感した舞台だった

 

少年社中 「三人どころじゃない吉三」 ② 役者

少年社中 「三人どころじゃない吉三」  ③ あらすじと考察 

少年社中 「三人どころじゃない吉三」 ④ あらすじと考察 

少年社中 「三人どころじゃない吉三」  ⑤ 疑問点と考察 

 

 

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